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山遊人の徒然日記

山と写真をこよなく愛するおじさんのブログです。 山行記録や旅日記また花の写真などを中心によしなし事を載せていきます。 同好の方がみえましたらお立ち寄り下さい。

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春山で雪上訓練:大日ヶ岳

4月14日(土)~15日(日)

           dainiti

所属する会の指導員研修山行で、奥美濃の大日ヶ岳へ1泊2日の日程で雪上訓練に行く。
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4月14日(土)

天気予報では午後からは天候が回復するということであるが、朝から少し雨が降る天気である。
今回はリーダーを含めて5人の参加である。
午前7時前に集合して東海北陸道を走り、高鷲ICを出て高鷲スノーパーク駐車場に午前9時前に着く。
今シーズン最後のスキーやスノボーを楽しもうと、すでにたくさんの車が駐車している。
天候の回復を待ってゆっくりと準備をし、午前10:30頃ゴンドラに乗る。
一気に1500m以上まで上がり、山頂駅から荷物を背負って出発する。
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トレースが付いた斜面を40分ほど上がって、1574m付近の平坦地にテントを設営する。
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昼食を食べた後少し上がった斜面で滑落者の確保の訓練をする。
あらかじめわかっていてもとっさにピッケルを打ち込んで落ちるのを確保するのは大変である。
これが出来ないと、ザイルパーティーとして信頼感を持つことが出来ないので全員何度も繰り返して練習する。
その後テントまで戻って雪崩の有無を調べる「弱層テスト」を行う。
幾つかある方法の中で今回はコンプレッションテストを教えてもらう。
この方法は四角柱(幅30cm×奥行30cm)を作り、ショベルのブレードを叩くことで、弱層を確認する方法である。
たたき方の強弱で雪の層がどこで破断するかで調べる方法である。
表層で破断するときは雪崩の危険性が高く、1mほどの深い所の場合は危険性は低いということである。
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夕方近くに訓練を終え、テントの中で夕食まで談笑する。
大きなテントなので中は暖かく居心地がよい。
午後6時頃から夕食の準備にかかり、良質の和牛の肉が食べきれないくらい入ったスキ焼をたらふく食べて明日に備える。
午後8時過ぎ消灯し、寝袋に入って眠りに着く。
夜半から風が出てテントをたたく。


4月15日(日)

午前4時過ぎに起床し、テントを出てみると、満天の星がまたたき、下界の街の灯が眼下にきらめいている。
晴天が約束されたような登山日和になりそうである。
5時過ぎテントの周りに朝日が差し雪が赤く染まりだす。
東には逆光で御嶽がシルエットになって浮かび上がっている。
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昨日のスキ焼の残りに餅を入れた雑煮を食べた後、今日も午前6時過ぎから付近の斜面へ雪上訓練に行く。
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今日の訓練は雪の斜面の歩き方と滑落停止の練習である。
滑落したらすぐに腹這いになり、ピッケルを打ち込んで止めるのだが、なかなかうまくいかず数メートルは流されてしまう。
皆何度も繰り返して練習をする。
そのうちだんだんとコツを飲み込み何とか止れるようになる。

7時過ぎまで訓練をした後、最小限の荷物を持ち、大日ヶ岳とその先の天狗山を目指して出発する。
まだ朝のうちは雪もしまっておりアイゼンもいらない。
幾つかかコブを越えながら大日ヶ岳を目指す。
展望を楽しみながらの稜線漫歩である。 P1050991.jpg


7:45大日ヶ岳山頂に到着する。
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山頂に祀ってある大日如来像の頭だけが雪の中から出ている。
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山頂からは北西にはまだ真っ白に残雪の残る白山連峰、東から北東にかけては、御嶽山、乗鞍岳が浮かんでいる。
その北には北アルプスが穂高連峰、槍ヶ岳からずっと続き、一番北には剱岳まで見渡すことができる。
P1060005.jpg 

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展望を楽しんだ後、北西尾根をたどって真っ白な白山を正面に見ながら天狗山(1658m)を目指す。
この山は残雪期のこの時期にしか登ることができない。
P1060009.jpg 

40分ほど歩いて8:30山頂に立つ。
P1060012.jpg 

ところが地図で確認するともう少し手前が天狗山山頂のようである。
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ここからの眺めも最高で、野伏ヶ岳や薙刀山、銚子ヶ峰から三ノ峰を経て、別山、白山と連なっている。
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しばしの休憩の後、来た道を戻ると、休日で天気もいいので大日ヶ岳には大勢のスノーボーダーやスキーヤーが登ってきている。
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10時過ぎにサイトに戻り、テントを撤収してスキー場からゴンドラに乗って11時半頃駐車場に戻る。
日曜日ということもあって駐車場は満車状態である。
近くの温泉で汗を流し、午後2時半過ぎ名古屋に戻る。


今回の研修山行は雪上訓練が中心であったが、前回八ヶ岳に行ったときに技術のなさを痛感したので積極的に参加した。
やはり雪山では基本的な技術をしっかりと身に付けて臨むことが絶対に必要である。
今回訓練で習ったことが身に付くまでには至らなかったが、今後もこういった訓練を反復練習して安全な登山に心掛け、残雪の山を楽しみたいものである。
今回も我々に熱心に指導いただいたリーダーに感謝!!

            山遊人
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