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思わぬ雪の曽爾の山々
2013/02/18(Mon)
室生山系:屏風岩(936m)・住塚山(1009.4m)・国見山(1016m)

2月17日(日)

下見を兼ねて室生山系の屏風岩から住塚山・国見山へ山行する。
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【コースタイム】
屏風岩公苑駐車場(8:15)→若宮峠(8:50/8:57)→屏風岩(9:14)→住塚山(9:45/10:00)→国見山(10:40/11:03)→クマタワ峠(11:35)→林道分岐(12:00)→屏風岩駐車場(13:01)



朝6時に出発し、名張を通って、香落渓沿いの道を奈良県の曽爾村を目指す。
香落渓のあたりからは道路に雪が残り、一部凍結している所もあり、注意して走る。
曽爾村で道標に沿って右に折れ、林道を走り屏風岩公苑を目指す。
登るにつれ林道上には積雪が増し、公苑駐車場手前の坂道を何とか上がり、8:15、誰もいない駐車場に着く。
見上げる頭上には屏風岩の断崖が垂直に聳えている。
屏風岩は、1.5kmにわたり高さ200mの柱状節理の断崖が続き、春には桜の名所として知られている。
山桜の咲く4月中旬ごろは屏風岩公苑は沢山の人で賑わう所である。
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準備をしている間に地元のおじさん4、5人が乗った車が上がってくる。
軽装で屏風岩まで登るらしい。
8:30、準備を整え出発する。
少し下った若宮神社の鳥居の横から杉林の斜面をジグザグに登って行く。
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20分ほど登って若宮峠に着く。
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ここから左に屏風岩の上へ出る道を登って行く。
所々左手の足元がスパッと切れた所からは眼下に駐車場が小さく見える。
9:15、展望がきかない小さな看板がぶら下った国見岩(一ノ峰)に着く。
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ここから少し急になった道を下り、左手から屏風岩公苑から直接登ってくる道を合わせる鞍部に出る。
鞍部から再び100mほど登って、9:45、三角点のある住塚山山頂に着く。
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山頂にはベンチが設置されており、誰もいない。
山頂からは倶留尊高原や室生山系最高峰の倶留尊山が曇り空に見えている。
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すぐ北にはこれから登る国見山が近い。
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少し休んだのち、国見山に向けていったん大きく下る。
両側の木々には樹氷がついて綺麗である。
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下りきった「ゼニヤタワ」の鞍部から国見山へ向けて登り返す。
ロープのかかった岩場もあり結構急な登りである。
住塚山から40分ほどで、10:40、国見山山頂に着く。
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ここの山頂からも倶留尊山方面や遠く三峰山、高見山方面も見えている。
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しばらく景色を楽しんだ後11:03、下山にかかる。
稜線の道を下り、途中小さなピークを越えて11:35、「クマタワ峠」に下り立つ。
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ここにはトイレもあるが、冬期は閉鎖されて使えない。
ここから東海自然歩道となっている林道を東に30分ほど下り、屏風岩公苑への道標のある林道を右手にとる。
林道の途中の岩場から染み出た水が氷り、大きなツララになっている。
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車も入っていない林道には積雪が30cmぐらいある。
途中から山道に入り、屏風岩への登りに通った若宮峠に出る。
峠から駆け下って、13:00、屏風岩公苑駐車場に戻る。

帰りに「済浄坊の滝」方面へ車で行くも、林道が氷っていてとても登れそうにないので引き返す。
途中青蓮寺ダム湖畔のホテルで温泉に入り、午後5時半に帰着する。



雪はそんなにないと思って出かけたが、前日の寒波で結構な積雪があり、思わぬ樹氷も見ることが出来た。
屏風岩から先では誰とも出会うこともなく、静かな山行が出来た一日であった。

                             山遊人

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