冬も人気の鈴鹿:竜ヶ岳
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2013/02/11(Mon)
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2月10日(水)
鈴鹿:竜ヶ岳(1100m) 山仲間2人と一緒に鈴鹿の竜ヶ岳に山行する。 ![]() ![]() ![]() 2日前の強い冬型気圧配置が緩み暖かくなりそうな天気である。 朝6時半に名古屋を出て、宇賀渓の無料駐車へ7時半前に着く。 稜線にはガスがかかっているが、薄日の射す風もない暖かな日である。 準備をして、7:35、出発する。 有料駐車場にはすでにたくさん車が停まっており、人気の高さがうかがわれる。 横の案内所に管理人がおり、環境整備費を一人当たり200円徴収される。 昨日は天気があまりよくなかったので、10パーティーほどが入り、ほとんどが遠足尾根からの入山だったそうである。 登山届を出し、北谷キャンプ場への赤い橋を渡って少し雪が残り滑りやすい林道を行く。 20分ほど行くと右手に遠足尾根への登山口が分かれる。 ![]() 当初の予定では我々も遠足尾根を登る予定であったが、登山者が多そうなので登ったことのない「金山尾根」から登ることにする。 金山尾根は冬の登山道として知られているが、あまり人は入っていない。 そこから少し行くと東屋の建つホタガ谷道と滝へのコースの分岐点に出る。 ![]() 昨年秋の集中豪雨で土砂崩れがあり、現在ホタガ谷道は通行止めになっている。 二つ橋を渡り、魚止滝への道を左に分けて、谷沿いの道をしばらく行くと金山尾根への分岐点が現れる。 先行パーティのトレースがついていたので見落とすことはなかったが、道標は特に設置されていない。 2箇所ほど岩場を登り尾根に取付く。 ![]() 最初の30分ほどは結構きつい登りが続く。 途中で先行パーティーを追い抜き、1時間ほどで少し緩やかになった雑木林の中を登っていく。 ![]() この先急になってきたのでアイゼンを装着し、トレースが消えた中を登っていく。 2、3箇所急坂を登り、9時半ごろ笹の切り開きの遠足尾根との合流点に出る。 遠足尾根の方からの登山者がたくさん登ってくる。 積雪は深いところで膝下ぐらいでそんなに多くない。 そこから少し登ると周囲の木々に樹氷がついてきれいである。 ![]() ![]() 静ヶ岳への県境稜線分岐を過ぎ、一旦少し下って竜ヶ岳への最後の登りにかかる。 ![]() 3時間以上かかったが、11:05、やっと竜ヶ岳山頂に立つ。 ![]() 時々日は射すものの、すっきりとは晴れない。 周囲の山々も雲の間から鈍く輝いて見える。 ![]() 山頂は風があり寒いので、すぐに下山にかかる。 下りは遠足尾根を行くことにする。 急な斜面を下り、ホタガ谷道分岐を過ぎた風を避けられる林の中で昼食を摂る。 昼食を済ませ、12:00、遠足尾根を下山にかかる。 笹原の広い尾根で先行パーティーがよく見える。 ![]() 少し下ると明るい雑木林になり、左手には伊勢湾方面も見え隠れする。 「大日向」への分岐から遠足尾根を外れ、南に急な杉林の尾根を下る。 途中岩場の展望がいいところを過ぎ、ジグザグの道を下って、13:15、林道へ飛び出す。 林道を歩いて、13:40、案内所に着き下山報告をして駐車場まで戻ってくる。 途中の日帰り温泉で身体を温め、午後5時半過ぎ名古屋に帰る。 久し振りの竜ヶ岳であったが、冬の竜ヶ岳も結構人気があり、たくさんの登山者が登っていた。 「金山尾根」は一度登りたいと思っていたが、しっかりと踏み跡も付いており迷うことはない。 管理の方の話では、近々道標を立てて整備するそうである。 雪は思ったほどはなかったが、山頂近くの樹氷が綺麗で、楽しい山行であった。 山遊人
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