2018.02/12 [Mon]
強風に途中で撤退:大川入山
2月11日(日)
南信州:大川入山(1908m)
支部主催の登山学校中級講座で、南信州の大川入山へ山行する。


【天気】 曇り時々晴れ
【コースタイム】
治部坂スキー場(9:05)~登山口(9:17)~横岳(10:45/10:55)~P1684(11:55/12:25)~横岳(13:17/13:27)~治部坂スキー場(14:25)
北陸地方は例年にない大雪に見舞われており、予定では奥美濃の大日岳へ山行する計画であったが、教室山行は無理だと判断し、行き先を比較的積雪の少ない大川入山に変更する。
当日の天気は、高気圧が張り出し強風が予想される。
指導員、受講生合わせて30名以上で、マイクロバスとレンタカーに分乗し、6:30、名古屋を出発する。
中央道園原ICを出て、昼神温泉からR153を南下する。
午前9時過ぎ治部坂スキー場の駐車場へ到着する。
3連休の中日ということもあり、たくさんの車が止まっている。
身支度を整え、ストレッチをして体をほぐす。

ワカン、アイゼンを持ち、9:05、国道を横切り、6班に分かれて大川入山に向けて出発する。
10分ほどで登山口に着く。

先行者のトレースがあり、ツボ足で登っていく。
橋のかかる沢を渡り、しばらく登って尾根上に出る。

登るにつれ積雪は増し、稜線上は50cm程度積もっている。
大人数なので予想以上に時間がかかり、10:45、横岳に着き休憩する。
横岳からは大川入山へ続く尾根道を行く。
樹木の枝に雪が積もり倒れかかっており、道を塞いでいるので歩きにくい。
途中のP1616の展望地ではガスがかかりなんにも見えない。
横岳から1時間ほど歩き、P1684を過ぎたあたりで12時近くになってしまう。
このままでは下山が遅くなってしまうので、山頂へアタックする班とここから引き返す班に分ける。
引き返す班はここで昼食を食べる。

寒いのでツェルトを張って風をよけている人もいる。

あたりの木々の枝に霧氷がついて奇麗である。

12:25、登ってきた道を下山にかかる。
途中で山頂へアタックした班から無線が入り、9合目近くまで行ったが、風が強くて山頂は諦めて引き返す旨連絡が入る。
我々は1時間ほどで横岳まで下り、ここからの下りは傾斜が急なのでアイゼンを着けさす。

尾根道を下っていくと、やや天候がよくなり、ピラミダルな大川入山や南アルプス方面が見えだす。
午後2時半前治部坂スキー場へ下山する。
バスの中でアタック隊の下山を待ち、午後3時半過ぎ帰路に着く。
途中昼神温泉に入り身体を温め、中央道を走り、午後6時半過ぎ名古屋へ帰る。
今日は厳冬期の雪山をアイゼンやワカンで歩く訓練の山行であった。
先行者のトレースが付いていたので、ワカンを使うことはなかった。
大勢での山行となり予想以上に時間がかかってしまったが、やはり雪山は少人数のパーティーで効率よく登る必要があった。
一部は山頂へアタックしたが、予想通りの強風で山頂手前で撤退したが、的確な判断だったと思う。
先月の藤原岳は絶好の好天に恵まれたが、今回は冬山における低温と強風を体感できた雪山トレーニング山行であった。
南信州:大川入山(1908m)
支部主催の登山学校中級講座で、南信州の大川入山へ山行する。


【天気】 曇り時々晴れ
【コースタイム】
治部坂スキー場(9:05)~登山口(9:17)~横岳(10:45/10:55)~P1684(11:55/12:25)~横岳(13:17/13:27)~治部坂スキー場(14:25)
北陸地方は例年にない大雪に見舞われており、予定では奥美濃の大日岳へ山行する計画であったが、教室山行は無理だと判断し、行き先を比較的積雪の少ない大川入山に変更する。
当日の天気は、高気圧が張り出し強風が予想される。
指導員、受講生合わせて30名以上で、マイクロバスとレンタカーに分乗し、6:30、名古屋を出発する。
中央道園原ICを出て、昼神温泉からR153を南下する。
午前9時過ぎ治部坂スキー場の駐車場へ到着する。
3連休の中日ということもあり、たくさんの車が止まっている。
身支度を整え、ストレッチをして体をほぐす。

ワカン、アイゼンを持ち、9:05、国道を横切り、6班に分かれて大川入山に向けて出発する。
10分ほどで登山口に着く。

先行者のトレースがあり、ツボ足で登っていく。
橋のかかる沢を渡り、しばらく登って尾根上に出る。

登るにつれ積雪は増し、稜線上は50cm程度積もっている。
大人数なので予想以上に時間がかかり、10:45、横岳に着き休憩する。
横岳からは大川入山へ続く尾根道を行く。
樹木の枝に雪が積もり倒れかかっており、道を塞いでいるので歩きにくい。
途中のP1616の展望地ではガスがかかりなんにも見えない。
横岳から1時間ほど歩き、P1684を過ぎたあたりで12時近くになってしまう。
このままでは下山が遅くなってしまうので、山頂へアタックする班とここから引き返す班に分ける。
引き返す班はここで昼食を食べる。

寒いのでツェルトを張って風をよけている人もいる。

あたりの木々の枝に霧氷がついて奇麗である。

12:25、登ってきた道を下山にかかる。
途中で山頂へアタックした班から無線が入り、9合目近くまで行ったが、風が強くて山頂は諦めて引き返す旨連絡が入る。
我々は1時間ほどで横岳まで下り、ここからの下りは傾斜が急なのでアイゼンを着けさす。

尾根道を下っていくと、やや天候がよくなり、ピラミダルな大川入山や南アルプス方面が見えだす。
午後2時半前治部坂スキー場へ下山する。
バスの中でアタック隊の下山を待ち、午後3時半過ぎ帰路に着く。
途中昼神温泉に入り身体を温め、中央道を走り、午後6時半過ぎ名古屋へ帰る。
今日は厳冬期の雪山をアイゼンやワカンで歩く訓練の山行であった。
先行者のトレースが付いていたので、ワカンを使うことはなかった。
大勢での山行となり予想以上に時間がかかってしまったが、やはり雪山は少人数のパーティーで効率よく登る必要があった。
一部は山頂へアタックしたが、予想通りの強風で山頂手前で撤退したが、的確な判断だったと思う。
先月の藤原岳は絶好の好天に恵まれたが、今回は冬山における低温と強風を体感できた雪山トレーニング山行であった。
山遊人
- 関連記事
-
- 春まだ浅き:鞍掛山 (2018/02/26)
- 青空と白銀の峰へ:長者峰 (2018/02/16)
- 強風に途中で撤退:大川入山 (2018/02/12)
- 厳冬の高原でスノーハイク(美ヶ原) (2018/02/08)
- 深い雪に苦労する:賤ヶ岳 (2018/01/31)
*Comment
Comment_form