2012.08/08 [Wed]
意外に手ごわい三周ヶ岳
8月7日(火)
登山教室の受講生の方々4人と越美山地の「夜叉ヶ池」と「三周ヶ岳」へ山行する。
夏空の晴天が期待される一日、朝7時前に集合して、名神、北陸道を走る。
木之本ICからR303を走り、坂内村から池ノ又林道をさかのぼり林道終点の駐車場に午前9時前に着く。
広い駐車場には先行者の車が一台停まっているだけである。
準備、ストレッチをして9:10夜叉ヶ池に向け出発する。

沢を2、3回横切り、ジグザグ道を少し登り、山腹の水平道に取り付く。
このあたりの道はブナの林が夏の強い日差しを遮って心地よい。
30分ほど歩くと、谷の奥に「夜叉壁」が見えてくる。
水場を過ぎ、10:05「幽玄ノ滝」に出る。
やや水量が少ないが、涼しげな水が流れ落ちている。
若返りの水という夜叉姫の御利益にあずかれるよう皆滝の水を浴びる。

この辺りにはピンクのシモツケソウやシシウドがたくさん咲いている。
少し先から稜線までは岩場の登りが続く。
クサリやロープにつかまりながら急斜面を登っていく。
10:50三周ヶ岳への稜線に出て、反対側へ少し下り夜叉ヶ池湖畔に出る。
以前にはなかった立派な桟橋が出来ている。
他に誰もいない湖畔の桟橋で、静かな湖面を見ながらしばらく休憩する。
再度稜線に登り返し、道を北に三周ヶ岳を目指す。
すぐ上の稜線から振り返ると、ひっそりと静まり返り碧い水をたたえた夜叉ヶ池が俯瞰される。
その先の大岩の岩場を越えるあたりからは笹と灌木の手強いブッシュの道が続き、先には目的の三周ヶ岳が聳えている。
ちょうど12時に小広場のあるピークに着き、ここで昼食を摂る。
昼食後はますます厳しくなる背丈を越えるようなブッシュをかき分けながらの登りが続く。
13:10やっと一等三角点の建つ三周ヶ岳山頂に出る。
狭い山頂には標識がまったくない。
山頂からは能郷白山方面や伊吹山などを望まれる。
少し休んだ後、もと来た道を引き返す。
下りもブッシュに手こずり予想外に時間がかかる。
夜叉ヶ池に出て、また岩場を注意しながら下山する。

登山教室の受講生の方々4人と越美山地の「夜叉ヶ池」と「三周ヶ岳」へ山行する。


夏空の晴天が期待される一日、朝7時前に集合して、名神、北陸道を走る。
木之本ICからR303を走り、坂内村から池ノ又林道をさかのぼり林道終点の駐車場に午前9時前に着く。
広い駐車場には先行者の車が一台停まっているだけである。

準備、ストレッチをして9:10夜叉ヶ池に向け出発する。

沢を2、3回横切り、ジグザグ道を少し登り、山腹の水平道に取り付く。
このあたりの道はブナの林が夏の強い日差しを遮って心地よい。

30分ほど歩くと、谷の奥に「夜叉壁」が見えてくる。

水場を過ぎ、10:05「幽玄ノ滝」に出る。
やや水量が少ないが、涼しげな水が流れ落ちている。
若返りの水という夜叉姫の御利益にあずかれるよう皆滝の水を浴びる。


少し先から稜線までは岩場の登りが続く。
クサリやロープにつかまりながら急斜面を登っていく。

10:50三周ヶ岳への稜線に出て、反対側へ少し下り夜叉ヶ池湖畔に出る。

以前にはなかった立派な桟橋が出来ている。
他に誰もいない湖畔の桟橋で、静かな湖面を見ながらしばらく休憩する。

再度稜線に登り返し、道を北に三周ヶ岳を目指す。
すぐ上の稜線から振り返ると、ひっそりと静まり返り碧い水をたたえた夜叉ヶ池が俯瞰される。

その先の大岩の岩場を越えるあたりからは笹と灌木の手強いブッシュの道が続き、先には目的の三周ヶ岳が聳えている。

ちょうど12時に小広場のあるピークに着き、ここで昼食を摂る。

昼食後はますます厳しくなる背丈を越えるようなブッシュをかき分けながらの登りが続く。

13:10やっと一等三角点の建つ三周ヶ岳山頂に出る。


狭い山頂には標識がまったくない。
山頂からは能郷白山方面や伊吹山などを望まれる。
少し休んだ後、もと来た道を引き返す。
下りもブッシュに手こずり予想外に時間がかかる。
夜叉ヶ池に出て、また岩場を注意しながら下山する。

夜叉壁が夕方の日を浴びてまた違った表情を見せている。
下山も予想外に時間がかかり、午後4時半ようやく登山口の駐車場に下りてくる。
今回は教室の皆さんにとっては、岩場の登り方ややぶ漕ぎの仕方など新しい体験もできた山行であったと思う。
特に今回体験したようなやぶ漕ぎは、これからいろいろな山へ行かれると必ず必要となる登山技術である。
こういった機会を利用してマスターしていただきたいと思う。
朝9時過ぎから夕方4時半まで、参加された皆さん全員頑張って歩き通すことが出来、自信がついた山行であったことを期待したい。
山遊人

下山も予想外に時間がかかり、午後4時半ようやく登山口の駐車場に下りてくる。
今回は教室の皆さんにとっては、岩場の登り方ややぶ漕ぎの仕方など新しい体験もできた山行であったと思う。
特に今回体験したようなやぶ漕ぎは、これからいろいろな山へ行かれると必ず必要となる登山技術である。
こういった機会を利用してマスターしていただきたいと思う。
朝9時過ぎから夕方4時半まで、参加された皆さん全員頑張って歩き通すことが出来、自信がついた山行であったことを期待したい。
山遊人
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