2023.03/29 [Wed]
春近い里山から山城を巡る:三森山
2023年3月28日(火)
恵那市岩村:三森山・水晶山
所属支部の山行で、岐阜県恵那市岩村町にある「三森山」と「水晶山」へ山行する。

【地形図】:岩村

【コースタイム】
岩村ダム(8:15)~岩村神社(9:00)~展望地(9:05/10)~奥の院(9:25)~三森山(9:56/10:02)~図根三角点(10:31)~鈴ヶ根尾根展望地(10:45/11:15)~水晶山(11:45)~岩村ダム(12:22)
【天気】:晴れ時々曇り
3人の参加を得て、午前6時30分ごろ出発する。
中央道を走り、恵那ICを出る。
阿木川ダムを通り、岩村町から岩村ダムへの林道を走る。
午前8時ごろダム事務所横の駐車場へ着く。
4,5台は駐めらそうな駐車場にはだれも来ていない。

朝方は冷え込んだが、風もない暖か陽になりそうである。
準備をして、8:15、三森神社に向けて歩き始める。

林道を歩き、すぐ左手の三森神社への参道の道を鳥居をくぐって登り始める。

参道の広い道をジグザグに登り、9:00、三森神社に着く。

お参りの後、すぐ先にある展望地に行く。
展望地からは、岩村の街あたりが眼下に広がっている。


その先尾根道を左に少しそれた所にある小さな祠の建つ「奥の院」に立ち寄る。

尾根道に戻り、ほぼ水平な道を三森山へと歩みを進める。
途中にイワカガミの群生地がある。
4月下旬ごろには花が咲きそうである。

さらに少し先ではヒメコマツとコナラが絡み合った「合体木」が立っている。

少し登って、9:56、三等三角点の三森山山頂に着く。

あまり展望がない山頂からは、奥矢作の大舟山に建つ風力発電の風車が見える。

三森山から南に続く尾根の急坂を少し下り、やせを根を歩いていく。
30分ほど歩いた道の傍らに「図根三角点」が建っている。

その先で直角に右に折れ、広くなった尾根道を行く。
15分ほど歩き、10:45、見晴らしのきく鈴ヶ根尾根展望地に着く。

ここからは御嶽山がよく見えるのだが、今日はやや霞んでおり、目を凝らすと薄っすらと見えている。

ベンチや方位盤のある展望地で昼食を食べて休憩する。

休憩後、11:15、水晶山を目指して歩き始める。
すぐに林道を横切ると、右手の直接岩村ダムへ下る道は、崩壊して通行止めになっている。

我々は左手の水晶山への道を行く。
右手に三角点を見て、アカマツの多い尾根道をしばらく歩いていく。
岩村ダムへと下る道を右手に分け、5分ほど登って、11:45、まったく展望のない水晶山山頂に立つ。

分岐まで下り、左手の岩村ダムへの道を下っていく。
途中から急坂となる道を注意して下り、30分ほどで林道に出る。
林道を下り、12:22、岩村ダムの駐車場へ戻る。
車で少し走り、日本三大山城の「岩村城址」へ立ち寄る。

今は建物は何も残っていないが、本丸跡の何段にも積み重なった石垣が立派である。

ここの城主は織田信長の叔母さんであった人で、「女城主の城」としても有名である。

本丸跡の下にある桜はまだ花がほころび始めたばかりである。

城址を見学した後車に戻り、岩村の城下町にも立ち寄る。
街中にあるお寺の枝垂れ桜は今まさに満開を迎えており美しい。


酒蔵などが立ち並ぶ城下町をぶらぶらと散策する。
江戸後期の岩村出身の儒学者「佐藤一斎」の「言志四録」の諺が書かれた短冊が、どこの家の軒先にもかかっている。
また、ちょうど雛祭りが過ぎた後で、どこの店にもたくさんのお雛様が飾ってある。
1時間ほど街中を見学した後帰途につく。
帰りに、近くの「農村風景日本一」が見下ろせる展望台に立ち寄る。
昔の日本のどこにでもあった農村の原風景が眼下に広がっている。

恵那ICから中央道を走り、午後4時ごろ名古屋へ帰る。
今日は、春の始まった静かな山を歩き、木々の新緑などに少しだけ春を感じた山行であった。
途中一人の他の登山者と出会うこともなく、我々だけで独占出来た楽しい山行であった。
また、帰りに立ち寄った「岩村城址」や岩村の街も久しぶりの訪れた。
コロナ禍後を待ちわびていた人々で三々五々賑わっており、やっと普段の生活が戻りつつある。
恵那市岩村:三森山・水晶山
所属支部の山行で、岐阜県恵那市岩村町にある「三森山」と「水晶山」へ山行する。

【地形図】:岩村

【コースタイム】
岩村ダム(8:15)~岩村神社(9:00)~展望地(9:05/10)~奥の院(9:25)~三森山(9:56/10:02)~図根三角点(10:31)~鈴ヶ根尾根展望地(10:45/11:15)~水晶山(11:45)~岩村ダム(12:22)
【天気】:晴れ時々曇り
3人の参加を得て、午前6時30分ごろ出発する。
中央道を走り、恵那ICを出る。
阿木川ダムを通り、岩村町から岩村ダムへの林道を走る。
午前8時ごろダム事務所横の駐車場へ着く。
4,5台は駐めらそうな駐車場にはだれも来ていない。

朝方は冷え込んだが、風もない暖か陽になりそうである。
準備をして、8:15、三森神社に向けて歩き始める。

林道を歩き、すぐ左手の三森神社への参道の道を鳥居をくぐって登り始める。

参道の広い道をジグザグに登り、9:00、三森神社に着く。

お参りの後、すぐ先にある展望地に行く。
展望地からは、岩村の街あたりが眼下に広がっている。


その先尾根道を左に少しそれた所にある小さな祠の建つ「奥の院」に立ち寄る。

尾根道に戻り、ほぼ水平な道を三森山へと歩みを進める。
途中にイワカガミの群生地がある。
4月下旬ごろには花が咲きそうである。

さらに少し先ではヒメコマツとコナラが絡み合った「合体木」が立っている。

少し登って、9:56、三等三角点の三森山山頂に着く。

あまり展望がない山頂からは、奥矢作の大舟山に建つ風力発電の風車が見える。

三森山から南に続く尾根の急坂を少し下り、やせを根を歩いていく。
30分ほど歩いた道の傍らに「図根三角点」が建っている。

その先で直角に右に折れ、広くなった尾根道を行く。
15分ほど歩き、10:45、見晴らしのきく鈴ヶ根尾根展望地に着く。

ここからは御嶽山がよく見えるのだが、今日はやや霞んでおり、目を凝らすと薄っすらと見えている。

ベンチや方位盤のある展望地で昼食を食べて休憩する。

休憩後、11:15、水晶山を目指して歩き始める。
すぐに林道を横切ると、右手の直接岩村ダムへ下る道は、崩壊して通行止めになっている。

我々は左手の水晶山への道を行く。
右手に三角点を見て、アカマツの多い尾根道をしばらく歩いていく。
岩村ダムへと下る道を右手に分け、5分ほど登って、11:45、まったく展望のない水晶山山頂に立つ。

分岐まで下り、左手の岩村ダムへの道を下っていく。
途中から急坂となる道を注意して下り、30分ほどで林道に出る。
林道を下り、12:22、岩村ダムの駐車場へ戻る。
車で少し走り、日本三大山城の「岩村城址」へ立ち寄る。

今は建物は何も残っていないが、本丸跡の何段にも積み重なった石垣が立派である。

ここの城主は織田信長の叔母さんであった人で、「女城主の城」としても有名である。

本丸跡の下にある桜はまだ花がほころび始めたばかりである。

城址を見学した後車に戻り、岩村の城下町にも立ち寄る。
街中にあるお寺の枝垂れ桜は今まさに満開を迎えており美しい。


酒蔵などが立ち並ぶ城下町をぶらぶらと散策する。
江戸後期の岩村出身の儒学者「佐藤一斎」の「言志四録」の諺が書かれた短冊が、どこの家の軒先にもかかっている。
また、ちょうど雛祭りが過ぎた後で、どこの店にもたくさんのお雛様が飾ってある。
1時間ほど街中を見学した後帰途につく。
帰りに、近くの「農村風景日本一」が見下ろせる展望台に立ち寄る。
昔の日本のどこにでもあった農村の原風景が眼下に広がっている。

恵那ICから中央道を走り、午後4時ごろ名古屋へ帰る。
今日は、春の始まった静かな山を歩き、木々の新緑などに少しだけ春を感じた山行であった。
途中一人の他の登山者と出会うこともなく、我々だけで独占出来た楽しい山行であった。
また、帰りに立ち寄った「岩村城址」や岩村の街も久しぶりの訪れた。
コロナ禍後を待ちわびていた人々で三々五々賑わっており、やっと普段の生活が戻りつつある。
山遊人
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