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山遊人の徒然日記

山と写真をこよなく愛するおじさんのブログです。 山行記録や旅日記また花の写真などを中心によしなし事を載せていきます。 同好の方がみえましたらお立ち寄り下さい。
No  881

日本最古の官道竹内街道を歩いて:二上山

2020年3月23日(月)

二上火山群:二上山【雄岳(517m)・雌岳(474m)】

大阪と奈良を結ぶ日本最古の官道といわれる「竹内街道」を歩いて、多くの史跡の残る山、二上山(にじょうざん・ふたかみやま)に登る。
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【天気】 晴れ
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【コースタイム】
上ノ太子駅(9:35)~近つ飛鳥の里太子道の駅(10:33/10:43)~鹿谷寺跡(11:10)~馬の背(11:38)~二上山雄岳(11:55)~雌岳(12:13/12:35)~岩屋峠(12:50)~竹内峠(13:14/13:23)~綿弓塚(14:00)~當麻寺(14:28/14:58)~当麻駅(15:14)



すっかり春めいた暖かなハイキング日和の一日になりそうである。
同行者3名と朝7時前に近鉄名古屋駅に集合する。
7:00発,この春に投入された新型名阪特急「ひのとり」に乗車する。
深いメタリックレッド色をした車体で、気持ちのいいシートに座って大和八木駅まで乗る。
さらに乗り換えて橿原神宮を通り、9:24、上ノ太子駅で下車する。
ここで待ち合わせしていた大阪からの仲間一人と合流する。
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暖かな陽気の中、駅前から竹内街道歩きを始める。
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R166に沿って歩いていく。
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国道をはなれ、竹内街道の石碑や案内が建つ雰囲気のある街の中を歩いていく。
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飛鳥川を渡り、茅葺の旧家の残る街中の道を歩いていく。
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国道横にある「近つ飛鳥の里太子道の駅」を通り、国道を少し歩き,午前11前,二上山登山口に着く。
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ここから階段の続く登山道を登っていく。
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しばらく登り鹿谷寺跡に出る。
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ここには線彫りの摩崖仏がある。
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岩稜帯の急坂を登っていく。
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11:38、トイレのある馬の背に着く。
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右手に帰りに登る雌岳への道を分け、階段状の道をジグザグに登っていく。
雄岳の山頂から少し行ったところに悲劇の皇子「大津皇子」の墓陵がある。
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万葉集にある姉の大来皇女(おおくのひめみこ)が詠んだ歌が有名である。
大津皇子がひそかに伊勢神宮に下向してきた時に詠んだ歌
 「わが背子を大和に遣るとさ夜深けて 暁(あかとき)露にわが立ち濡れし」
大津皇子を二上山に移葬したときに詠んだ歌
 「うつそみの人にあるわれや明日よりは 二上山を弟背(いろせ)とわが見む」

二上山雄岳山頂まで戻る。
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雄岳から馬の背まで引き返し、雌岳へ登る。
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雌岳の山頂には大きな日時計が作られており、そこからの神戸、大阪方面の眺望がすばらしい。
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たくさんの人が憩っている雌岳山頂のベンチで昼食を食べて休憩する。
休憩後、12:35、岩屋峠へと下山にかかる。
途中には山桜がすでに咲き始めている。
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南方に、ダイヤモンドトレイルの雄、葛城山や金剛山を望みながら下っていく。
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急な道を竹内峠へと下り、鶯の関址に出る。
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R166に沿った道を歩き、途中からは雰囲気のある旧家が続く竹内の集落の中の道を行く。
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途中で、芭蕉の句碑のある「綿弓塚」に立ち寄る。
 「綿弓やびわになぐさむ竹のおく」
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綿弓塚を過ぎ、左手に登ってきた二上山を見ながら曼荼羅や中将姫伝説で有名なボタンの寺「當麻寺」を目指す。
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午後2時半ごろ、立派な當麻寺の山門をくぐる。
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境内には端正な三重塔(東塔・西塔)も建っている。
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本堂に参拝した後、當麻寺を後に当麻駅まで歩いていく。
駅までの途中には、葛城市相撲館「けはや座」がある。
相撲の起源としては、古事記や日本書紀の中に武内宿禰(すくね)・蹶速(けはや)の天覧勝負の伝説がある。
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当麻駅前のヨモギ餅を餡で包んだ中将餅を土産に買う。
午後4時過ぎの近鉄に乗り、大和八木駅で特急に乗り換え、午後6時半過ぎ名古屋へ帰る。



今日は史跡探訪を兼ねて歴史街道の「竹内街道」を歩いた。
竹内街道はシルクロードの東の端ともいわれ、街道沿いには飛鳥から奈良時代にかけての遺跡も多く残る古道であった。
以前から一度歩いてみたいと思っていたが、今回誘われてやっと念願がかなった。
また、竹内街道の途中にある二上山も、山頂からの素晴らしい展望や大津皇子の墓所など史跡の多く残る山であった。
ほかにも奈良地方には史跡が多く、これからはそれらの史跡を訪ねながらのハイキングもしてみたいものである。
山遊人

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