2021年2月9日(火)岡崎:鳥川(とっかわ)アルプス「額堂山(432m)・水晶山(467m)・愛宕山(342m)・京ヶ峯(441.9m)・ホド田山(389.7)」コロナ禍で県をまたぐ移動が自粛されているため、県内の里山である「鳥川アルプス」へトレーニング山行に行く。
(地理院地図:御油)
【天気】 晴れ、風強し
【コースタイム】鳥川ホタルの里駐車場(8:05)~喜桜山(8:37)~額堂山(9:10/9:15)~森ヶ嶺(9:52)~ふっこし峠(10:10)~高野御前山(10:26)~水晶山(10:38/10:44)~神明宮(11:15/11:43)~愛宕山登山口(11:58)~愛宕山(12:37/12:45)~京ヶ峯(13:00)~七曲峠(13:20)~動物山(13:50)~ホド田山(14:18)~長沢峠(14:34)~林道出合(14:50)~新東名下(15:05)~鳥川ホタルの里駐車場(15:12)
県内でトレーニングに適した山はないかと探していたところ、岡崎市鳥川町に「鳥川アルプス」と呼ばれる里山があることを知る。
「額堂山」を中心として400m前後の山々が続き、周回もできるコースである。
冬型気圧配置は少し緩みつつあるが、寒くて風が強い一日になりそうである。(名古屋では最低気温が氷点下になる)
朝6時半過ぎに集合し、湾岸道から新東名道を走り、岡崎東ICを出る。
R473を少し北上し、男川を渡って右折し、さらに鳥川沿いを走り、午前8時前「ホタルの里とっかわ」の駐車場に着く。
「ホタルの里とっかわ」は、6月になるとホタルが飛び交う里として有名らしい。
「鳥川ホタルの里の山歩き」案内板がある広い駐車場には我々の車だけである。

準備をして、8:05、鳥川集会所前を通り、額堂山への道を歩き始める。

コース上には地元の方のご尽力により標識や案内板がよく整備されている。
途中所々に地元の人が名付けた山名の標識が立っている。
30分ほど尾根道を登り、8:37、最初の山「黄桜山」に着く。

黄桜山からは尾根道を行き、地蔵峠を通って90mほど登り、「額堂山」山頂に着く。
額堂山は「鳥川富士」とも呼ばれており、南方に少し三河湾の展望が開けている。

額堂山から一旦林道まで下り、再び「天空の道」と名付けられた尾根道を登っていく。

9:52、縦走路から少し外れた「森ヶ嶺」の山頂に着く。

少し戻り、林道の通る「ふっこし峠」まで下る。

林道からすぐ左手の登山道に入り、100m以上登って、10:26、今日の最高点「高野御前山」に着く。

そこから10分ほど登り、10:38、「水晶山」山頂に着き少し休憩する。

水晶山山頂からは三河湾の展望がよく、渥美半島も見えている。

三角点はもう少し先にあるが、今回は立ち寄らずに左に折れて尾根道を下る。
途中で尾根が二股に分かれるが、どちらの道からも神明宮へ下ることが出来る。
我々は左手の尾根を下り、一旦谷へ下りてすぐ、11:15、神明宮の境内に出る。
風を避けられる社務所の陰で昼食を食べて休憩する。
昼食後、参道の鳥居をくぐり、イヌハサの集落に出て、次の愛宕山を目指す。

集落にある家の庭ではすでに梅の花が満開である。

右に折れて鳥川を渡り、車道を歩いて、12:37、愛宕山登山口に着く。

ここからは鳥川を挟んで反対側の尾根道を歩いて行く。
途中午前中に登ってきた額堂山や水晶山に続く尾根が見える。

強風が吹き通す尾根道を上がり、12:37、「愛宕山」に着く。
ベンチのある休憩所の少し下に山頂標識がある。

尾根道をいくと、途中に三河湾のよく見える展望地がある。

13:00、三等三角点の「京ヶ峯」山頂に着く。

新東名道額田トンネルの上を通り、途中「平成の大崩れ」という崩壊地の横を通って下っていく。

さらに下り、13:20、七曲峠に出る。

峠からは鳥川山、ホタル山、動物山、元気山、昔山などと名付けられた山々の4,50m程のアップダウンが続く。
14:18、三等三角点の「ホド田山」山頂に着く。

ホド田山から進路を東にとり、100mほど下って、14:34、長沢峠に着く。

計画ではさらに先の「音羽富士」まで行く予定であったが、すでに午後2時半を過ぎてかなり寒くなってきたので、今日はここで下ることにする。
「長沢古道」と名付けられた谷に沿った道を15分ほど下り林道に出る。
林道を歩き、鳥川城址の下を通って、新東名のガード下をくぐる。
さらに車道を歩き、旧小学校跡の「岡崎市ホタル学校」前を通って、15:12、ホタルの里の駐車場へ戻る。
コロナ感染予防のため日帰り温泉には立ち寄らず、新東名、湾岸道を走り、午後4時半ごろ名古屋へ帰る。
初めて登った「鳥川アルプス」であったが、400m前後の山が続く稜線歩きは、アップダウン続き、予想以上に時間がかかった。
すべてを周回するコースは、トレーニングには最適なコースであると思った。
非常に寒くて風の強い一日となり、予想していた以上に疲れた。
歩行時間7時間近く、15km、累積高度1370mを歩き通して充実した山行となった。
山遊人
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