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最高の紅葉美:雨乞岳(1238m)
2012/11/09(Fri)
11月8日(木)

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登山教室の受講生有志の方々と、10月の教室山行で雨のため山頂まで行けなかった鈴鹿の雨乞岳へ山行する。
今日は郡界尾根という地図には載っていない道を登り、下りにはあまり登山者の多くないコクイ谷沿いの道を歩いて周遊するというコースである。
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武平峠(8:13)→郡界尾根登山口(8:25)→いっぷく峠(8:45)→三人山(9:40/9:50)→東雨乞岳(10:35)→雨乞岳(10:45)→杉峠(11:20/11:40)→コクイ谷出合(12:50)→クラ谷分岐(14:10/14:20)いっぷく峠(14:35)→郡界尾根登山口(14:55)→駐車場(15:00)



朝方やや雲が広がるが、晴天が予想される天気予報である。
朝7時前に集合し、9人の参加を得て、車2台に分乗し、鈴鹿スカイラインの武平峠を越えて滋賀県側に少し下った駐車場に午前8時過ぎに着く。
ストレッチをした後、8:12スカイラインを少し下って登山口を目指す。
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大きな雨量計ボックスのある所から右手の谷を渡り、雨乞岳郡界尾根登山口から登り出す。
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谷を渡るといきなり檜(杉?)林の中のかなり急な斜面を登リ出す。
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途中にはかなり大きく立派な古木も残っいる。
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30分ほどで「いっぷく峠」と書かれた郡界尾根上に出る。
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ここから北西に進路をとり、尾根上の道を行く。
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あたりの林では紅葉が盛りである。
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谷筋には落ち葉が降り敷き広葉樹林の素晴らしい紅葉の眺めが広がる。
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途中三人山を通り、東雨乞岳直下の最後の250mほどの急登をこなし笹の中の道を行く。
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10:35、風の強い東雨乞岳山頂に立つ。
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南東には鎌ヶ岳から鎌尾根方面が薄日の中に霞んで見えている。
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記念写真を撮った後、西に見える雨乞岳本峰に続く笹原の中の道をゆったりと行く。
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15分弱歩いて三角点のある狭い雨乞岳山頂に立つ。
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5,6人の先客パーティーがいるので、早々に山頂を後にして杉峠を目指す。
この頃よりだいぶ陽も射し始め、北部の山々を見ながらの快適な尾根歩きである。
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杉峠への急な斜面を注意しながら下り、11:20大きな杉の枯木の立つ杉峠に下り立つ。
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峠の下の陽だまりで昼食を摂る。
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11:40、かつての千草街道の登山道を下り、コクイ谷を目指す。
このあたりは落ち葉が降り積る中を紅葉の林が続いている。
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しばらく下ると、かつての「御池鉱山旧跡」に出る。
このような山中に最盛期には300人ほどが住んでおり、小学校もあったというが、今は歳月に埋もれ、石垣などの旧跡を残すのみである。
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神崎川源流の谷沿いの道をコクイ谷出合まで下る。
太陽に照らされて紅葉の林がますます輝いて見える。
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峠から1時間ほど下り、12:40神崎川にかかる丸太の橋を渡って右に行き、コクイ谷出合に出る。
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コクイ谷の谷沿いも紅葉がきれいである。
振り仰げば山腹がまさに錦織りなす彩錦の風景である。
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何度か左右に渡り返しながらコクイ谷上流を目指す。
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途中道の崩れた岩場を慎重にトラバースし、黒谷を越えてから沢谷に入り、滝の上を通り、14:10、前回の山行で通過したクラ谷分岐に出る。
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このあたりのブナの紅葉も見事である。
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ここから東に武平峠への道を暫く行き、沢谷峠を右に折れて10分ほどで往きに通ったいっぷく峠に出る。
峠からは朝登った道を下り、15:00、駐車場に無事たどり着く。



今日の山行は、有志による前回教室で行った雨乞岳のリベンジ山行であったが、天気にも恵まれ、紅葉のちょうど一番いい時期に遭遇し、参加された皆さん満足された山行ではなかったかと思う。
途中他の登山者と出遭うことも少なく、静かな山行ができた。
この時期は山々が冬ごもりに入る前の最後の輝きを放つ時期である。
すばらしい紅葉に出遭うのは、何年に一度ぐらいしかないが、日本の山の四季の良さを実感できる季節である。

                        山遊人


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