2018.08/23 [Thu]
北白馬山行(その3)
8月19日(日)
朝日小屋~朝日岳(2418m)~五輪尾根~蓮華温泉

【天気】 晴れ
【コースタイム】
朝日小屋(5:35)~朝日岳(6:30/6:40)~吹上のコル(7:04)~五輪の森(8:04)~花園三角点(8:44)~ヒョウタン池(9:58)~兵馬ノ平(11:25)~蓮華温泉(12:20)
朝4時過ぎ起床する。
今日もいい天気になりそうであるが、朝日岳方面にはガスがかかっている。
5時に朝食を食べ、5:35、小屋を出発する。
木道を少し歩き朝日岳へ向けて登り始める。
樹林帯の道をジグザグに登っていき途中で振り返ると、朝日小屋がガスの中に小さくなる。

30分ほどで道が緩やかになると木道の道を行き、6:30、すっかりガスの切れた朝日岳山頂に立つ。

山頂からは遮るもののない大展望が広がる。
南にはハイマツの海の先に今まで歩いてきた白馬から雪倉岳方面が一望出来る。

昨日登った白馬岳方面が輝いている。

南西には剱岳や毛勝山方面も朝日を浴びて青空に浮かんでいる。

東には頚城山塊の妙高山・火打岳方面や雨飾山がシルエットになって浮かんでいる。
充分に眺望を楽しんだ後、気持ちのいい道を下り吹上のコルへ出る。

ここは日本海まで続く「栂海新道」との分岐点である。
右に折れて木道の敷かれた五輪山山腹の花の多い道を行く。





途中南に雪倉岳が大きく聳えているのが見える。

8:04、五輪の森を越え、展望が開けた気持ちのいい五輪尾根を下っていく。

8:44、花園三角点を越え、階段の続く急な下りを白高地沢まで下り休憩する。
白高地沢を吊橋で渡り、右手にヒョウタン池を見てさらに下り、今度は瀬戸川を吊橋で渡る。
今日の最低標高1150mから蓮華温泉まで再び300mほど登り返さねばならない。
岩のゴロゴロする歩きにくい急坂を200m近く登り、傾斜が緩くなると、11:25、広く開けた兵馬ノ平の湿原に出る。

木道脇にはアキノキリンソウやワタスゲが咲いている。


兵馬ノ平を過ぎると再び100mほどの最後の登りにかかる。
傾斜が緩くなり、右手から白馬大池からの道が合流して間もなく蓮華温泉キャンプ場で林道に出る。
茶色の蓮華温泉の建物が見えてから林道を15分ほど歩き、12:20、今回の山行の最終地蓮華温泉に着く。

まだ昼を過ぎたばかりなので、今日中に帰宅もできるが、せっかく来たので、野趣あふれる露天風呂で有名な蓮華温泉ロッジに宿泊することにする。
明日のバスで帰ろうと思っていたが、今夏は、明日から平日運行はないということである。
時間も早いので白馬の駐車場に置いてある車を取りに行くことにする。
12時35分発のバスで平岩駅まで下り、大糸線に乗り換え、白馬駅で下車して駐車場まで車を取りに行く。
車で再び蓮華温泉まで戻る途中の林道で、熊が林道を横切っていくのに出会う。
夕方4時ごろ宿に戻り部屋に落ち着く。
早速内湯に入り、3日間の汗を流す。
午後6時から夕食を食べた後、期待していた露天風呂に行く。
5つの露天風呂が登山道脇に配置されている。

一番近い「黄金の湯」に行くと誰も入っていない。
脱衣場も何もない湯舟脇で服を脱ぎ、一人でのんびりと湯につかる。
丁度良い湯加減で、3日間の疲れがすっ飛んでいくようである。

夜にも内湯に入りに行き温泉を満喫する。
8月20日(月)
朝食を食べた後、朝7時に宿を後にする。
昨日は道路わきまであふれていたいた駐車場も今日はかなり空いている。
車で林道を下る途中「ヒワ平」というところに展望台がある。
ここからは3日間歩いてきた白馬岳から雪倉岳や朝日岳、五輪尾根が一望できる。


その少し下にはブナ林に囲まれた「白池」があり、周囲には遊歩道が付いている。
静かな湖面に周囲の森が映り、紅葉の時にはとてもきれいな所だということである。

平岩からR148に出て、白馬方面に走る。
白馬駅東の大出公園に行き、白馬連峰の撮影スポットに立ち寄る。
姫川に架かる「大出の吊橋」を前景にその後ろには白馬連峰が広がる。

時間もたっぷりあるので、塩尻からはR19を走り、午後4時ごろ名古屋へ帰る。
今回の山行は、急遽計画して出かけた山行であった。
しかし、4日間とも素晴らしい晴天に恵まれ、北白馬を存分に楽しめた山行であった。
白馬岳から三国境までは沢山の登山者で賑わっていたが、その先雪倉岳へ向かうルートは、行きかう登山者も急に少なくなり静かな山旅を楽しめた。
雪倉岳、朝日岳とも花の多い山として知られており、残雪と花を愛でながらのんびりと歩くには最適の山域であった。
朝日小屋~朝日岳(2418m)~五輪尾根~蓮華温泉

【天気】 晴れ
【コースタイム】
朝日小屋(5:35)~朝日岳(6:30/6:40)~吹上のコル(7:04)~五輪の森(8:04)~花園三角点(8:44)~ヒョウタン池(9:58)~兵馬ノ平(11:25)~蓮華温泉(12:20)
朝4時過ぎ起床する。
今日もいい天気になりそうであるが、朝日岳方面にはガスがかかっている。
5時に朝食を食べ、5:35、小屋を出発する。
木道を少し歩き朝日岳へ向けて登り始める。
樹林帯の道をジグザグに登っていき途中で振り返ると、朝日小屋がガスの中に小さくなる。

30分ほどで道が緩やかになると木道の道を行き、6:30、すっかりガスの切れた朝日岳山頂に立つ。

山頂からは遮るもののない大展望が広がる。
南にはハイマツの海の先に今まで歩いてきた白馬から雪倉岳方面が一望出来る。

昨日登った白馬岳方面が輝いている。

南西には剱岳や毛勝山方面も朝日を浴びて青空に浮かんでいる。

東には頚城山塊の妙高山・火打岳方面や雨飾山がシルエットになって浮かんでいる。

充分に眺望を楽しんだ後、気持ちのいい道を下り吹上のコルへ出る。

ここは日本海まで続く「栂海新道」との分岐点である。
右に折れて木道の敷かれた五輪山山腹の花の多い道を行く。





途中南に雪倉岳が大きく聳えているのが見える。

8:04、五輪の森を越え、展望が開けた気持ちのいい五輪尾根を下っていく。

8:44、花園三角点を越え、階段の続く急な下りを白高地沢まで下り休憩する。
白高地沢を吊橋で渡り、右手にヒョウタン池を見てさらに下り、今度は瀬戸川を吊橋で渡る。
今日の最低標高1150mから蓮華温泉まで再び300mほど登り返さねばならない。
岩のゴロゴロする歩きにくい急坂を200m近く登り、傾斜が緩くなると、11:25、広く開けた兵馬ノ平の湿原に出る。

木道脇にはアキノキリンソウやワタスゲが咲いている。


兵馬ノ平を過ぎると再び100mほどの最後の登りにかかる。
傾斜が緩くなり、右手から白馬大池からの道が合流して間もなく蓮華温泉キャンプ場で林道に出る。
茶色の蓮華温泉の建物が見えてから林道を15分ほど歩き、12:20、今回の山行の最終地蓮華温泉に着く。

まだ昼を過ぎたばかりなので、今日中に帰宅もできるが、せっかく来たので、野趣あふれる露天風呂で有名な蓮華温泉ロッジに宿泊することにする。
明日のバスで帰ろうと思っていたが、今夏は、明日から平日運行はないということである。
時間も早いので白馬の駐車場に置いてある車を取りに行くことにする。
12時35分発のバスで平岩駅まで下り、大糸線に乗り換え、白馬駅で下車して駐車場まで車を取りに行く。
車で再び蓮華温泉まで戻る途中の林道で、熊が林道を横切っていくのに出会う。
夕方4時ごろ宿に戻り部屋に落ち着く。
早速内湯に入り、3日間の汗を流す。
午後6時から夕食を食べた後、期待していた露天風呂に行く。
5つの露天風呂が登山道脇に配置されている。

一番近い「黄金の湯」に行くと誰も入っていない。
脱衣場も何もない湯舟脇で服を脱ぎ、一人でのんびりと湯につかる。
丁度良い湯加減で、3日間の疲れがすっ飛んでいくようである。

夜にも内湯に入りに行き温泉を満喫する。
8月20日(月)
朝食を食べた後、朝7時に宿を後にする。
昨日は道路わきまであふれていたいた駐車場も今日はかなり空いている。
車で林道を下る途中「ヒワ平」というところに展望台がある。
ここからは3日間歩いてきた白馬岳から雪倉岳や朝日岳、五輪尾根が一望できる。


その少し下にはブナ林に囲まれた「白池」があり、周囲には遊歩道が付いている。
静かな湖面に周囲の森が映り、紅葉の時にはとてもきれいな所だということである。

平岩からR148に出て、白馬方面に走る。
白馬駅東の大出公園に行き、白馬連峰の撮影スポットに立ち寄る。
姫川に架かる「大出の吊橋」を前景にその後ろには白馬連峰が広がる。

時間もたっぷりあるので、塩尻からはR19を走り、午後4時ごろ名古屋へ帰る。
今回の山行は、急遽計画して出かけた山行であった。
しかし、4日間とも素晴らしい晴天に恵まれ、北白馬を存分に楽しめた山行であった。
白馬岳から三国境までは沢山の登山者で賑わっていたが、その先雪倉岳へ向かうルートは、行きかう登山者も急に少なくなり静かな山旅を楽しめた。
雪倉岳、朝日岳とも花の多い山として知られており、残雪と花を愛でながらのんびりと歩くには最適の山域であった。
山遊人
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