眺望と花に癒された春の山:鈴ヶ岳
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2023/03/20(Mon)
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2023年3月19日(日)
鈴鹿山系:茶野(938m)・鈴ヶ岳(1130m)・鈴北岳(1182m) 山仲間3人と一緒に、鈴鹿山系北部の「鈴ヶ岳」へ山行する。 ![]() 【地形図】:篠立 ![]() 【コースタイム】 茶野登山口(7:19)~鉄塔下(8:25/30)~茶野(9:06/18)~桜峠(9:33)~鈴ヶ岳(10:10/11:00)~ヒルコバ(11:15)~鈴北岳(11:40/50)~鞍掛峠分岐(12:18)~鈴北岳登山口(13:12)~太鼓橋(13:20)~茶野登山口(13:53) 【天気】 快晴 先週、この地方でも桜が開花し、いよいよ今年も春本番の季節到来である。 鈴鹿の山で春を感じようと、鈴鹿山系北部の「鈴鹿10座」の山「鈴ヶ岳」のフクジュソウを見る山行に出かける。 昨晩の雨の後、素晴らしい快晴の天気になりそうである。 朝6時前に出発し、東海環状道の大安ICを出てR306を北上する。 滋賀県に抜けるR306の鞍掛峠の通行止め解除は、例年ならば3月下旬になるが、今年は雪解けが早く昨日開通した。 藤原町山口で左折れし、峠まで上がっていく。 すでに鞍掛峠手前の駐車場は、御池岳へ登る登山者の車でほぼ満車状態である。 峠のトンネルを抜けて滋賀県側に入って犬上川に沿って下りる。 10分ほど走った大君ケ畑(おじがはた)集落入り口にある茶野登山口に午前7時過ぎに着く。 すでに先客の車が数台駐まっている登山口前の国道脇のスペースに駐車する。 7:19、準備をして何も標識のない登山口から登り始める。 ![]() すぐに杉林の尾根に取り付く。 ![]() 1時間ほど登って平坦地で少し休憩する。 ![]() そこから尾根の山腹を巻き、送電線の建つ急坂を登る。 ![]() 鉄塔下からは琵琶湖方面を望むことが出来る。 ![]() この辺りは苔むした石灰岩が多く、その間を縫って登って歩いていく。 ![]() 鉄塔から250mほど尾根道を登り、9:06、石灰岩の堆積する開けた「茶野」山頂に着く。 ![]() 山頂からは、北方に真っ白な白山方面が青空に浮かんでいる。 ![]() その手前には、鈴鹿最北端の霊仙岳と伊吹山が見える。 ![]() 西には湖東の街と琵琶湖が眼下に見える。 ![]() 南東には鈴鹿山系の山々が続いている。 ![]() 眺望を堪能し、9:18、鈴ヶ岳向けて気持ちのいい尾根道を歩いていく。 いったん少し下り、9:33、送電線鉄塔の建つ桜峠に出る。 ![]() 峠からは、まだ少し雪の残る尾根道を200mほど登り、11:10、「鈴ヶ岳」山頂に着く。 ![]() 山頂からは白山方面の視界が開けている。 ![]() 少し右には御嶽山、乗鞍岳、穂高連峰も徐々に見えてくる。 ![]() さらに右には中央アルプスも青空にうっすらと浮かんでいる。 ![]() 暖かな山頂で敷物を引いて、ゆっくりと昼食を食べながら休憩する。 ![]() 休憩している間にも次々と登山者が鈴ヶ岳のフクジュソウの花を求めて登ってくる。 ゆっくりと休憩した後、11:00、山頂直下に群生するフクジュソウを見ながら下山にかかる。 すぐに暖かな春の陽を浴びてチラホラと咲くフクジュソウが我々を出迎えてくれる。 ただ、まだ少し時期が早いのか、例年の半分程度しか咲いていない。 蝋細工のように透き通った花びらを陽を浴びて開いている様は、今年の春の始まりを感じさせてくれる。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() フクジュソウを堪能した後、急坂をヒルコバの鞍部まで下り、再び150mほど登り返して、11:40、「鈴北岳」山頂に着く。 ![]() 遮るもののない山頂からは360度の大展望が広がる。 ![]() (白山方面) ![]() (御岳・乗鞍、北アルプス方面) ![]() (琵琶湖方面) ![]() (御池岳方面) 鈴北岳山頂を左に折れ、鞍掛峠への尾根道を下る。 ![]() 道にはまだ少し雪が残り、ドロドロになっており歩きにくい。 ![]() 20分ほど下り、樹林の中の分かりにくい分岐を左に折れて、R306の鞍掛橋へと下る尾根道を行く。 急な尾根道を下り、二つの鉄塔下を通り、13:12、鈴北岳登山口の林道に下り立つ。 ![]() 10分ほど歩いて、林道ゲートを抜けてR306に出る。 国道を歩いていくと、道路脇にミツマタの黄色い花が咲いている。 ![]() 30分ほど国道を歩き、13:53、車を駐めた茶野登山口に戻る。 帰りに日帰り温泉に立ち寄り汗を流した後、東名阪道を走り、午後5時前に名古屋へ帰る。 今日はこれ以上はないような素晴らしい絶好の登山日和に恵まれた。 期待した鈴ヶ岳のフクジュソウも、満開には少し早かったが、十分に楽しめた山行であった。 暖かな陽射しの中、鈴鹿北部の登山者も少ない静かな山域を歩き、春の山を思う存分に楽しめた一日であった。 山遊人
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