2023.05/25 [Thu]
濃尾平野を見下ろしながらの稜線歩き
2023年5月24日(水)
養老山地:多度山(402.8m)・美濃松山(612.7m)・石津御嶽(629.1m)
雨後の爽やかなか晴天の一日、下見を兼ねて、単独で、三重・岐阜県境にある養老山地最南端の「多度山」から「石津御嶽」までの縦走山行に出かける。

【地形図】 駒野、阿下喜(1・25000図)
【コースタイム】
多度ポケットパーク駐車場(5:40)~第2展望台(5:56)~多度山(6:32/36)~相場振り(7:00)~美濃松山(7:50/57)~パラグライダー発射台(8:21/27)~石津御嶽神社(8:44)~石津御嶽三角点(8:47)~七合目展望台(9:00/10)~四合目展望台(9:24)~登山口(9:42)~登山口駐車場(9:45)~石津駅(10:00)

【天気】 快晴微風
朝4時半過ぎに家を出て、蟹江ICから東名阪道に乗り長島ICで降りる。
木曽三川公園を通り多度の町に入る。
大きな「多度山上公園入口」の標識に従って左折れする。

5分ほど林道を上がり、午前5時半過ぎ、右手の「ポケットパーク駐車場」に着く。
30台ぐらいは止められそうな大きな駐車場には1台も駐まっていない。

5:40、準備をして多度山に向けて歩き始める。
しばらく車道を上がっていき、すぐに右手の車止めのある林道を歩いていく。
15分ほどジグザグに歩いていくと、四阿のある第2展望台に着く。
東側眼下には、逆光に輝く木曽三川の向こうに名古屋駅前の高層ビル群も見えている。

正規のルートでは、林道をジグザグを切りながら登っていくのだが、途中からショートカットして、右手の登山道に入る。
ほとんど視界のない樹林帯の中のかなり急坂の道を登っていく。
30分近く登り、林道に飛び出し、かつてのジャンプ台横に出る。

その先すぐに「多度山上公園」に出る。

少し階段状の道を登り、6:32、二等三角点の多度山頂に着く。

山頂の展望台からは、木曽三川の向こうに濃尾平野が雄大に広がっているのが見える。

北東には、遠く御嶽山が聳えている。

朝の光にシルエットとなって、恵那山や中央アルプスも見えている。

眺望を楽しんだ後、さらに先へと歩を進める。
車道に出て、愛宕神社へと下る「健脚コース」を左に分け、右手の林道を進む。

山頂近くに3本立っている電波塔の横を通っていく。

林道を離れて送電線鉄塔下を通り、尾根道の登山道を行く。

しばらく歩き、7:00、「相場振り」という標識の建つ展望地に出る。
案内によると、相場振りとは、電信・電話等がなかった時代、変動するコメ相場をいち早く知るために、このあたりの山の上から紅白の手旗を振って桑名などの業者に知らせた所だということである。

その先で一旦谷へ下り、再び尾根道へと戻る。
途中で、美濃松山を経て石津御嶽へ行く道と、山腹を巻いていく道に分かれる。

右手の美濃松山山頂を通る道を行く。
少し登って、7:50、三等三角点の「美濃松山」山頂に着く。

山頂からは木曽三川方面が見える。

尾根道を行き車道に出て、2本の電波塔を過ぎ、7:50、ハンググライダー発射場に着く。
発射場の台の上からは眼下の濃尾平野が一望である。

15分ほどゆるやかに登り、8:44、鳥居をくぐって頂上御嶽神殿に出る。


参拝後、少し戻って左に折れ、石津駅への下山路に入る。
御嶽神社へお参りするための信仰の山なので、道はよく整備されている。

少し下ると、左手に石津御嶽の三角点(四等)がある。

さらに下っていくと、道の傍らに「八海山社」が祀られている。

五合目手前で広い道に出る。

左手に採石場を見ながら下っていくと、四合目の展望台に出る。

展望台からジグザグに下り、9:42、林道の出合う石津御嶽登山口に出る。

獣除けの柵を開けて登山道を下っていく。

9:43、御嶽神社の鳥居をくぐって林道に出る。

正面に濃尾平野を見ながら下っていくと、木曽三川の向こうに名古屋駅前の高層ビル群がよく見える。

まっすぐな車道を下っていくと、右手に石津御嶽登山口の駐車場がある。

その先R258を信号で渡り、南濃町の集落の中の道を行き、踏切を渡って、10:00、養老鉄道「石津駅」に着く。
駅のホームから歩いてきた稜線を振り仰ぐ。

30分ほど待って桑名行きの電車に乗り、7分ほどで2つ先の「多度駅」へ着く。
多度駅から町の中を歩き、多度川を渡る。
橋の上から山頂近くに電波塔の見える多度山を振り仰ぐ。

途中で左折れして、駐車場まで坂道を歩いていく。
駅から20分ほどかかり、11:00、車を駐めた駐車場へ戻る。
登るときには1台もなかったが、今は10台以上の車が駐まっている。

来るときに通った道で東名阪道を走り、12:00、自宅へ帰る。
多度山の稜線は、東側に木曽三川の向こうに広がる濃尾平野を眺めながら気持ちよく歩くことが出来る。
今日も素晴らしい晴天に恵まれて、爽やかな風吹き渡る多度の山々を縦走することが出来た。
夜景もきれいと聞いているので、一度機会を見て夜間登山でも歩いてみたい。
養老山地:多度山(402.8m)・美濃松山(612.7m)・石津御嶽(629.1m)
雨後の爽やかなか晴天の一日、下見を兼ねて、単独で、三重・岐阜県境にある養老山地最南端の「多度山」から「石津御嶽」までの縦走山行に出かける。

【地形図】 駒野、阿下喜(1・25000図)
【コースタイム】
多度ポケットパーク駐車場(5:40)~第2展望台(5:56)~多度山(6:32/36)~相場振り(7:00)~美濃松山(7:50/57)~パラグライダー発射台(8:21/27)~石津御嶽神社(8:44)~石津御嶽三角点(8:47)~七合目展望台(9:00/10)~四合目展望台(9:24)~登山口(9:42)~登山口駐車場(9:45)~石津駅(10:00)

【天気】 快晴微風
朝4時半過ぎに家を出て、蟹江ICから東名阪道に乗り長島ICで降りる。
木曽三川公園を通り多度の町に入る。
大きな「多度山上公園入口」の標識に従って左折れする。

5分ほど林道を上がり、午前5時半過ぎ、右手の「ポケットパーク駐車場」に着く。
30台ぐらいは止められそうな大きな駐車場には1台も駐まっていない。

5:40、準備をして多度山に向けて歩き始める。
しばらく車道を上がっていき、すぐに右手の車止めのある林道を歩いていく。
15分ほどジグザグに歩いていくと、四阿のある第2展望台に着く。
東側眼下には、逆光に輝く木曽三川の向こうに名古屋駅前の高層ビル群も見えている。

正規のルートでは、林道をジグザグを切りながら登っていくのだが、途中からショートカットして、右手の登山道に入る。
ほとんど視界のない樹林帯の中のかなり急坂の道を登っていく。
30分近く登り、林道に飛び出し、かつてのジャンプ台横に出る。

その先すぐに「多度山上公園」に出る。

少し階段状の道を登り、6:32、二等三角点の多度山頂に着く。

山頂の展望台からは、木曽三川の向こうに濃尾平野が雄大に広がっているのが見える。

北東には、遠く御嶽山が聳えている。

朝の光にシルエットとなって、恵那山や中央アルプスも見えている。

眺望を楽しんだ後、さらに先へと歩を進める。
車道に出て、愛宕神社へと下る「健脚コース」を左に分け、右手の林道を進む。

山頂近くに3本立っている電波塔の横を通っていく。

林道を離れて送電線鉄塔下を通り、尾根道の登山道を行く。

しばらく歩き、7:00、「相場振り」という標識の建つ展望地に出る。
案内によると、相場振りとは、電信・電話等がなかった時代、変動するコメ相場をいち早く知るために、このあたりの山の上から紅白の手旗を振って桑名などの業者に知らせた所だということである。

その先で一旦谷へ下り、再び尾根道へと戻る。
途中で、美濃松山を経て石津御嶽へ行く道と、山腹を巻いていく道に分かれる。

右手の美濃松山山頂を通る道を行く。
少し登って、7:50、三等三角点の「美濃松山」山頂に着く。

山頂からは木曽三川方面が見える。

尾根道を行き車道に出て、2本の電波塔を過ぎ、7:50、ハンググライダー発射場に着く。
発射場の台の上からは眼下の濃尾平野が一望である。

15分ほどゆるやかに登り、8:44、鳥居をくぐって頂上御嶽神殿に出る。


参拝後、少し戻って左に折れ、石津駅への下山路に入る。
御嶽神社へお参りするための信仰の山なので、道はよく整備されている。

少し下ると、左手に石津御嶽の三角点(四等)がある。

さらに下っていくと、道の傍らに「八海山社」が祀られている。

五合目手前で広い道に出る。

左手に採石場を見ながら下っていくと、四合目の展望台に出る。

展望台からジグザグに下り、9:42、林道の出合う石津御嶽登山口に出る。

獣除けの柵を開けて登山道を下っていく。

9:43、御嶽神社の鳥居をくぐって林道に出る。

正面に濃尾平野を見ながら下っていくと、木曽三川の向こうに名古屋駅前の高層ビル群がよく見える。

まっすぐな車道を下っていくと、右手に石津御嶽登山口の駐車場がある。

その先R258を信号で渡り、南濃町の集落の中の道を行き、踏切を渡って、10:00、養老鉄道「石津駅」に着く。
駅のホームから歩いてきた稜線を振り仰ぐ。

30分ほど待って桑名行きの電車に乗り、7分ほどで2つ先の「多度駅」へ着く。
多度駅から町の中を歩き、多度川を渡る。
橋の上から山頂近くに電波塔の見える多度山を振り仰ぐ。

途中で左折れして、駐車場まで坂道を歩いていく。
駅から20分ほどかかり、11:00、車を駐めた駐車場へ戻る。
登るときには1台もなかったが、今は10台以上の車が駐まっている。

来るときに通った道で東名阪道を走り、12:00、自宅へ帰る。
多度山の稜線は、東側に木曽三川の向こうに広がる濃尾平野を眺めながら気持ちよく歩くことが出来る。
今日も素晴らしい晴天に恵まれて、爽やかな風吹き渡る多度の山々を縦走することが出来た。
夜景もきれいと聞いているので、一度機会を見て夜間登山でも歩いてみたい。
山遊人
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