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山遊人の徒然日記

山と写真をこよなく愛するおじさんのブログです。 山行記録や旅日記また花の写真などを中心によしなし事を載せていきます。 同好の方がみえましたらお立ち寄り下さい。

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紅葉の鹿島槍ヶ岳・五竜岳

10/6(土)~8(月)
体育の日の3連休を利用して、北アルプス後立山連峰の鹿島槍~五竜岳へと山行を計画する。
今年は紅葉が少し遅れており、まだ少し早いかも知れないと思いながらの山行である。
天気は土日曜は晴れるが、月曜は雨との予報である。


10/6(土) 扇沢~種池~冷池小屋(泊)
朝3時に名古屋を出て、6時少し過ぎ扇沢へ到着する。
すでに、柏原新道入口駐車場は満車状態。少し下へ駐車して、6時半に出発する。
柏原新道は歩きやすい道で、途中少し色づき始めたナナカマドなどの紅葉を見ながら、ぐんぐん高度をあげる。
種池小屋が上に見えてからがなかなか到着しない。
9時少し過ぎにやっと稜線上の種池小屋へ到着する。
薄曇りであるが、小屋からは針ノ木岳から赤沢岳、また、爺ヶ岳へかけての展望がよい。
爺ヶ岳の斜面は紅葉がかなり進んでいる。  

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天候はだんだんと青空が多くなり、気分よく歩を進める。 左手には黒部の谷を隔てて、剱岳、立山連峰が常に我々の歩みとともについてくる。 爺ヶ岳南峰、北峰を超えて行くと、行手には端正な双耳峰を従えて聳えている鹿島槍ヶ岳が徐々に近づいてくる。

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予定より早く12時半に、まだ新しい赤い屋根の冷池小屋へ到着する。
2年ほど前に立て替えられた小屋は、非常にきれいで、部屋も2畳に3人とまずまずである。
トイレ、寝具なども清潔で気持ちよい小屋である。
しかし、我々が昼寝をしている間に、登山者がどんどん増え、急遽談話室や着替え室などが宿泊室に変更される。さすがは連休である。
夕食は、おかず類も多く、満足のいくものであった。
6時過ぎにはやることもなくなり、布団にもぐりこむ。
明日の天気もよさそうなので、期待をしながら早々に眠りにつく。  
10/7(日) 冷池小屋~鹿島槍ヶ岳~五竜岳~五竜山荘(泊)
朝4時起床する。まだ暗い空には満天の星が無数にまたたいている。
今日の天気のよさを約束しているようだ。
5時20分薄明かりの中小屋を出発する。
まだ、朝日は登っていないが、東の空が徐々に赤く染まりだす。
布引岳への途中で、雲海の中から金色の朝日が顔を出す。
久しぶりに見る素晴らしい夜明けである。
北信五岳や浅間山、八ヶ岳連峰が雲海の上に浮かんでいる。
さらに、右手には富士山が頭を覗かせ、南アルプスの北岳や、2週間前に登った甲斐駒ヶ岳もポッカリと浮かんでいる。
前方には鹿島槍が赤く染まり、左手の剣岳、立山連峰も徐々に頂上から朝日を浴びて輝き出す。
鹿島槍の黒い影が剱岳にくっきりと写って見える。

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布引岳を過ぎ、長い尾根を登り、7時10分鹿島槍ヶ岳南峰(2889m)へ到着。さすがに人で一杯である。
山頂からは素晴らしい展望で、どちらを向いても名だたる山ばかりである。
北には白馬連峰、南には、遠く穂高連峰や槍ヶ岳、西には剣、立山、薬師が青空に聳えている。
東には、大町が雲の下に見え、上には八ヶ岳、富士山、南アルプスが雲海上に墨絵のように浮かんでいる。

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休憩の後、吊尾根を通り、北峰へ。北峰から見る南峰は三角錐の頂が天に突きあげ先鋭に見える。

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ここからは、最大の難所八峰キレットへ向けて400mの大下りである。
八峰キレットは谷がV字に深く切れ込み、梯子、鎖を利用して慎重に通過する。
さすがに北アルプス有数の難所である。

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無事キレットを通過し、キレット小屋で一休み。小屋はすでに今年の営業を止めている。
これから五竜岳への長い登りが待ち構えている。
 9時、今日の最後の登りである五竜岳へ向けて、歩を進める。
4時間の登りはかなりきつそうである。
特に最後の急坂の登りは、下から見上げると、何処に登山道がついているのかと思うほど急である。
ぜいぜいと息を切らせながら急登をこなし、やっと12時30分に五竜岳山頂(2814m)に立つ。

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山頂では、朝から前後して歩いてきた単独行の男性三人と一緒になる。
振り返れば、鹿島槍から辿ってきた道がうねうねと続いて見える。

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前方には白馬三山が八方尾根の向こうに近く見える。
少し休んだ後、下に見える今日の寝ぐらである五竜山荘へ向けて下山する。

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五竜山荘には13時40分に到着する。
小屋は大きいが少し古い感じのする小屋である。
今日はそんなに混まないようで、2段ベッドの部屋で7人が同室となる。
だんだんと天候が崩れかけ、ガスも出始めたので、部屋でごろごろと昼寝を決め込む。
夕食は、カレーオンリーであるが、デザートもついて割合に美味しかった。
小屋の予想では、明日の天気は雨との予報で、ひょっとすると雪になるかもしれないということである。
なかなか寝付かれず、長い夜に時々目を覚ますと、小屋の外は激しい雨と風の様子である。
10/8(月) 五竜山荘~遠見尾根~神城
朝起きるとやはり外は雨と風が激しい。
早々に下ることにして、朝一番の朝食を食べ、5時過ぎに出発する。
遠見尾根は西遠見、大遠見、中遠見、小遠見と休みもとらず一目散に駆け下る。
中腹あたりでは紅葉が真っ盛りで、ナナカマドの赤やダケカンバの黄色が時々切れるガスの間からでも鮮やかである。
晴れていれば素晴らしいだろうと思いながら下る。

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やっと地蔵の頭へ下り、アルプス平のゴンドラ駅へ9時前に到着する。
ゴンドラに乗り、大糸線神城駅まで歩き、大町へ電車で出て、大町からバスで扇沢へ戻り、車を回収し、帰名する。
3連休で混んではいたが、前半2日間がよい天気に恵まれ、展望や紅葉も楽しめた山行であった。
鹿島槍ヶ岳は学生時代に登りそこね、40年近くたってやっと念願がかない登ることができた。
今年最後の宿泊を伴う思い出深い山旅になりそうである。

山遊人
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コメント

 

お初は鎌ヶ岳さん

お久しぶりです。
東北山行はいかがでしたか?
月山、鳥海山、蔵王一度は行ってみたい山です。
チベットの山を見に、中国へ行ってきました。
感動的な眺めでした。
今ブログを書いています。お楽しみに!!
  • 山遊人 
  • URL 
  • 2007年10月25日 07時31分 
  • [編集]

念願の鹿島槍ヶ岳 

herabunanosatoさん
まさに天空の人となったかのようでした。雲の海に浮かぶ富士を始めとしたやまやまが、まるで海に浮かぶ島々のようでした。
念願かなった鹿島槍は40年前も、今も変わらずに悠然と下界を睥睨しているのでしょうね。

  • 山遊人 
  • URL 
  • 2007年10月12日 07時03分 
  • [編集]

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