2018.06/22 [Fri]
雨飾山行(その2)
6月19日(火)
雨飾山(1963m)

【天気】 晴れ

【コースタイム】
登山口(5:50)~ブナ平(6:45/6:50)~荒菅沢出合(7:30/7:52)~笹平(8:53/9:02)~雨飾山(9:35/10:07)~笹平(10:33/10:36)~荒菅沢出合(11:40/11:50)~ブナ平(12:22/12:27)~登山口(13:12)
朝4時に起床する。
今日もいい天気になりそうである。
いよいよ雨飾山へ登る日である。
部屋でコンビニで買ってあった朝食を食べた後、午前5時に旅館を出て、車で雨飾山の登山口を目指す。
午前5時40分ごろ雨飾高原キャンプ場の登山口駐車場に着く。
広い駐車場にはすでに3、4台の車が止まっている。

準備をし、5:50、登山口から雨飾山を目指して歩き始める。

木道の敷かれた登山道を緩やかに登っていく。
水芭蕉はすでに花期を終わっており、葉っぱが大きくなっている。

木道脇の小さな流れの中には岩魚が泳いでおり、人が通っても驚かない。
15分ほどで橋を渡り尾根に取り付く。
急な尾根道をジグザグに登り、6:45、ブナの大木が林立するブナ平に着く。

少し休憩した後、トラバース気味に尾根を越えると、布団菱と呼ばれる雨飾山南側の大岩壁が見えてくる。

真っ青な空に垂直に切り立った岸壁が聳えている。


岸壁を眼前に見ながら荒菅沢へと下っていく。

7:30、まだ雪の残る荒菅沢に出る。
落石に注意しながら雪渓を横切る。

沢から左岸の尾根に取り付く。
急な尾根を登っていくと、道の横に待望のシラネアオイの花がチラホラと咲いている。

300mほど急坂を登り、雨飾山から東北に延びる尾根直下の梯子が掛けられた岩尾根の急坂を登っていく。

荒菅沢から1時間ほど登り、8:53、一気に展望が開けると縦走路分岐の笹平に着く。
眼下には糸魚川や日本海、ぼんやりと佐渡ヶ島も望むことが出来る。

休憩後左に折れ、北アルプス北部の山をバックにした雨飾山山頂への緩やかな道を行く。

稜線上の道の両側にはいろいろな花が咲いている。

(シラネアオイ)

(イワカガミ)

(ハクサンチドリ)

(ハクサンイチゲ)

(ミヤマダイコンソウ?)

(ネコノメソウ?)

(アカモノ)
小さなピークを越え、右手から雨飾温泉から登ってきた道を合わせる。
左手が切れ落ちた荒菅沢源頭を注意して通過し、最後の70mほどの急坂を登り、9:35、二等三角点の雨飾山山頂に立つ。

少し雲が出ているが、西には白馬岳方面が見える。

北東には頚城山塊の金山から続く、焼山や、その後には火打山山頂が顔を覗かせている。

誰もいない山頂で、天望を楽しみながらゆっくりと昼食を食べる。
10:07、名残惜しい山頂を後に下山にかかる。

気持ちのいい道を花を楽しみながら下っていく。

笹平からは急な尾根道を下るも、予想以上に時間がかかる。
2時間ほどかかり、12:22、ブナ平に下る。

ブナ平から45分ほど下り、13:12、登山口駐車場に下り着く。
帰りに、宿泊した宿に立ち寄り、温泉に入って汗を流す。
安曇野ICから中央道に乗り、午後8時前名古屋へ帰る。
事前の天気予報では、梅雨前線が北上し、雨を覚悟で出かけた山行であった。
しかし、北上するに連れ、天気の崩れは少なく、小谷のあたりは2日間ともいい天気に恵まれた。
大渚山、雨飾山の山頂からは、残雪の北アルプスなどが望める幸運に恵まれた。
百名山人気で、夏の最盛期や秋の紅葉期には大勢の登山者で賑わう雨飾山であるが、梅雨時の平日であるためかすれ違う登山者も少なく、沢山の花にも恵まれた山行であった。
雨飾山(1963m)

【天気】 晴れ

【コースタイム】
登山口(5:50)~ブナ平(6:45/6:50)~荒菅沢出合(7:30/7:52)~笹平(8:53/9:02)~雨飾山(9:35/10:07)~笹平(10:33/10:36)~荒菅沢出合(11:40/11:50)~ブナ平(12:22/12:27)~登山口(13:12)
朝4時に起床する。
今日もいい天気になりそうである。
いよいよ雨飾山へ登る日である。
部屋でコンビニで買ってあった朝食を食べた後、午前5時に旅館を出て、車で雨飾山の登山口を目指す。
午前5時40分ごろ雨飾高原キャンプ場の登山口駐車場に着く。
広い駐車場にはすでに3、4台の車が止まっている。

準備をし、5:50、登山口から雨飾山を目指して歩き始める。

木道の敷かれた登山道を緩やかに登っていく。
水芭蕉はすでに花期を終わっており、葉っぱが大きくなっている。

木道脇の小さな流れの中には岩魚が泳いでおり、人が通っても驚かない。
15分ほどで橋を渡り尾根に取り付く。
急な尾根道をジグザグに登り、6:45、ブナの大木が林立するブナ平に着く。

少し休憩した後、トラバース気味に尾根を越えると、布団菱と呼ばれる雨飾山南側の大岩壁が見えてくる。

真っ青な空に垂直に切り立った岸壁が聳えている。


岸壁を眼前に見ながら荒菅沢へと下っていく。

7:30、まだ雪の残る荒菅沢に出る。
落石に注意しながら雪渓を横切る。

沢から左岸の尾根に取り付く。
急な尾根を登っていくと、道の横に待望のシラネアオイの花がチラホラと咲いている。

300mほど急坂を登り、雨飾山から東北に延びる尾根直下の梯子が掛けられた岩尾根の急坂を登っていく。

荒菅沢から1時間ほど登り、8:53、一気に展望が開けると縦走路分岐の笹平に着く。
眼下には糸魚川や日本海、ぼんやりと佐渡ヶ島も望むことが出来る。

休憩後左に折れ、北アルプス北部の山をバックにした雨飾山山頂への緩やかな道を行く。

稜線上の道の両側にはいろいろな花が咲いている。

(シラネアオイ)

(イワカガミ)

(ハクサンチドリ)

(ハクサンイチゲ)

(ミヤマダイコンソウ?)

(ネコノメソウ?)

(アカモノ)
小さなピークを越え、右手から雨飾温泉から登ってきた道を合わせる。
左手が切れ落ちた荒菅沢源頭を注意して通過し、最後の70mほどの急坂を登り、9:35、二等三角点の雨飾山山頂に立つ。

少し雲が出ているが、西には白馬岳方面が見える。

北東には頚城山塊の金山から続く、焼山や、その後には火打山山頂が顔を覗かせている。

誰もいない山頂で、天望を楽しみながらゆっくりと昼食を食べる。
10:07、名残惜しい山頂を後に下山にかかる。

気持ちのいい道を花を楽しみながら下っていく。

笹平からは急な尾根道を下るも、予想以上に時間がかかる。
2時間ほどかかり、12:22、ブナ平に下る。

ブナ平から45分ほど下り、13:12、登山口駐車場に下り着く。
帰りに、宿泊した宿に立ち寄り、温泉に入って汗を流す。
安曇野ICから中央道に乗り、午後8時前名古屋へ帰る。
事前の天気予報では、梅雨前線が北上し、雨を覚悟で出かけた山行であった。
しかし、北上するに連れ、天気の崩れは少なく、小谷のあたりは2日間ともいい天気に恵まれた。
大渚山、雨飾山の山頂からは、残雪の北アルプスなどが望める幸運に恵まれた。
百名山人気で、夏の最盛期や秋の紅葉期には大勢の登山者で賑わう雨飾山であるが、梅雨時の平日であるためかすれ違う登山者も少なく、沢山の花にも恵まれた山行であった。
山遊人
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