2016.03/10 [Thu]
大日ヶ岳でトレーニング山行
3月10日(木)
奥美濃:大日ヶ岳(1709m)
山岳会の仲間5人と一緒に、雪上訓練の一環として奥美濃の大日ヶ岳山行に参加する。

【天気】 曇り
朝7時前に名古屋を出発し、東海北陸道の高鷲ICを出て、高鷲スノーパークへ午前8時半前に着く。
多分に漏れず例年に比べると積雪量が非常に少ない。
インフォメーションカウンターで登山届を出し、ゴンドラの切符を買う。
ゴンドラでゲレンデトップに上がる。
前日雪が少し降ったのか、まだ大日ヶ岳への登山者のトレースはついていない。
曇ってはいるが、風がない天気である。
アイゼンは付けずに、ツボ足で雪の斜面をトラバースしながら登る。
途中踏みぬくと膝ぐらいまで足が落ち込む。
30分近く登った前大日ヶ岳を過ぎた鞍部を今日の訓練場所とする。
今日の雪上訓練は、滑落停止と確保を中心としたものである。
まずは、雪の斜面を掘って「弱層テスト」を行い、雪崩がどの層で起きるのかを学ぶ。
雪山では雪崩はいちばん怖いので、こういう知識や技術を身につけ、安全登山に心がけたい。
次に、かなりの傾斜の斜面(地形図の赤線のところ)で、真っすぐに下降したり、斜め歩行をしたりの訓練をする。
次にロープに繋がった同行の滑落者を止める訓練をする。
滑落者に出来るだけショックを与えずに止めるのが肝心である。
リーダーが見本をみせてくれるが、最初のうちは、急に止めて滑落者へショックを与えてしまい、自分も引っ張られて前へずり落ちてしまう。
慣れるにしたがってスムーズに止めることが出来るようになる。

何べんも繰り返すと皆うまく止められるようになる。
さらに傾斜のきついところへ移動しての訓練が続く。
昼食を食べたのち、今度は滑落停止の訓練になる。
しかし、斜面の雪が柔らかくあまり滑らないので満足に訓練することが出来ない。
午後1時半前訓練を終了し、大日ヶ岳山頂を目指す。
30分ほどで山頂に立つ。

この時期は、例年ならば山頂に置かれた大日如来はまだ雪の中だが、今年は全身が出ている。
今年は1m以上は雪が少ないのではないだろうか?

それでも山頂からの展望は素晴らしく、曇り空ながら360度の展望が得られる。

(白山方面)

(野伏ヶ岳方面)

(鎌ヶ峰)
山頂の展望を堪能し、午後2時過ぎ下山にかかる。
30分ほどでゲレンデトップに降り立ち、ゴンドラに乗って午後3時過ぎセンターハウスへ下山する。
帰りに途中の「湯の平温泉」で身体を温め、午後6時前に帰名する。
今日は雪上訓練の一環としての山行であった。
アイゼンやワカンを付けての歩行訓練は出来なかったが、急斜面の歩行や滑落者の制動など、雪山における必要技術を学ぶことが出来た。
毎度のことながらリーダーの指導に感謝したい。
奥美濃:大日ヶ岳(1709m)
山岳会の仲間5人と一緒に、雪上訓練の一環として奥美濃の大日ヶ岳山行に参加する。

【天気】 曇り
朝7時前に名古屋を出発し、東海北陸道の高鷲ICを出て、高鷲スノーパークへ午前8時半前に着く。
多分に漏れず例年に比べると積雪量が非常に少ない。
インフォメーションカウンターで登山届を出し、ゴンドラの切符を買う。
ゴンドラでゲレンデトップに上がる。
前日雪が少し降ったのか、まだ大日ヶ岳への登山者のトレースはついていない。
曇ってはいるが、風がない天気である。
アイゼンは付けずに、ツボ足で雪の斜面をトラバースしながら登る。
途中踏みぬくと膝ぐらいまで足が落ち込む。
30分近く登った前大日ヶ岳を過ぎた鞍部を今日の訓練場所とする。
今日の雪上訓練は、滑落停止と確保を中心としたものである。
まずは、雪の斜面を掘って「弱層テスト」を行い、雪崩がどの層で起きるのかを学ぶ。
雪山では雪崩はいちばん怖いので、こういう知識や技術を身につけ、安全登山に心がけたい。
次に、かなりの傾斜の斜面(地形図の赤線のところ)で、真っすぐに下降したり、斜め歩行をしたりの訓練をする。
次にロープに繋がった同行の滑落者を止める訓練をする。
滑落者に出来るだけショックを与えずに止めるのが肝心である。
リーダーが見本をみせてくれるが、最初のうちは、急に止めて滑落者へショックを与えてしまい、自分も引っ張られて前へずり落ちてしまう。
慣れるにしたがってスムーズに止めることが出来るようになる。

何べんも繰り返すと皆うまく止められるようになる。
さらに傾斜のきついところへ移動しての訓練が続く。

昼食を食べたのち、今度は滑落停止の訓練になる。

しかし、斜面の雪が柔らかくあまり滑らないので満足に訓練することが出来ない。

午後1時半前訓練を終了し、大日ヶ岳山頂を目指す。
30分ほどで山頂に立つ。

この時期は、例年ならば山頂に置かれた大日如来はまだ雪の中だが、今年は全身が出ている。
今年は1m以上は雪が少ないのではないだろうか?

それでも山頂からの展望は素晴らしく、曇り空ながら360度の展望が得られる。

(白山方面)

(野伏ヶ岳方面)

(鎌ヶ峰)
山頂の展望を堪能し、午後2時過ぎ下山にかかる。
30分ほどでゲレンデトップに降り立ち、ゴンドラに乗って午後3時過ぎセンターハウスへ下山する。
帰りに途中の「湯の平温泉」で身体を温め、午後6時前に帰名する。
今日は雪上訓練の一環としての山行であった。
アイゼンやワカンを付けての歩行訓練は出来なかったが、急斜面の歩行や滑落者の制動など、雪山における必要技術を学ぶことが出来た。
毎度のことながらリーダーの指導に感謝したい。
山遊人
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鈴木先生、ご無沙汰しています。
折り入ってあるお願いがありまして、先生のケイタイへ、お電話させていただきたく、どうか
よろしくお願いいたします。