12月2日(日)姫越山(503m)(地形図等については、前回の下見に行った時のものを参照してください。)
所属する山岳会の新入会員研修山行で、紀勢の姫越山へ山行する。
今冬一番の寒気が入り、寒い日である。
新入会員9名、スタッフ8名、合計17名で、朝7時に集合し、紀勢道を走る。
はやくもバスの中では、地形図の読み方やコンパスの使い方等の講習が始まる。
午前9時前に錦漁港の日の出公園駐車場へ着く。
ストレッチ、準備を整え、各班ごとに注意を受けてからて9:15出発する。

姫越山南西尾根登山口から登り始める。
40分ほどで展望台に着く。
ここから錦湾がよく見える。

ウバメガシの林の尾根道を上がり、10時30分過ぎ爺ヶ塚を過ぎる。

前姫越からの尾根道と合流してすぐに、今度は姫塚を過ぎる。

最後の岩場を過ぎて、11:05姫越山山頂に着く。
眼下に芦浜や熊野灘が広がっている。


昼食後、ここでも山座同定等の実習指導を行う。

11:45芦浜に向けて南東尾根を下山にかかる。
30分ほど下ると、展望台から見る芦浜や芦浜池が近づいてくる。

ジグザグを切って下り、海岸間近かのウバメガシの林を抜け弓型に広がる芦浜に飛び出す。

少し曇っているが、静かに波が打ち寄せ、いつもながらの静寂の浜である。
他に誰もいない砂浜で、皆思い思いに休憩する。

芦浜池に寄ってから芦浜峠に向けて150mほど登り返す。
峠でセルフレスキューの実習訓練をする。
ロープにプルージックで結んでの滑落停止の訓練や、カラビナをかけてのトラバース訓練などを行う。

訓練後、姫越山山腹のトラバース道を下り、午後3時半過ぎバスの待つ道へと下る。

帰途に廃校になった小学校を回収した日帰り温泉に立ち寄り、大渋滞の名阪道を走って午後8時名古屋に帰り着く。
参加された皆さん非常に熱心に訓練等に取り組まれ、成果の多い新入会員研修山行ではなかったかと思う。
山遊人
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