2009.10/28 [Wed]
秋空にバラグライダー舞う入道ヶ岳
10月28日(水)
高気圧が張り出した秋空の一日、所属する山の会の同期の仲間たち10人で、春にはアセビの群落で有名な鈴鹿山系の入道ヶ岳へ山行する。
(GPSで歩いた軌跡をとり、地図に落しました)
コースタイム
椿神社9:40 → 9:50井戸谷道分岐 → 10:40滝谷道分岐 → 11:45入道ヶ岳12:40 → 14:15宮妻峡キャンプ場
7:15に名古屋駅へ集合し、近鉄で四日市まで行き、バスに乗り換えて椿神社へ9:10に到着する。
神社横の広場で準備運動をして、9:40入道ヶ岳へ向けて出発する。
一日天気もよさそうなので、秋の山を楽しもうと、皆張り切って軽い足取りである。
井戸谷道の分岐を越え、河原を渡り、頭上に入道ヶ岳を仰ぎながら二本松尾根道に取りつく。
しばらく杉林の中の谷沿いの道を登り、1時間ほどで中間点である滝谷道との分岐に出る。
ここから二本松尾根通しの道になり、避難小屋を越えて、ぐんぐんと高度をあげていく。
天然記念物に指定されているアセビとイヌツゲが混じる胸突き八丁の急な斜面を登り、やっと足元にクマザサが混じるようになると、右手の方の展望が開け山頂は間近である。
神社から2時間少しの登りで、11:45鳥居が立ち三角点のある入道ヶ岳山頂に到着する。
入道ヶ岳はまさに入道の頭のように丸い山頂で、草原になっており、周囲の展望も開けた気持ちのいい山頂である。
北には鈴鹿の中心部、御在所岳や鎌ヶ岳が指呼の間に聳えている。
東には眼下に四日市の街が広がり、伊勢湾も見渡せるが、今日はやや霞んでいる。
今日の行程は急がないので、山頂でゆっくりと昼食を摂っていると、北西の雲母峰(きららみね)の上空にパラグライダーが2、3機舞い上がる。
そのうちの1機がこちらに向けて飛んできて入道ヶ岳山頂に着陸する。
珍しいので、皆で並んで飛び立つところを見ようと待っているが、風の強さや向きが難しいらしく、なかなか飛び立てない。
しばらくしてやっと飛び立つと、思わず皆で拍手が沸き起こる。
山頂には我々だけであり、ゆっくりと憩った後皆で記念写真を撮る。
1時間ほどの山頂での休憩の後、12:40下山にかかる。
北の頭を経て、宮妻峡への下山道である宮妻新道を下る。
この道はほぼ尾根通しの道であり、落葉に埋まった急な登山道を1時間少しで宮妻峡に出て、川を渡りキャンプ場に14:15に到着する。
宮妻峡は紅葉でも有名なところであるが、まだ少し早いようである。
ここでタクシーを呼び、近鉄湯の山温泉駅近くの片岡温泉に行く。
今日一日の汗を流し、16:36の電車に乗り、四日市を経て午後6時少し前に名古屋駅へ到着する。
天気にも恵まれ秋空のもと気持ちのいい山行のできた一日であった。
入道ヶ岳の山頂は広々としており、パラグライダーを見上げながら昼寝をしていると、時の経つのを忘れてしまうような、好きな山頂の一つである。
山遊人

高気圧が張り出した秋空の一日、所属する山の会の同期の仲間たち10人で、春にはアセビの群落で有名な鈴鹿山系の入道ヶ岳へ山行する。

(GPSで歩いた軌跡をとり、地図に落しました)
コースタイム
椿神社9:40 → 9:50井戸谷道分岐 → 10:40滝谷道分岐 → 11:45入道ヶ岳12:40 → 14:15宮妻峡キャンプ場
7:15に名古屋駅へ集合し、近鉄で四日市まで行き、バスに乗り換えて椿神社へ9:10に到着する。
神社横の広場で準備運動をして、9:40入道ヶ岳へ向けて出発する。

一日天気もよさそうなので、秋の山を楽しもうと、皆張り切って軽い足取りである。
井戸谷道の分岐を越え、河原を渡り、頭上に入道ヶ岳を仰ぎながら二本松尾根道に取りつく。

しばらく杉林の中の谷沿いの道を登り、1時間ほどで中間点である滝谷道との分岐に出る。
ここから二本松尾根通しの道になり、避難小屋を越えて、ぐんぐんと高度をあげていく。

天然記念物に指定されているアセビとイヌツゲが混じる胸突き八丁の急な斜面を登り、やっと足元にクマザサが混じるようになると、右手の方の展望が開け山頂は間近である。

神社から2時間少しの登りで、11:45鳥居が立ち三角点のある入道ヶ岳山頂に到着する。

入道ヶ岳はまさに入道の頭のように丸い山頂で、草原になっており、周囲の展望も開けた気持ちのいい山頂である。
北には鈴鹿の中心部、御在所岳や鎌ヶ岳が指呼の間に聳えている。

東には眼下に四日市の街が広がり、伊勢湾も見渡せるが、今日はやや霞んでいる。
今日の行程は急がないので、山頂でゆっくりと昼食を摂っていると、北西の雲母峰(きららみね)の上空にパラグライダーが2、3機舞い上がる。

そのうちの1機がこちらに向けて飛んできて入道ヶ岳山頂に着陸する。
珍しいので、皆で並んで飛び立つところを見ようと待っているが、風の強さや向きが難しいらしく、なかなか飛び立てない。
しばらくしてやっと飛び立つと、思わず皆で拍手が沸き起こる。


山頂には我々だけであり、ゆっくりと憩った後皆で記念写真を撮る。


1時間ほどの山頂での休憩の後、12:40下山にかかる。
北の頭を経て、宮妻峡への下山道である宮妻新道を下る。
この道はほぼ尾根通しの道であり、落葉に埋まった急な登山道を1時間少しで宮妻峡に出て、川を渡りキャンプ場に14:15に到着する。

宮妻峡は紅葉でも有名なところであるが、まだ少し早いようである。
ここでタクシーを呼び、近鉄湯の山温泉駅近くの片岡温泉に行く。
今日一日の汗を流し、16:36の電車に乗り、四日市を経て午後6時少し前に名古屋駅へ到着する。
天気にも恵まれ秋空のもと気持ちのいい山行のできた一日であった。
入道ヶ岳の山頂は広々としており、パラグライダーを見上げながら昼寝をしていると、時の経つのを忘れてしまうような、好きな山頂の一つである。
山遊人
- 関連記事
-
- 初めての岩場歩行研修 (2009/11/07)
- 御在所岳裏道の鉄橋架かる (2009/11/01)
- 秋空にバラグライダー舞う入道ヶ岳 (2009/10/28)
- 鈴鹿山系でのビヴァーク研修山行 (2009/10/25)
- 紅葉真っ盛りの恵那山 (2009/10/21)
*Comment
Comment_form