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山遊人の徒然日記

山と写真をこよなく愛するおじさんのブログです。 山行記録や旅日記また花の写真などを中心によしなし事を載せていきます。 同好の方がみえましたらお立ち寄り下さい。

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憧れの赤木沢遡行

8月28日(月)~30日(水)

北アルプス:赤木沢遡行

登山教室の関係者7人と一緒に、北アルプス黒部川支流の赤木沢に山行する。
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8月28日(月) 曇りのち晴れ

taroudaira.png

【コースタイム】
折立登山口(11:10)~三角点(12:45/55)~五光岩ベンチ(14:40)~太郎平小屋(15:30)

昨年も計画したが、台風の接近で中止になり、2年越しの赤木沢山行である。
曇りがちの天気が続く予報が出ている。
2台の車に分乗し、朝6時半に名古屋を出発して東海北陸道を走る。
名古屋では曇っていたが、北上するにつれ天気はよくなる。
立山ICを出て、立山方面へ向かい、途中有峰で右折れして常願寺川を渡り、有峰林道へ入る。
ゲートで通行料1900円を払い、和田川に沿った林道を走る。
有峰湖を経て、午前10時半前に折立の駐車場へ着く。
月曜日ということもあり、土日で山に入っていた登山者の車で駐車場は8割ぐらい埋まっている。
空きスペースを見つけ駐車する。
準備をして登山口の折立ヒュッテまで歩く。
ツアーの登山客などで賑わっている。
ヒュッテ前で昼食を食べ、ストレッチなどをした後、11:10、太郎平に向けて出発する。
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愛知大学生の遭難碑「十三重の登」前で手を合わせて通過する。
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太郎坂と名付けられた森林帯の急坂を登る。
途中、あられちゃんの絵がある休憩ポイントで一休みする。
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12:47、休憩ベンチのある三角点に着く。
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この頃よりガスも切れ始め、少し登ると青空のもと薬師岳の山頂付近も望まれる。
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樹林帯を抜けて、太郎平から続くなだらかな草原を薬師岳を仰ぎながら高度を上げていく。
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五光岩ベンチを過ぎ、15:30、太郎平小屋に着く。
受付で手続きを済ませて部屋に入る。
平日のためか小屋はそんなに混んでいなく、我々は8人で6畳の畳部屋2室を使うことができる。
以前来たときは大部屋ばかりであまりいい印象を持っていなかったが、今回は気持ちよく過ごせそうである。
午後5時の夕食まで時間があるので外に出て薬師岳などを眺めて過ごす。
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夕焼けで赤く染まりだした薬師岳をバックに記念撮影。
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午後5時からの夕食で食堂に下りていくと、本日は50人程度の泊り客である。
夕食後、部屋で過ごしていると、部屋の窓から西に沈む夕日が見える。
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小屋の方の話では、明日は曇りがちの天気予報が出ているということである。
午後7時前、明日の赤木沢遡行に備えてミーティングをする。
コースポイントや注意点などを全員で共有する。
ミーティング後、午後7時過ぎ布団に潜り込み、午後8時前には寝てしまう。



8月29日(火) 曇りのち晴れ

今日はいよいよ赤木沢遡行の日である。
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【コースタイム】
太郎平小屋(5:20)~薬師沢小屋(7:10/40)~赤木沢出合(9:40)~赤木大滝(11:38/58)~赤木沢分岐(12:22)~赤木岳直下(14:00/14:30)~北ノ俣岳(15:15)~太郎平小屋(16:38)

午前4時過ぎに起きると、外はガスがかかっている。
午前5時に朝食を食べた後、準備をして外に出る。
5:20、薬師沢小屋に向けて出発する。
300m近く下り、薬師沢に沿った笹原の中の木道を行く。
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7:10、薬師沢小屋に着く。
小屋前のテラスで沢靴に履き替え準備をする。
黒部川本流はいつもよりやや水が多いように感じる。
沢歩きの準備を整え、7:40、梯子を下りて黒部川の川原に立つ。
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左岸の川原を登り、途中「魚留めの滝」の高巻きに少し手間取る。
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時々は腰ぐらいまで水に浸かりながら赤木沢分岐を目指す。
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9:30、赤木沢分岐に着く。
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右折れし、少し岩場をヘツって赤木沢に入る。
赤木沢に入ると沢の様相は一変し、明るい谷に赤い滑床が続く。
ウマ沢を過ぎ、次から次へと現れる段々になった小滝を登っていく。
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この頃よりすっかり天気も良くなり、青空の下で最高の沢遡行が出来る。
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いくつも見事な滝が続き、皆少し興奮気味である。
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途中の滑床に座り込み記念撮影をする。
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ゴルジュになったところも時々現れる。
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11:35、赤木沢最大の滝「赤木大滝」の下に出る。
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滝の下で昼食を食べる。
11:55、滝を高巻くため右側の30mほどの垂直に近い尾根をよじ登る。
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途中お助け紐を出したが、ロープを出すこともなく全員登りきる。
草付きを慎重にトラバースして滝上に出る。
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更に遡り、赤木沢本流から右の支沢の入るところを見逃してしまい少し先まで行ってしまう。
途中で気が付き、少し戻って支沢入口の小滝を登る。
登るうち段々と沢も細くなり水も枯れ始める。
完全に水が枯れた岩がゴロゴロした沢を忠実に詰める。
14:00、最後の草付きの急斜面を登り、赤木岳直下のお花畑に出る。
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ここで沢靴を履き替え、ゆっくりと休憩する。
眼前には鷲羽岳、水晶岳、赤牛岳などが雄大に聳えている。
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皆念願の赤木沢遡行を終えて充実した満足そうな顔である。
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14:30、登山靴に履き替え、少し登って一般道に出る。
赤木岳、北ノ俣岳を越えて太郎平小屋を目指して下山する。
16:37、ガスが出始めた中無事小屋へ着く。
17:00、すぐに夕食の時間になり食堂へ行くと、今日はさらに登山者も少なく30人程度である。
夕食後、天気予報をみると、明日は前線が近づき雨の確率が80%の予報である。
ミーティングを開き、明日の薬師岳登頂をどうするか相談する。
半分以上の人がまだ薬師岳には登っておらず、何とか登らせてやりたかったが、皆雨天の中を登る気もおきない。
またの機会ということにして、明日の薬師岳登頂は断念することに決定する。
今日も午後7時過ぎには床に就く。
夜中に屋根をたたく雨音に何度も目を覚ます。



8月30日(水) 雨のち曇り

【コースタイム】
太郎平小屋(6:26)~五光岩ベンチ(7:05/15)~三角点(8:07/15)~折立ヒュッテ(9:25)

朝起きると、小雨がぱらつきガスが立ち込めている。
天気予報では、午前10時ごろからは回復に向かうらしい。
今日は下山に決定したので、朝食を食べた後、部屋で午前6時半までゆっくりとする。
6:26、雨具を着て、ガスの中小屋を出て下山にかかる。
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下るにつれ雨は上がり、途中で雨具を脱ぐ。
雲はかかっているが、下界の景色も見えてくる。
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しかし、振り返れば薬師岳方面は厚い雲の中である。
午前9時半前、折立ヒュッテに無事下山する。

駐車場に戻るとすっかり車も少なくなっている。
車に乗り込み、有峰林道を下り、途中の亀谷温泉で3日間の汗を流す。
帰りに富山市の回転寿司に立ち寄り、久し振りにおいしい昼食を頂く。
昼食後、富山ICから北陸道に乗り、東海北陸道を走って、午後4時過ぎ名古屋に帰る。



今回の赤木沢山行は、昨年からの念願の山行であった。
沢歩きや岩場歩きのトレーニングをして事前準備を整えて出かけた。
天気が一番心配されたが、当日は幸いにも絶好の沢歩き日和に恵まれた。
日本有数の美しい沢として知られた赤木沢を歩くことが出来、参加された皆さんうれしさいっぱいの顔であった。
今回は他のパーティと会うこともなく、我々だけで独占出来た赤木沢遡行であった。
明るく赤い岩がどこまでも続く滝や滑床の「赤木沢」何度来ても素晴らしい沢である。
北アルプス一の美渓としていつまでも残っていってほしいものである。
山遊人

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