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思わぬ霧氷に感激:霧訪山(きりとうやま)
2023/02/26(Sun)
2023年2月25日(土)

塩嶺高原:霧訪山(1305.7m)・大芝山(1210m)

山仲間と雪山を歩きたくて、塩尻市と辰野市境にある「霧訪山」へ山行する。
霧訪山へは昨年春に「オキナグサ」を見るために違うコースから登っている。
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【地形図】:北小野

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【コースタイム】
山の神自然園(8:22)~霧訪山登山口(8:36)~ブナの分岐(9:51)~霧訪山(10:06/22)~大芝山分岐(10:36)~たきあらしの峰(10:57)~大芝山(11:14/36)~洞ヶ峯(11:52/57)~山の神神社(12:41)~山の神自然園(12:50)



冬型気圧配置が強まり、風が強い天気が予想される。
午前5時半に出発し、中央道を走り塩尻ICを出る。
塩尻の街に入ると、小雪がチラつくあいにくの天気である。
塩尻の街からJR中央線を渡り、矢沢川に沿った林道を走り橋を渡って、午前8時過ぎ山の神自然園の駐車場に着く。
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駐車場には少し雪があり、すでに3,4台の車が駐まっている。
スノーシューも持参したが、道の雪が踏み固められており、使用できそうもないので車に置いていく。
準備をして、8:22、霧訪山へ向け林道を歩き始める。
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すぐ右手にある雄床山神社の鳥居を過ぎる。
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5分ほど歩くと左手下に全面氷結した「たまらずの池」がある。
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池からすぐ左手に折れて霧訪山登山口に着く。
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登山道は、踏み固められて凍っているので、ここで軽アイゼンを装着する。
急な斜面をジグザグを切りながら登っていく。
30分ほど登り、P1025からは緩やかになる尾根道を行く。
登るにつれ徐々にあたりの木々に霧氷が付き始める。
前日雨が降り水蒸気が多く、朝方冷え込むなどの条件が重なっためか?
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登山口から1時間15分ほど登り、ブナの分岐に出る。
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右に折れてかなり急な男坂の尾根道を登っていく。
この辺りの木々の霧氷は1cm近くに発達し、枝が霧氷で真っ白になっており幻想的である。
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分岐から15分ほど尾根道を登り、10:06、二等三角点の「霧訪山」山頂に着く。
予想していたよりは風も弱い山頂では、4人組のパーティーがこれから下ろうとしている。
方向盤のある山頂からは360度の展望が広がる。
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すぐ北にはこれから辿る大芝山への尾根道が霧氷で白く彩られている。
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北東方面には高ボッチや白く光る霧ヶ峰方面が見える。
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眼下には諏訪湖も少し見ることが出来る。
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残念ながら北アルプスや南アルプスは雲の中である。
少し待っていると、八ヶ岳の赤岳(天狗岳?)山頂が雲の上に姿を見せる。
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山頂には「夢叶う霧訪の鐘」がある。
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15分ほど展望を楽しんだ後、大芝山へと歩みを進める。
ブナの分岐まで下り、さらに尾根道を行き、北に折れて大芝山を目指す。
「たきあらしの峰」を越え、11:14、展望のない「大芝山」山頂に着く。
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風を避けられる山頂で昼食を食べて休憩する。
20分ほど休み、11:36、さらに北に尾根道を歩いていく。
5分ほどで「善知鳥峠」へ下る道を右手に分ける。
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さらに10分ほど歩き「洞ヶ峯」山頂に着く。
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山頂からは北東方向に木々の間から美ケ原方面が見える。
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洞ヶ峯の下からは、旧道と近道(急坂)に分かれ、我々は近道を下る。
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急坂を150mほど送電線鉄塔まで下ると、左手に登って来た霧訪山方面が見渡せる。
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鉄塔下から送電線に沿った道を下り、12:41、林道に出ると右手に「山の神社」の鳥居がある。
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左手が伐採された林道を下り、12:50、山の神自然園の駐車場に戻る。

帰りはR153を走り、善知鳥峠を越え、途中の日帰り温泉に立ち寄る。
伊北ICから中央道を走り、午後5時半ごろ名古屋へ帰る。



今日は、スノーシューで雪上を歩く雪遊びを楽しむため計画した山行であった。
しかし、今冬は南信州の山はどこも積雪が少なく、霧訪山も非常に積雪が少なかった。
スノーシューでは遊べなかったが、霧訪山へ続く尾根上では思わぬ霧氷を見ることが出来た。
先週の南沢山山行では期待していた霧氷を見られなかったが、霧訪山で冬の山の風物詩の霧氷を見ることが出来て楽しい山行であった。
山遊人

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