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古道の峠を越えて:熊伏山
2019/03/03(Sun)
3月2日(土)

南信州:熊伏山(くまぶしやま)(1654m)

山仲間と、長野、静岡県境の青崩峠から登る熊伏山へ山行する。
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【天気】 晴れ
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【コースタイム】
塩の道登山口(8:55)~青崩峠(9:10/9:15)~三角点(9:58/10:03)~青崩の頭(10:12)~前熊伏山(10:43)~熊伏山(11:05/11:35)~前熊伏山(11:50)~三角点(12:11/12:18)~青崩峠(12:50)~塩の道登山口(13:00)



高気圧が移動性になりいい天気になりそうである。
朝6時前に名古屋を出発し新東名を走って新城ICを出る。
R151、R152を走り、水窪町の先で青崩峠への林道に入る。
午前8時半過ぎ、塩の道登山口の駐車場に着く。
10台ぐらいは止められそうな駐車場には1台も止まっていない。
仕度をして、8:55、青崩峠への登山口から歩き始める。

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この塩の道は、かつて海のない信州へ遠州から海産物が行き来した道である。
石畳が敷かれた道がジグザグに青崩峠まで緩やかに続いている。
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この道は戦国大名の武田信玄が、徳川家康との三方ヶ原の戦いのため遠州へ出る際通った道でもある。
登山口からすぐの所に武田信玄が休んだ時に腰かけたと伝えられる「腰掛岩」が残っている。
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15分ぐらい登り青崩峠に出る。
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信州側には峠のすぐ下までR152が来ているが、この峠で分断されている。
このあたりは天竜川に沿ったフォサマグナ地帯のもろい地層のためトンネルを掘ることが出来ず、未だ繋がっていないということである。
峠を左折れして熊伏山への尾根道を登っていく。
階段の続く道を登っていくと、あたりの木々には霧氷が付いている。
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昨日よく冷えたのか、北側斜面にだけ見られる。
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思わぬ霧氷が見られたが、太陽が当たり気温が上がり始めると融けてパラパラと落ちてくる。
少し上がると北側斜面が大きく崩れている。
青崩峠の名の由来になった青黒い土の斜面が見える。
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急坂の痩せた尾根道を1時間ほど登り、9:58、三角点のある明るい広場に出る。
かつて建てられていたパラボラアンテナの基礎だけが残っている。
ここからは北東方面に南アルプス南部の山々が望まれる。
とくに、白く輝く聖岳から赤石岳方面の山々が立派である。
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さらに40分ほど登り、10:43、熊伏山と南の観音山との分岐点である前熊伏山に出る。
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分岐を右に折れ、熊伏山へと続く尾根道を行く。
二つほど小さなピークを越え、11:05、一等三角点の建つ熊伏山山頂に着く。
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山頂には先客が一人休んで見える。
東の方が開けており、南アルプス方面を望むことが出来る。
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木々の間から白い聖岳が見えている。
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もう少し切り開かれていれば、さらに北の方の山々も見えるのだが残念である。
少し南には雪を着けた黒法師岳方面の山も見える。
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地元の方の話では、この山は今頃の時期が南アルプスが見えて一番いいということである。
昼食を食べた後、11:35、登ってきた道を下山にかかる。
下る途中の開けたところからは、南アルプスの聖岳から塩見岳方面も見える。
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登りに見られた霧氷はもうすっかり解けてしまっている。
1時間半ほどかけて、13:00、登山口の駐車場に戻ってくる。

帰りは、鳳来峡ICから三遠南信道に乗り、新東名を走り、午後4時過ぎ名古屋へ帰る。



名古屋から3時間ほどかかる熊伏山はなかなか訪れる機会がなかったが、今回やっと登ることが出来た。
青崩峠から2時間程度で登ることが出来るが、前熊伏山まではほぼ一直線の直登が続き、なかなか登り甲斐のある山であった。
ブナやコメツガなどの原生林の残る樹林帯の道は、静かな山行が出来ていい山であった。
山遊人

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