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秋風爽やかな中央アルプス:三ノ沢岳
2012/09/13(Thu)
 9月12日(水)

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登山教室の受講生有志5人と一緒に中央アルプスの「三ノ沢岳」に山行する。
三ノ沢岳は中央アルプスの主稜線から西に少し外れており、登山者も少なく静かな山行が楽しめる山である。
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コースタイム
千畳敷(9:47/10:00)→極楽平(10:30/10:40)→宝剣分岐(10:57)→三沢岳(13:00/13:30)
15:20宝剣分岐(15:20/15:25)→極楽平(15:40)→千畳敷(16:05)




昨夜からの雨も上がり、大陸からの移動性高気圧に覆われて、爽やかな晴天が期待できそうである。
朝6時40分に集合して、車で中央道を走り、駒ヶ根ICを降り、8時半に菅の台の駐車場に着く。
20人ほどの登山客や観光客がバス停に並んでいる。
8:47のバスに乗り、しらび平でロープウェーに乗り換え、10時前に千畳敷に着く。
千畳敷カールの上には、青空のもと宝剣岳がすっきりと立っているのが見え、絶好の登山日和である。
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準備を済ませ、神社横から左の登山道を稜線上の極楽平を目指して歩き始める。
階段状の山腹の道を30分ほど上がり、10:30極楽平に着く。
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目の前にはこれから登るピラミダルな三ノ沢岳が聳えている。
主稜線を北に少し上り、宝剣岳との分岐に着く。
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目の前には宝剣岳の南面の岩肌が荒々しい。
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ここから道を左へ曲がり、三ノ沢岳を目指す。
ハイマツの中の道は一旦最低鞍部まで大きく下る。
途中ではナナカマドなどの葉がすでに少し色付き始め、秋の訪れが感じられる。
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再び登り返し、、ケルンの建つ広場からは三ノ沢岳山頂が間近に迫る。
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山頂直下の岩の道を頑張って登る。
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13:00、大きな岩塊が積み重なる狭い三ノ沢岳山頂に立つ。
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やや雲が出始めたが、木曽駒ケ岳から宝剣岳を経て空木岳方面まで中央アルプス主稜線の第展望が広がる。
特に中央アルプスの南の雄、空木岳が立派である。
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西には御嶽山や乗鞍岳が見えるも、雲が山頂を隠しやや残念である。
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他に誰もいない山頂で30分ほどゆっくりと昼食を摂る。
13:30、登って来た道を下山にかかる。
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その頃より稜線上をガスが這い上がり始める。
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午後3時半、宝剣岳との分岐に戻る。
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極楽平から眼下を見下ろすと、千畳敷のロープウェー駅だけにスポットライトのように日が当たっている。
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すっかりガスがかかり何も見えなくなった千畳敷に午後4時少し過ぎ戻ってくる。
16:20のロープウェーに乗り、バスを乗り継いて菅の台に午後5時過ぎ下山する。

近くの日帰り温泉で汗を流した後、中央道を走り、午後8時半名古屋に帰着する。



今日の山行は、登山者の少ない静かな三ノ沢岳で初秋の中央アルプスを楽しもうと計画したが、天気に恵まれ展望もよく、涼しい稜線歩きが楽しめた。
もう半月もすれば千畳敷のあたりも彩り豊かな錦繍の秋が始まりそうである。

                             山遊人

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