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富士山の展望台:竜ヶ岳
2013/03/06(Wed)
3月5日(火)

毛無山塊:竜ヶ岳(1465m)

登山教室の生徒の皆さんと、「ダイアモンド富士」で有名な静岡・山梨県境の毛無山塊の「竜ヶ岳」に山行する。
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暦の上では「啓蟄」ということで厳しかった今年の冬もやっと去り、春の足音が近づきつつある。
朝6時半過ぎ名古屋を出発し、新東名を走り、新富士ICを出てR139を北上し、朝霧高原の道の駅に9時半前に着く。
富士山の肩に少し雲がかかっている程度の素晴らしい晴天で、暖かな日和である。
休憩した後、国道を少し先に行った井之頭小学校根原分校を過ぎてすぐの道を左に入り、車止めのある浅間神社横の駐車場に9:30に着く。
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準備をした後入口にあるポストに駐車料金500円を入れて出発する。
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杉林の林道をしばらく行くも、三叉路で道を間違えてしまい少し遠回りをしてA沢貯水池横を通過する。
前には丸い竜ヶ岳の山頂が見え、振り返ると富士山が大きい。
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10:30、東海自然歩道が交わる端足峠入口に着く。
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入口からしばらくは暗い針葉樹の林を緩やかに行くが、徐々に傾斜がきつくなるつづら折れの道を登り、落葉樹の林を過ぎて、11:00、少し雪の残る端足峠に着く。
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左に雨ヶ岳への道を分け、大きく広がる富士山のすそ野を見ながらの楽しい歩みである。
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明るいブナの林の中の尾根道をしばらく行く。
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すこし下った鞍部からいよいよ200mほどの竜ヶ岳への登りにかかる。
雪解けでドロドロにぬかるんだ道をジグザグに高度を上げて行く。
傾斜が緩くなり樹林が切れるとあたりは笹原に変り、前方に富士山が姿を現す。
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12:05、青空に大きく富士山が聳える広い竜ヶ岳山頂に着く。
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他に2人のパーティーがいるだけの静かな山頂で、眼前に富士山を見ながらの贅沢な昼食タイムである。
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西には南アルプスの連山が真っ白に雪を頂いて連なっている。
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飽きるまで富士山を見た後、12:45、もと来た道を下山にかかる。
少し凍っている箇所があったので、下りは簡易アイゼンを装着する。
気温が上がり更にドロドロになった道を下り、端足峠でアイゼンを外し、もと来た道を下って、午後2時頃A沢貯水池に出る。
目の前に富士山を見ながら三々五々のんびりと下る。
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14:25、駐車場に戻る。

少し時間があったので、帰りに湖面に映る逆さ富士を見られないかと近くの「田貫湖」に立ち寄る。
残念ながら少しさざ波が立ち湖面に映る富士山は見られないが、午後の陽を浴びて更にクッキリと富士山が聳えている。
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富士宮市の立ち寄り温泉に入った後、新東名を走って午後8時過ぎ名古屋に帰ってくる。



春の訪れが近づいたような暖かな日和に恵まれ、一日中仰ぐぎ見る富士山の雄姿を堪能した山行であった。

                           山遊人

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