2021年1月15日(金)豊田市東部丘陵:猿投山(629m)全国的に新型コロナウイルスの感染拡大が止まらない。
関東地区に続き、本日から再び愛知・岐阜両県にも「緊急事態宣言」が発出された。
県をまたぐ不要不急の外出は自粛するよう要請されているが、感染防止対策を十分にして、山仲間3人と県内の猿投山へ地図読みトレーニングのため山行に出かける。
(地理院地図)
【天気】 快晴
【コースタイム】広沢神社(7:52)~加納山三角点(8:46)~猿投温泉分岐(9:42)~展望地(10:25/10:35)~林道(10:52)~赤猿峠(11:07/11:32)~猿投山(12:14)~林道出合(12:55/13:00)~大岩展望台(13:10/13:22)~武田道分岐(13:25)~城ヶ峰(13:50)~展望地(14:05)~武田道登山口(14:43)~広沢神社(14:47)
朝方は冷えたが、昼間は暖かな陽気になりそうである。
現地集合で、朝7時半過ぎに広沢神社前の駐車場へ集合する。
今日は、スマホの地図アプリを利用して、地形図に載っていないコースを歩く山行である。
準備をし、7:52、広沢神社の鳥居をくぐって歩き始める。

落ち葉の積もって分かりにくい踏み後を、ポイントポイントで現在地や進む方向を確認しながら歩いていく。
尾根上を行き、8:46、「加納山」と名付けられた三等三角点のあるピークに着く。

小さなピークのアップダウンを繰り返しながら尾根を歩き、9:42、猿投山への道を左に分けて北上する。
東海環状道の猿投山トンネルの上を通り、途中の展望のいいピークで少し休憩する。

一旦少し下がって林道に下り、急坂を登り返して、P514の標高点を経て、11:07、赤猿峠に着く。
峠のベンチで昼食を食べてゆっくりと休憩する。
昼食後、東海自然歩道となっている尾根道を登り、12:14、一等三角点の猿投山山頂に着く。

大勢の登山者で賑わう山頂を早々に退散する。

東の宮を通り、多くの登山者が登ってくる道を下り、トイレのある林道に出る。
林道から猿投神社へ下る道を少し行き、大岩展望台で展望を楽しみながら休憩する。
昨日から黄砂が飛んできているらしく、遠くの景色は霞んで見える。

展望台から少し下ったところで猿投神社への道を左に分けて武田道に入る。
武田道の由来は、江戸時代、猿投神社の神主さんで武田という人(武田信玄一族の子孫)が東の宮に日参するのに歩いた登山道なのでついた名称ということである。
武田道に入ると行き交う人はほとんどいない。
一旦林道に下り、登り返して城ケ峰のピークを通る。
その先の展望地のピークで、落ち葉が積もってわかりにくかったため道を間違えてしまい少し引き返す。
尾根から谷へ下り、武田道登山口の林道との出合いに出る。

林道を5分ぐらい歩き、14:47、広沢神社前の駐車場へ戻ってくる。
温泉にも立ち寄らず、猿投グリーンロードを走り、午後4時ごろ帰宅する。
風もない暖かな春のような日和に恵まれて、久し振りの仲間3人との山行であった。
里山的な猿投山にはいたるところに踏み後がついており、地図読みのトレーニング山行には最適な山である。
今日も、赤猿峠までは地形図をよく読み、現在地や進行方向などを確認しながら進まないと道を間違えやすいコースであった。
全行程約休憩を入れて約7時間、歩行距離13km強、累積標高差約1000mと、久し振りに歩き甲斐のある山行であった。
コロナ禍での山行では絶対に事故を起こさないように心がけて、安全登山に徹することが大切である。
山遊人
- 関連記事
-