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鎮魂の山行:御嶽山
2018/06/25(Mon)
6月21日(木)~22日(金)

飛騨:御嶽山(3067m)

登山教室の生徒さんたち9名と一緒に、1泊2日で飛騨の御嶽山へ山行する。
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6月21日(木)

濁河登山口~のぞき岩~飛騨頂上~五の池小屋
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【天気】 晴れ時々ガスかかる
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【コースタイム】
登山口(10:12)~ジョーズ岩(10:58/11:03)~湯の花峠(11:23)~のぞき岩避難小屋跡(11:58/12:20)~八合目・お助け水(12:52)~飛騨頂上(14:13)~五の池小屋(14:30)



前夜まで雨を降らせた前線が南下し、好天が期待される。
朝6時半に集合し、2台の車に分乗して中央道を走る。
中津川ICを出て、R19を北上する。
木曽福島で左折れしてR361を走り、新地蔵トンネルを抜け開田高原に出る。
日和田高原からチャオ御岳スキー場を通り、濁河峠を下って午前10時ごろ濁河温泉の登山口駐車場に着く。
駐車場には1台車が止まっているだけである。
ややガスが出ているが、まあまあの天気である。
準備をし、10:12、飛騨頂上へ向けて歩き始める。
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湯ノ谷にかかる橋を渡り、七福神の祀られている御嶽山飛騨口里宮の鳥居をくぐり登山道に入る。
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道の両側にはゴゼンタチバナの白い花が多い。
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仙人滝を左手眼下に見て、20分ほどで仙人橋を渡り尾根に取り付く。
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10:58、岩の形が映画「ジョーズ」に出てきたサメの頭に似たジョーズ岩を通る。
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うっそうとした原生林の中の道を登っていく。
湿気が多いためかブヨが多く、口や目に入って歩きにくい。
11:23、湯の花峠に着き少し休憩する。
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さらに30分ほど登り、11:58、のぞき岩の避難小屋跡に着き、ここで昼食タイムを取り休憩する。
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のぞき岩の上からは摩利支天方面の稜線が見えている。
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このあたりにはピンクのコイワカガミの群落が多い。
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昼食後、12:20、再び歩き始め、八合目を過ぎてしばらくで樹林帯を抜けハイマツ帯へと入る。
ハイマツ帯の中の岩の道をトラバース気味に登っていく。
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ハイマツの中に小さなキバナシャクナゲの花が咲いている。
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稜線上に五の池小屋が見えるてくると、14:13、小屋裏の飛騨頂上に出る。
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眼下には雪の残る三ノ池が見える。
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14:30、五の池小屋に入る。
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受付を済ませ、新館2階の我々だけで独占できる明るい部屋で夕食まで休憩をする。
午後6時から食堂で鶏鍋の夕食を食べる。
我々の他には4人の登山客がいるだけである。
夕食後部屋でミーティングをした後、午後7時過ぎ布団を敷き就寝する。
夜中にトイレに起き外に出ると、頭上には満点の星が輝き、摩利支天への稜線も見えている。
明日の晴天が期待されるが、強い風が窓をたたき熟睡できない。



6月22日(金)

五の池小屋~継子岳~摩利支天山~五の池小屋~濁河登山口
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【天気】 晴れ
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【コースタイム】
五の池小屋(6:33)~継子岳(7:05/7:12)~五の池小屋(7:38/7:50)~摩利支天乗越(8:18)~摩利支天山(8:45/9:07)~五の池小屋(9:45/10:00)~八合目・お助け水(10:50)~のぞき岩(11:20/11:45)~湯の花峠(12:03)~濁河登山口(12:53)



朝4時に起床する。
東の空が薄明るくなり、雲もなく天気はよさそうだが、相変わらず強い風が吹いている。
午前4時半前、ご来光を見に小屋裏に出る。
東の空が薄赤くなり始め、八ヶ岳、南アルプス、富士山の頭がシルエットで見えてくる。
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摩利支天へと続く稜線も赤く染まり始める。
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午前4時半ごろ、浅間山の肩から朝日が登ってくる。
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素晴らしい日の出を迎え、皆の顔が赤く染まる。
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ご来光を見た後部屋に戻り、6時の朝食まで荷物を整理する。
午前6時に朝食を食べた後、6:33、小屋を出て継子岳を目指す。
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小屋の前のバケツの水には氷が張り、道には霜柱も立っている。
昨夜は放射冷却で0℃近くまで冷え込んだようである。
広い尾根のゆるやかな道を行く。
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風が非常に強く、防寒着の上に雨具を着こんでいても寒いくらいである。
30分ほど緩やかに登り、継子岳(2859m)山頂に立つ。
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後にはこれから登る摩利支天山や剣ヶ峰が聳えている。
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山頂からは、北に乗鞍岳が近く、その奥には北アルプスの峰々が一望できる。
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(笠ヶ岳方面)
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(槍・穂高方面)

西には白山連峰も遠望できる。
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風が強く寒いので、早々に山頂を後にして摩利支天山を目指す。
途中、尖った岩が林立する針の山を過ぎる。
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小屋まで戻り、蒼い水をたたえた三ノ池を左下に見下し摩利支天乗越への道を登っていく。
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8:18、摩利支天乗越に出るとまた乗鞍方面が見えてくる。
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右に折れて岩尾根の道を摩利支天山を目指す。
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8:45、三角点の建つ狭い摩利支天山(2959m)山頂に出る。
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剣ヶ峰の方へ向き、5年前の大噴火で亡くなったり、まだ行方不明になったりしている63名の方々に対して黙祷を捧げ鎮魂する。
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東には八ヶ岳や南アルプスの山々がシルエットとなって浮かんでいる。
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(南アルプス北部)

南アルプスの向こうには富士山の頭がのぞいている。
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9:07、五の池小屋に向けて下山にかかる。
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このあたりもキバナシャクナゲの花が多い。
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9:45、小屋に戻り、休憩をした後、濁河温泉への道を下山にかかる。
11:20、のぞき岩で軽く昼食を食べ休憩する。
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最後の御嶽山の姿を振り仰ぐ。
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更に下り、午後1時前濁河温泉の駐車場に下り立つ。

町営の日帰り温泉の赤く濁った湯に浸かり汗を流す。
車に乗り込み、開田高原まで下り、蕎麦とコーン味のソフトクリームを食べる。
R19から中央道を走り、午後6時過ぎ名古屋へ帰る。



雨飾山行から一日置いて出掛けた御嶽山行であったが、またまた晴天に恵まれた山行であった。
濁河温泉からの道は、針葉樹の原生林の道を登り、信州側からの道とはまた違った雰囲気が味わえた。
剣ヶ峰への立ち入りは禁止されており、まだ5人の方々は見つかっていないが、何とか早く見つかることを祈るばかりである。
山遊人

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