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山遊人の徒然日記

山と写真をこよなく愛するおじさんのブログです。 山行記録や旅日記また花の写真などを中心によしなし事を載せていきます。 同好の方がみえましたらお立ち寄り下さい。
No  884

熱田の名所・史跡散歩(その1):熱田三大古墳

4月17日(金)

熱田三大古墳

日本中に新型コロナウィルスの感染が拡大し、かつて経験したことのない未曽有の国難に陥っている。
ついに日本国内の感染者が1万人を超え、死者数も200人に迫っている。
昨日政府はすべての都道府県に対して「緊急事態宣言」を発出した。
このような状況の中では、とにかく国民一人ひとりが不要不急の外出を控え、「三蜜」を避けることが求められている。
全国では医療従事者などが命を危険に晒しながらも懸命に未知のウィルスと戦っている。
我が国も感染者の増大により医療崩壊も起きかねないような状況である。
また、観光関連業界や中小企業者の中には企業存続も危ぶまれるような経済状況である。

このような状況の中においても、山など自然の中では感染のリスクは少ないと考えるのか、山に行くと意外に大勢の登山者が登っている。
しかし、国中が未曽有の国難に遭遇ている状況の中では、気分的にとてもそのような気にはなれない。
従って、今まで出来るだけ外出を避けていたが、それではかえって健康にも悪いらしい。
それで、このところ2、3日ごとに、1,2時間程度近所を散歩して体力の維持に心がけている。
私の住んでいる熱田区は、古代から江戸時代にかけての史跡旧跡が多く、せっかくなのでその史跡を廻りながら散歩をしている。
山に行くことがなくなり、ブログの更新も少なくなったので、今日からは「熱田の史跡散歩」を載せていきたい。
詳細については、「熱田まちづくり協議会」が発行している「熱田ぐるりんマップ」を参考にしてほしい。



今日は、最初に熱田区の「三大古墳」を紹介したい。
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かつて名古屋は、熱田から南は海であった。
熱田神宮から北の名古屋城までの象の鼻のような形をした高台は「熱田台地」と呼ばれている。
熱田台地の南の端である現在の熱田区には遺跡や旧跡が多く点在する。
特に、弥生時代から古墳時代にかけての遺跡や古墳が現在も多く残されている。
すなわち、「高蔵遺跡」「断夫山古墳」「白鳥古墳」の三つである。



「高蔵遺跡」

高蔵(たかくら)遺跡は、熱田区の高蔵町付近で発見された貝塚・古墳などの遺跡群の総称であり、高蔵貝塚、高蔵古墳群とも呼ばれている。
現在の「高座結御子神社(たかくらむすびみこじんじゃ)」がある場所を中心として、弥生時代の環濠集落や貝塚、数多くの古墳時代の古墳群が確認されている。
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(高座結御子神社正門)

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(本殿)

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(高蔵貝塚)

境内には、赤い鳥居が立ち並ぶ「高座稲荷社」もある。
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なお、高座結御子神社は、地元では「高座さん」と呼ばれ、子育ての神様として知らている。
毎年6月1日に開催される祭礼は、高座さんの「井戸覗き」として知られている。
当日子供にこの井戸を覗かせると「虫封じ」の霊験があるとしてたくさんの人が列をなしてお参りをする。
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(井戸覗きの井戸)



「断夫山古墳」


熱田区旗屋町の神宮公園内にある「断夫山(だんぷさん)古墳」は、東海地方では最大の前方後円墳であり、古墳時代後期の6世紀前半頃に築造されたとされ、国の史跡に指定されている。
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断夫山古墳は、熱田神宮はミヤヅヒメノミコトの墓としているが、当時この地方に大きな勢力を持っていた尾張連氏の墳墓ではないかとされている。
なお、断夫山の由来は、日本武尊(ヤマトタケルノミコト)とその妻ミヤズヒメノミコトの神話伝説にちなみ、「夫を断つ」からきていると伝えられている。
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現在は「立入禁止」になっているが、小生が子供のころは神宮公園は遊び場となっており、よくこの墳丘に登って遊んだものである。



「白鳥古墳」

熱田区の白鳥公園に隣接する「白鳥古墳」は、「白鳥御陵」とも言われ、6世紀初頭に造営された前方後円墳である。
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日本武尊の陵とされ、命が伊勢の能褒野で亡くなったのち白鳥となって当地に降り立ったという伝説がある。
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なお、本居宣長が当地を訪れた際に詠んだ「しきしまの やまとこひしみ 白とりの かけりいましし あとところこれ」の歌碑が堀川側の入口横に建立されている。
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熱田神宮からこの三大古墳にかけての地域は、パワースポットとしても知られており、一度訪れてみられてはいかがでしょうか。

山遊人

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