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山遊人の徒然日記

山と写真をこよなく愛するおじさんのブログです。 山行記録や旅日記また花の写真などを中心によしなし事を載せていきます。 同好の方がみえましたらお立ち寄り下さい。

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東北山行(その2):岩手山

7月9日(木)

奥羽山脈:岩手山(2038m)

二日目の今日は、南部富士とも呼ばれる日本百名山の一つ「岩手山」に山行する。
iwatesanmap.png
地理院地図

iwatesanmap.gif

【天気】 曇り時々晴れ


【コースタイム】
焼走り登山口(5:50)~第 2噴出口跡(7:25/7:45)~ツルハシ分れ(8:45/8:55)~避難小屋(9:50/10:05)~岩手山(薬師岳)(10:55/11:05)~避難小屋(11:35/12:00)~ツルハシ分れ(12:45/12:50)~第1噴出口跡(13:15/13:25)~焼走り登山口(15:05)



朝起きると曇りがちの天気で、宿舎の背後にそびえる岩手山は雲の中である。
宿で作ってもらった朝食用のおにぎりを食べ、午前5時半前に宿を後にする。
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車で10分ぐらい走り、午前5時半過ぎ、焼走り登山口前の駐車場に着く。
広い駐車場には4,5台車が止まっている。
岩手山方面にはガスがかかり姿を拝めない。
駐車場でストレッチなどをして準備する。
IMG_2147_20200713054638469.jpg

5:50、道路を渡り、焼走り登山口から岩手山に向けて出発する。
標高差1400m以上、往復9時間以上かかるハードなコースである。
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最初うちは山麓のなだらかな道を緩やかに登っていく。
徐々に傾斜がきつくなる道を1時間半ほど登り、7:25、第2噴出口跡の展望地に出て休憩する。
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眼下には岩手山の広いすそ野が広がっている。
木々が切り開かれた陸上自衛隊岩手山演習場も眼下に見える。
ここで山頂を目指すグループと、途中のコマクサ群落までで引き返すグループに分かれる。
さらに傾斜が増すダケカンバの樹林帯を登り、20分ほど歩くと第1噴出口跡に出る。
IMG_2168_20200713054458166.jpg

樹林帯を抜け、直線的なトラバース道を登っていくと、左手の砂礫地に待望のコマクサ群落が広がりだす。
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ここのコマクサは、一株が大きくたくさんの花がついている。
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まさに駒(馬)のような形の高山植物の女王にふさわしい姿である。
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点々と続くコマクサ群落に夢中でカメラのシャッターを切る。
IMG_2157.jpg

ここのコマクサ群落は日本一と言われている。


IMG_2163.jpg

急なトラバース道を1時間ほど登り、8:45、ツルハシ別れの分岐出る。
分岐を左に折れてさらに1時間ほど登り、9:50、平笠不動避難小屋に着き休憩する。
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目の前には岩手山がピラミッドのようにそびえている。
少し休憩した後、ジグザグを切って急坂の道を登っていく。
道の両側には準絶滅危危惧種に指定されている黄色のタカネスミレが群生している。
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最後の急坂を50分ほど登り、10:55、一等三角点の岩手山山頂(薬師岳)に登頂する。
P7090085.jpg

ガスも切れて周囲の展望が広がっている。
東には御釜湖も眼下に望まれる。
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5時間強のつらい急坂の続く道を無事登り切り満足感に包まれる。
噴火口を一周できる道もついているが、今回は時間的に無理である。
展望を堪能した後、11:05、登ってきた道を下山にかかる。
4時間ほどかかり、15:05、無事登山口に降り立つ。

コマクサ群落までで引き返したグループは、下山後登山口横にある焼走り溶岩流の広がる自然観察路を一周する。
焼走り熔岩流は、1732年(享保16年)岩手山が噴火したときに流れ出た熔岩が冷え固まって出来たものである。
延長は約4km、幅は約1kmにおよび真っ黒な溶岩が堆積している。
眼前には岩手山が長いすそ野を引いて雄大にそびえているのが見える。
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観察路を一周して展望台まで行くと、その下に宮沢賢治の詩碑が建っている。
登山が好きでこの岩手山によく足を運んだ賢治が、この熔岩流を見た感動を「鎔岩流」という詩にした。
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駐車場のすぐ横には、『夏の思い出』の歌を作詞した岩手に関係のある江間章子の『ベゴの舌』の詩碑が建っている。
IMG_2176_20200713054407ffc.jpg 

駐車場からは、雲が切れて山頂まで姿を現した岩手山がはじめて見える。
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午後3時半ごろ車に乗りこみ、盛岡ICまで南下し、R46を走る。
途中から国見温泉への林道を上がり、午後4時半過ぎ今日の宿泊所、国見温泉「森山荘」に着く。
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部屋に通された後、全国的にも珍しいエメラルドグリーン色の温泉に入る。
内湯と露天風呂があり、湯の温度は熱いくらいで、45℃以上あるのではないだろうか?
入浴後、イワナの塩焼きや山菜などを中心にしたおいしい夕食をいただく。
今日も他の宿泊者はそんなに多くない。
明日は最後の秋田駒ヶ岳山行が待っているので、午後8時過ぎ早めに床に就く。
山遊人

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