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山遊人の徒然日記

山と写真をこよなく愛するおじさんのブログです。 山行記録や旅日記また花の写真などを中心によしなし事を載せていきます。 同好の方がみえましたらお立ち寄り下さい。

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槍・穂高の大展望(常念岳~蝶ヶ岳)

7月31日(土)~8月1日(日)

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梅雨も明け、夏山の最盛期に入った7月最後の土日1泊で、北アルプスの槍ヶ岳や穂高岳の展望台として知られる常念岳から蝶ヶ岳縦走のテント山行に山仲間2人と一緒に出かける。

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7月31日(土)

梅雨明け後の晴天が期待される中、朝4時半に集合し、中央道を走り、豊科ICを出て、常念岳と蝶ヶ岳への登山口である三股駐車場へ7時過ぎ到着する。
4、50台は駐車することができる駐車場はすでに満車状態であり、何とか路肩に駐車場所をみつける。
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7時40分、ゲートをくぐり、三股まで20分ほど林道歩きである。
三股の登山指導所で登山届を出し、いよいよ常念岳への標高差1500mの登山道を登り始める。
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樹林帯の中の急勾配の、いやになるほどジグザグが続く道を、肩に食い込む重いザックに喘ぎながらの登りが続く。
こちらの道は急登のためか我々のほかには1パーティが登ってくるだけで、時々下山者とすれ違うだけの静かな山行ができる。
3時間ほど歩きやっと尾根上に出ると、行く手に前常念岳が樹林の間から姿を現す。
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しばらく尾根を進み、2207m標高点を通過すると、道は岩稜帯になり、大きな岩稜の重なる道を前常念岳を目指して急登する。
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出発して5時間半ほどの午後1時、岩に埋もれた避難小屋を通過し、道標もなく知らずに通過してしまいそうな三角点だけの建つ前常念岳(2661m)に到着する。
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行く手にはまだまだ遠く、高く常念岳本峰がそびえている。
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残念ながら槍ヶ岳や穂高連峰は雲に隠れて見ることはできない。
右手には横通岳や大天井岳が間近である。
前常念岳から少し登り、常念小屋の建つ常念乗越への巻き道を通るつもりでいたが、崩壊などのため数年前から通行止めになっており、しかたがないので常念岳直下まで登り、テント場のある常念乗越まで400m近く下るはめになり、1時間ほど余分に時間がかかる。
午後4時やっと乗越に着くも、すでにテント場は満杯状態である。
ふちの方の斜面にやっと張れる場所を見つけて設営する。
早速テントを設営し、夕食の支度をしていると、西の方の雲が切れ槍・穂の連峰が雲の間から姿をのぞかせる。
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小屋の方も夏山最盛期ということで、1畳に2人という大変な込み合いで賑わっている。
夜になってもあまり寒くなく、しばらく山談義をした後就寝につくも、斜面のため体がずり落ち、すぐに目が覚めてしまい、あまり寝ることができない。
夜中にトイレに起き外に出ると、槍から穂高連峰がくっきりと月夜に浮かび明日の晴天が約束される。


8月1日(日)

朝4時半に起床し、外に出ると薄明かりの中、槍・穂高連峰が一点の雲もない黎明の空にくっきりと聳えている。
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朝食の準備やテントの撤収をしているうちに朝日があたりだし、刻々と連峰に赤みが増してくる。
久しぶりに見る槍・穂高の大展望である。
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本日登る常念岳も朝日に輝きだす。
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すっかり明るくなったテント場の後ろには、槍・穂高が青空の下天をついて佇んでいる。
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朝食を終え、小屋前の広場に出ると、多くの登山者が出発の支度をしている。
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午前6時過ぎ、常念岳へ向けて本日の第1歩を踏み出す。
今日も長い行程が待っている。
常念岳まで400mの高度を登らなければならない。
1時間半ほどかけて常念岳の山頂に立つ。
百名山ということもあり、山頂はいる場所もないくらいの混みようである。
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山頂からの展望は素晴らしく、槍や穂高はやや雲がわき始めた中にスッキリと王者の風格で聳えている。
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北には表銀座から遠く白馬岳方面まで見渡すことができる。
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南にはこれから辿る蝶ヶ岳へと続く稜線の道が続いている。
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展望を堪能し、蝶ヶ岳へと歩みを続ける。
途中のピークではちょうどニッコウキスゲが黄色の花を付けている。
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上り下りを繰り返し、最後の250メートルほどを登り、11:20蝶槍のピークに出る。
この頃にはすっかりガスがかかり、周囲の山々は見ることができない。
ここまでの上り下りの繰り返しに結構バテ気味である。
二重山稜になった稜線をたどり、やっと12時過ぎに蝶ヶ岳山荘に到着する。
昼食を摂っていると、常念小屋から前後していた赤い帽子をかぶった25人ほどの中高年の山の会のパーティーが到着し始めたので、早々に片付けをして、蝶ヶ岳のピークに登り、下山にかかる。
三股への下山路は大滝山への分岐の近くにお花畑が広がり、色とりどりの夏の花が今が盛りである。 
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1時間ほど急な道を下って蝶沢に出て、おいしい沢の水を汲み、平坦になったまめうち平を午後3時頃通過する。
更に樹林帯を下り、力水の水場を通過して、怪獣の頭のような形をした木を見ると間もなく昨日通過した三股に16:15到着する。
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林道を下り、午後4時車がだいぶ少なくなった駐車場に全員無事たどり着く。
今日も10時間を超す長い一日であった。
途中の温泉で2日間の汗を流し、夕食を食べて、中央道を走り、午後9時半名古屋に帰り着く。


今回は久しぶりのテント山行であり、しかも常念岳への6時間以上はかかる急登のコースをとったので、登る前には少し心配をしたが、何とか三人とも登り終えることができた。
また、2日目の常念から蝶へ縦走し下山するコースも結構アップダウンを繰り返し、10時間以上かかるロングコースであった。
何とか無事下山したが、足や肩が痛く、久しぶりにハードな山行であった。
しかし、天候にも恵まれ、念願の槍・穂高の大展望を楽しむことができた。
また、テント山行であったので、込み合う小屋泊りと違ってゆっくりと仲間だけで過ごすことができた。
今後も、もう少し装備や食料などの荷物を軽くするように工夫をして、時々はテント山行も続けていきたい。

                           山遊人

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