6月23日(火)筑摩山地:高ボッチ山(1665m)・鉢伏山(1929m)久し振りに山仲間が集い、レンゲツツジで有名な高ボッチと鉢伏山へハイキングに行く。
地理院地図(電子国土web)【天気】 薄曇り

梅雨前線が南下し、梅雨の晴れ間が期待できそうな天気である。
朝7時に集合し、車に分乗して中央道を走る。
岡谷ICを出て、R20を塩尻方面に少し走り、途中から見右折れして高ボッチ高原への林道を上がる。
午前9時45分ごろ高ボッチ高原展望台の駐車場に着く。
チラホラと観光客が来ている。
稜線近くには雲が出ているが、展望台からは残雪の北アルプスが連なっているのが望まれる。


(槍・穂高~常念岳方面)

(鹿島槍~白馬方面)
乗鞍岳も姿を見せている。

駐車場から歩いて5,6分の高ボッチ山へ行く。

期待していた富士山や南アルプスは雲の中であったが、山頂からは眼下には諏訪湖が俯瞰できる。

(昨年の秋に行った時の富士山や南アルプスの眺望)

展望台に戻るころ槍ヶ岳の穂先も雲の中から姿を現す。

駐車場まで戻り、車で15分ほど走り、10時30分過ぎ鉢伏山荘の駐車場に着く。
山腹にはレンゲツツジがたくさん咲いている。
歩いて20分程度の鉢伏山山頂までハイキングに出かける。

登る途中の斜面にはレンゲツツジが満開である。

20分ほど登り、三百名山の鉢伏山山頂に着く。

少し先の展望地まで行き、展望台の下で昼食を食べて休憩する。
コロナの関係で、展望台は閉鎖されており登ることは出来ない。
残念ながらここからみる富士山や南アルプスもガスの中である。

昼食後、11時半過ぎ、前鉢伏山へ向けて歩いていく。

前鉢伏山への道の両側は、ちょうどレンゲツツジが満開を迎えている。

前鉢伏山山頂のあたりは、遠くから見てもオレンジ色に染められている。

目の前に真っ平らな美ケ原の大地を見ながらレンゲツツジの海の中を歩いていく。

バックには北アルプスの峰々が浮かんでいるのが見渡せる。

素晴らしいレンゲツツジの群落の中の道を楽しみながらのんびりと歩を進める。

12時過ぎ、登山客が憩っている前鉢伏山山頂に着く。
山頂からは北アルプスを背景にした松本の街を見下ろすことが出来る。

山頂あたりがいちばんの見頃を迎えており、そのレンゲツツジと美を競いながら花の海の中で記念撮影。

満開のレンゲツツジを堪能した後駐車場まで戻る。
車で高ボッチ高原展望台駐車場まで戻る。
このころより北アルプス方面にかかっていた雲も切れ、槍や穂高の稜線がはっきりと望まれる。

午後1時過ぎ、上がってきた林道を下り、R20に出て岡谷ICから中央道に乗る。
中央道を走り、午後5時前に名古屋へ帰ってくる。
昨年も計画して雨天で中止になった高ボッチ高原へのハイキングであった。
富士山や南アルプス方面にはやや雲がかかり、期待していた眺望は得られなかったが、北アルプス方面は何とか望むことが出来た。
何よりも素晴らしかったのは、鉢伏山はちょうどレンゲツツジの満開時期に当たり、朱色のツツジの海の中を歩いているようだった。
何度か来ているが、今日がいちばんの見頃時期に当たったのではないかと思う。
コロナ禍で長い自粛生活が続いていたが、久し振りにさわやかな高原の空気を吸い、生き返り、再生したような気持になった。
山遊人
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