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冬晴れの湖南アルプス(堂山~太神山)
2012/12/09(Sun)
湖南アルプス「堂山(384m)~太神山(たなかみやま)(600m)」

12月8日(土)

山の会の同期会で、琵琶湖の南、大津市にある「湖南アルプス」の「堂山」と「太神山」へ山行する。
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【コースタイム】
金山(6:50)→アルプス登山口(9:03/9:15)~堂山(10:15)~阿弥陀ヶ原(11:13)→迎不動(11:46/12:10)~中不動(12:47)~涙不動(13:06)~矢筈ヶ岳分岐(13:16)~太神山(13:40/13:50)~矢筈ヶ岳分岐(14:16)~泣不動(14:19)~中不動(14:33)~富川道出合駐車場(15:09)→名古屋(17:32)



今冬一番の冬型配置になり寒い日である。
14名の参加を得て、朝7時前に集合し、東名阪、新名神を走り、瀬田東ICで出て、アルプス登山口に9時過ぎに着く。
堂山登山口対岸の堰堤を越えた所で下車し、河原に降りて準備をし、ストレッチをする。
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谷を渡り堂山に取り付く。
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谷に沿った道を上がり、堰堤を越えて尾根筋に出る。
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尾根上は風が冷たいが青空が広がり、目の前に堂山山頂が見えてくる。
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稜線上にはツツジが多く花の咲く春もいいかも知れない。
花崗岩の急登を過ぎて1時間ほどで狭い堂山山頂に着く。
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眼下には琵琶湖や大津の町並みが広がっている。
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堂山山頂からは花崗岩を縫って行く変化に富んだ稜線上の道が続いている。
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振り返れば越えてきた堂山が大きい。
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北には金勝アルプスの鶏冠山や天狗岩が見渡せる。
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この頃より黒い雪雲が流れてきて、空を覆い始める。
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最後のザレの斜面を登って、ここから稜線を下る。
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傾斜が緩やかになると間もなく鎧ダム上流の阿弥陀河原に飛び出す。
地図上ではダム湖になっているが、ほとんど水のない河原の道を歩き鎧堰堤に出る。
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この堰堤は、明治時代にオランダのデ・レーケによって作られた石積みの堰堤である。
このあたりにはデ・レーケの構築した堰堤が各所にある。
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谷筋の道を下って12時前に迎不動前の林道に飛び出す。
この頃よりみぞれ混じりの雪がふり出し寒いので、迎不動の社の中で昼食を摂る。
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12時過ぎ、太神山に向けて林道を奥へとしばらく歩き、車止めを過ぎてしばらくで、右へ東海自然歩道となっている山道に入る。
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少し急な道を登り尾根上に出て、中不動を過ぎ、13時過ぎ泣不動に出る。
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矢筈ヶ岳への道を右に分けるとしばらくで、柔和な面白いお顔をされた脇侍のある不動寺の鳥居をくぐる。
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広くなった参道の道をしばらく上がり、不動寺本堂に出る。
赤いお不動さんの祀られた脇の200段ほどの急な階段を登る。
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脇には立派な舞台作りのお堂が建っている。
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階段を登り切り、三角点の建つ眺望のない太神山山頂に出る。
辺りにはうっすらと雪が積もっている。
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境内の大きな岩をくぐって帰途に着く。
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登ってきた道を下り、林道をしばらく歩いて午後3時過ぎ「矢筈ヶ岳」の登山口である富川道分岐に着く。
ここで待っていたバスに乗り帰途に着く。

新名神を順調に走って午後5時30分過ぎ名古屋に帰る。



初めての湖南アルプスの堂山から太神山への山行であったが、堂山は400mにも満たない低い山にもかかわらず花崗岩の岩場が続き、アルプスの名に恥じない変化に富んだ面白い山であった。
また、太神山は信仰の山であり、奥深い山中に建つ不動寺の立派な舞台作りの建物などが印象的であった。
湖南アルプスは、北の鶏冠山や竜王山には行ったことがあったが、初めての堂山や太神山への山行も結構楽しむことができた。

                     山遊人
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