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山遊人の徒然日記

山と写真をこよなく愛するおじさんのブログです。 山行記録や旅日記また花の写真などを中心によしなし事を載せていきます。 同好の方がみえましたらお立ち寄り下さい。

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山陰の名山:三瓶山(さんべさん)

11月16日(月)~17日(火)

島根県中部:三瓶山(男三瓶山)(1125.8m)

1泊2日の日程で、山仲間4人と一緒に島根県中部にある三瓶山へ山行する。
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(地理院地図)

sanbesan.png

【天気】 曇り後晴れ


【コースタイム】
女夫松登山口(10:35)~孫三瓶山(11:40)~奥の湯峠(12:00)~室の内展望台(12:15/35)~女三瓶山(12:53)~男三瓶山(13:58)~扇沢分岐(14:40)~子三瓶山(15:10)~風越(15:38)~女夫松登山口(16:20)



県営名古屋空港へ朝7時に集合し、7:50発のFDAで出雲空港へ飛ぶ。
午前9時前に出雲空港へ着き、レンタカーを借りる。
レンタカーで三瓶山南麓を走り、午前10時過ぎに「国民宿舎さんべ荘」に着く。
IMG_2493_20201119151608e8a.jpg

現地はやや曇りがちな天気である。
宿舎前に駐車し、準備をして、10:35、車道を渡って女夫松登山口から孫三瓶山に向けて登り始める。
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まだ残るモミジなどの紅葉の森を落ち葉を踏みしめながら緩やかに登っていく。
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孫三瓶山を巻く道を左に分けて尾根上に出ると徐々に道の傾斜は増してくる。
約1時間ほど登り、11:40、孫三瓶山山頂に着く。
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晩秋の枯れた草原状の山頂からは360度の展望が広がる。
奥の湯峠の鞍部まで100mほど下る。
峠から樹林帯の中を緩やかに登っていく。
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15分ほど登り返し、12:15、大平山山頂近くの「室の内展望台」に着く。
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東側には眼下にスキー場の広がる東の原展望テラスがある。
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スキー場の観光リフトで登ってきた観光客が三々五々憩っている。
我々も展望台のベンチで昼食を食べて休憩する。
昼食後、20分ほどジグザグに登り、たくさんの電波塔の建つ女三瓶山山頂に出る。
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山頂からは最高峰男三瓶山が眼前に大きくそびえているのが見える。
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女三瓶山から少し下り、兜山の岩場を登って尾根上に出る。
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最後に100mほどの岩場の急坂を登り切り、山頂直下のカヤトの原の中に建つ避難小屋前を通り男三瓶山山頂を目指す。
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このころより時々ガスがかかりだすが、13:58、三瓶山最高峰の一等三角点の建つ男三瓶山山頂に立つ。
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ガスが切れるとすぐ下には避難小屋が見える。
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男三瓶山からは300m近くの急坂を下る。
時々こけながら下り切り、14:40、子三瓶山との鞍部になった扇沢分岐に着く。
分岐からは気持ちのいいカヤトの原を行き、100mほど登り返して、15:10、子三瓶山山頂に着く。
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山頂で振り返ると、登ってきた男三瓶山が堂々と立派である。
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電波塔の建つ女三瓶山もよく見える。
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山頂を後に夕方の光でやや赤く染まりだした気持ちのいいカヤトの原を下る。
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少し先から急な下を下っていくと、室の内にある「室内池」がハート形に見える。
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30分ほど下り、15:38、風越の四つ辻に着く。
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四つ辻を右手に折れて孫三瓶山山腹の巻き道を下っていく。
あまり歩かれていないのか、落葉が積もった道は右手が切れており歩きにくい。
途中で孫三瓶山へ直登する道と合流し、夕日に染まる紅葉が美しい森の中を下っていく。
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三瓶山外輪山を反時計回りに周回して、16:20、無事女夫松登山口に下り立つ。

すぐ近くにある「国民宿舎さんべ荘」にチェックインし、その日はゆったりと温泉に浸かって宿泊する。



翌日は、夕方の飛行機出発まで、一日を出雲地方の観光にあてる。
世界遺産の「石見銀山」、白亜の灯台が美しい「日御碕」、日本の神話のルーツ「出雲大社」などを廻る。

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(世界遺産「石見銀山」)

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(日御碕灯台)

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(出雲大社)



今回は出雲地方の名山「三瓶山」に登った。
標高は1100m少しと低いが、「室の内」と言われるかつての爆裂火口の周りの外輪山を周回するコースは、一日の山行としてはちょうどいいコースであった。
紅葉の最盛期はすでに過ぎていたが、冬枯れ近いなだらかなカヤトの原をアップダウンしながら男三瓶山をはじめとする峰々を辿る変化のある山行であった。
山遊人

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