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山遊人の徒然日記

山と写真をこよなく愛するおじさんのブログです。 山行記録や旅日記また花の写真などを中心によしなし事を載せていきます。 同好の方がみえましたらお立ち寄り下さい。

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春の南八ヶ岳縦走

5月4日(土)~5日(日)

八ヶ岳:赤岳(2899.2m)・横岳(2829m)・硫黄岳(2760m)

山仲間2人と一緒に春の南八ヶ岳に山行する。
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5月4日(土)

今日から明日にかけて移動性高気圧が張り出し、晴天が予想される絶好の登山日和である。
朝5時半に集合して、中央道を走る。
連休中ということで混んでいるかと思ったが、予想したよりは空いており、美濃戸口に午前8時過ぎ到着する。
前日からの登山者も含め駐車場はほぼ満車状態である。
準備を整え、8:15、美濃戸へ向けて林道を歩きだす。
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あたりのカラマツ林は新芽が出始めて新緑がきれいである。
50分ほど歩いて、9:05、北沢と南沢の分岐美濃戸に着く。
ここから南沢へ入り、沢沿いの道を行者小屋を目指す。
登山道には雪が残り、踏み固められて凍っている所がありとても滑りやすい。
ここ数日の寒さで、八ヶ岳も春先の頃より残雪が多く、数日前にも赤岳で滑落事故があり、稜線上は10本以上のアイゼン、ピッケルが必携という情報が出ている。
11時半、登山者で賑わう行者小屋に着く。
振り仰ぐと赤岳と中岳の鞍部にきれいな彩雲(?)が出ている。
数分で消えてしまったが、珍しい光景なので急いでカメラに収める。
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北の横岳方面の大同心がよく見えている。
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ここで昼食を食べた後、アイゼンを着け地蔵尾根を登りだす。
樹林帯を抜けると急な斜面には残雪が残り、直登ぎみの結構緊張させられる登りが続く。
途中ですれ違った登山者の中には4本爪のアイゼンで登ってきている人もおり、滑って非常に危険そうである。
上部の氷った梯子やクサリ場を慎重に通過する。
途中から急激に天候が変化し、小雪も舞い出すようになる。
午後から不安定な天気になるという予報であったが、まさか雪まで降り出すとは思わなかった。
午後2時前やっと稜線に出て、右に5分ほど歩いて稜線上に建つ赤岳展望荘に着く。
連休中だというのに小屋は比較的すいており、3人部屋の個室を確保できる。
ここの小屋は、サービスがよく、コーヒー、お茶等が飲み放題である。
夕食まで時間があるので、隣の談話室でこたつに入りながらゆったりと過ごす。
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外では粉雪が舞う中、赤岳が薄っすらと見えている。
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午後5時半からの夕食は山小屋では珍しいバイキング形式でお代わり自由である。
山菜の混ぜご飯と生ハム、デザートに出たミカンと杏仁豆腐が美味しい。
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夕食後、午後8時過ぎまで部屋で談話した後、明日の晴天を願って就寝する。
夜中の1時頃に目が覚め、窓から外を覗くと満天の星空で、明日は素晴らしい天気になりそうである。



5月5日(日)

朝4時前に目が覚める。
薄明るくなりかけた外を覗くと、一点の雲もなく、いい天気になりそうである。
午前5時前外に出てみると、薄明かりの中赤岳が目の前に聳えているのが見える。
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他の登山者も寒い中で日の出を待っている。
4:50頃東の空が白み始め雲の間から朝日が顔を覘かせ始める。
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赤岳にも朝日が当たりピンク色に染まりだす。
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隣の阿弥陀岳の山頂が徐々に赤く染まり始める。
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しばらくすると赤岳の左肩に富士山もうっすらと見え始める。
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5:30、朝食を食べ、6:15、小屋を出て赤岳を目指す。
あたりには昨晩降った雪がうっすらと積り、まだ誰も歩いていない道にトレースをつけて行く。
途中から傾斜が増し、クサリも雪に埋もれているので、キックステップでの緊張した歩行が続く。
6:55、やっと山頂小屋を過ぎ、赤岳山頂に立つ。
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山頂からの眺めは素晴らしく、特に南の権現陀岳の上には南アルプスの北岳、甲斐駒ヶ岳、仙丈ヶ岳がスックと立派である。
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富士山は徐々に霞がかかりあまりはっきりとは見えない。
遠くには中央アルプス、乗鞍、御嶽、北アルプスの穂高、槍ヶ岳などが青い空いに浮かんでいる。
同行した一人は、赤岳山頂三回目にして初めて見る眺望に感激ひとしおである。
充分に眺望を堪能した後、赤岳の下りにかかる。
下からは次々に登山者が登ってくる。
地蔵の頭まで戻り、北へ横岳を目指す。
積雪や氷で縦走路が危険ではないか心配していたが、風が強いのかそんなに雪は多くなく、ほぼ夏道を歩くことができる。
小さな登り下りを繰り返し、三叉峰を過ぎ午前9時過ぎ、横岳山頂に立つ。
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ここから見る赤岳を中心とした南八ヶ岳連峰の雄姿はいつ見ても堂々として素晴らしい。
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少し休んだ後、横岳北斜面のトラバースに注意しながら下り、硫黄岳との鞍部まで出る。
今日最後の登りで、丸い山頂の硫黄岳を目指す。
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10:33、硫黄岳山頂に着く。
硫黄岳は赤岳鉱泉から比較的登りやすいので大勢の登山者で賑わっている。
山頂からは、朝から歩いてきた赤岳から横岳への稜線を振り返る。
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硫黄岳山頂は、かつての爆発で出来た火口が大きく口を開けている。
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10:40、やや雲が出てきた山頂を後に下山にかかり、赤岩の頭を経て、赤岳鉱泉まで1時間足らずで下りてくる。
小屋前で昼食をして、横岳当面の最後の眺めを後に、北沢の流れに沿って下る。
途中から林道になった登山道をひたすら下り、美濃戸を経て午後2時過ぎ美濃戸口へ下りたつ。

帰りは近くの日帰り温泉に立ち寄り、2日間の汗を流した後、連休で渋滞する中央道を走り、午後7時に名古屋に帰り着く。



今回の山行は、春山が初めての人もおり、少し心配してみえたが、2日間とも暖かい絶好の天気に恵まれ、何とか予定通りのコースを歩き通すことが出来た。
赤岳から横岳にかけての稜線は行き交う登山者も少なく快適な歩きができた。
小屋は連休中にしては比較的空いており、部屋も食事も満足のいくものであった。
出かける前には少し心配もあったが、同行の2人も春山を満喫できた山行であったと思う。

                              山遊人

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