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残雪の高島トレイル:大谷山
2013/03/18(Mon)
3月16日(土)

高島トレイル:大谷山(813.9m)・寒風(840m)

下見を兼ねて、山仲間と一緒に滋賀県の高島トレイル:大谷山に山行する。
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3月も中旬になりめっきり春めいた陽気が続き、山も雪解けが急速に進んでいる。
午前6時前に名古屋を出て、木之本ICから琵琶湖北岸の海津大崎を通る。
湖岸の桜のつぼみはまだまだ固いが、4月中旬頃には満開の桜で賑わうことだろう。
メタセコイアの並木を通り、7:40、マキノスキー場の駐車場に着く。
スキー場の雪はすっかり解けているが、稜線上にはまだ白く残っている。
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今日はここに車を置き、メタセコイア並木を通って、4キロ南の石庭の登山口から登る予定である。
準備をして、7:50、登山口を目指して歩き始める。
すっかり葉を落としたメタセコイアの並木が春の青空に幾何学的に続き美しい。
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50分ほど歩いて「ピッグランド」の交差点で右に回り、石庭の集落を通り、8:40、石庭の大谷山登山口に着く。
動物除けのフェンスがあり、そこの扉を開けて登山道に取り付く。
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しばらくは暗い杉林の中の雨で掘れた登山道を登って行く。
30分ほど行くと徐々に残雪が深くなり、ツボ足では潜ってしまうので、ここでスノーシューを装着する。
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尾根上の道を行き、予定では分岐で右の展望コースをとる予定であったが、こちらの道はあまり歩かれていないようで、トレースがまったくなく、分岐が分からなくて谷へ降りてしまう。
谷の横のかなり急な斜面を滑らないように注意してトラバースする。
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11:10、やっと雪に埋もれた稜線上の白石平へ行く道標を見つける。
この辺りはブナの林が続き、雪解けで造形的な風景を作っている。
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ここから急な尾根を登り白石平手前の稜線に出る。
稜線上にはまだ雪がたっぷりと残り、亀裂が入り崩れ落ちそうな雪庇が張り出している。
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稜線を30分ほど歩いて、10:45、大谷山山頂につく。
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さすがに稜線上は風が強いので、少し稜線を降りたところで昼食タイムを取る。
30分ほど休憩をして、さらに北の寒風を目指す。
この頃より青空が隠され、黄砂の影響か視界がやや悪くなる。
一旦少し下り、再び登り返して、13:05、寒風に着く。
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寒風からは北に赤坂山方面が見えている。
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眼下には琵琶湖が霞んで見える。
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ここから赤坂山方面へ行く予定であったが、雪のため予想より時間がかかってしまい、予定を変更してスキー場に下ることにする。
ブナの林の続く尾根を下り、30分ほどでスキー場が見下ろせる展望地に着く。
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途中でスノーシューをはずし、すっかり雪の消えたスキー場の斜面を下って、午後2時半前駐車場に戻ってくる。
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スキー場下の日帰り温泉で汗を流してから帰路につき、午後5時過ぎ名古屋に帰る。



高島トレイルは標高は低いが、日本海が近いためか予想より雪が多く残っていた。
もう少しするとこの雪も融け、今度はトクワカソウなどの花の綺麗な季節を迎える。

                      山遊人
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