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絶景の山頂から師走の伊那谷を見下ろす:陣馬形山

2022年12月6日(火)

伊那山地:陣馬形山(1445.4m)

登山学校OBの方々と一緒に、伊那谷に聳える「陣馬形山」へ山行する。
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【地形図】:赤穂

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【コースタイム】
林道登山口(9:00)~丸尾のブナ(9:58/10:05)~山頂キャンプ場(10:28)~陣馬形山(10:32/35)~キャンプ場(10:48/11:25)~丸尾のブナ(11:45)~林道登山口(12:23)

【天気】 晴れ



冬型気圧配置になり晴天になりそうである。
5人の参加で、午前6時半過ぎに出発する。
中央道を走り松川ICを出る。
天竜川を渡り「日本で最も美しい村」連合に属する中川村の美里地区から林道を上がる。
冬場は山頂への林道が閉鎖されており、午前9時前、林道登山口の脇に駐車する。
準備をして、9:00、登山口から陣馬形山に向けて歩き始める。
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アカマツやカラマツの林の中の道を落ち葉を踏みながらジグザグを切って緩やかに登っていく。
1時間ほど登り、樹齢600年、幹回り6.5mの「丸尾のブナ」呼ばれるブナの大木前に着き休憩する。
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休憩後、さらに少し登り、10:15、林道に出る。
脇に電波塔が建つ舗装された林道を歩いていく。
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午前10時半前、山頂キャンプ場に着く。
キャンプ場には最近改修された管理棟やトイレが建っている。
冬場でも暖房のきいたトレイは使用できる。
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テント場広場を抜けて山頂へ向けて歩いていく。
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階段状の道を上がり、10:32、二等三角点の陣馬形山山頂に立つ。
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方向指示板や双眼鏡のある山頂からは360度の絶景が広がる。
特に西の伊那谷を眼下にした中央アルプスの展望が素晴らしい。
稜線にやや雲がかかっているが、見下ろす伊那谷には天竜川や中央道もはっきりと見える。
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山頂直下に建つ電波塔。
PC060010.jpg

残念ながら南アルプス方面は雲の中である。
風を避けてキャンプ場の四阿で昼食を食べて休憩する。
昼食後、管理棟を覗いてみると、中は茣蓙も敷かれており、避難小屋として冬季も利用出来るようになっている。
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11:25、登ってきた道を下山にかかる。
陽だまりのカラマツ林の中の気持ちのいい道を下っていく。
PC060017.jpg

登山口手前のベンチが置かれた展望地からは中央アルプス方面がかすかに見える。
PC060018.jpg

1時間ほど下り、12:23、登山口に下り立つ。

帰りに日帰り温泉で身体を温めた後、中央道を走り、午後4時ごろ名古屋へ帰る。



陣馬形山は、アニメ「ゆるキャン」の舞台となって以来、近年夏場は大勢のキャンパーで賑わうようになった。
しかし、林道が封鎖される12月から3月までの冬場は歩いてしか登れない。
山頂からは中央アルプスや南アルプスなどの絶景が広がるので、冬場には毎年のように登っている。
今回はやや雲が多く、南アルプスは雲の中だったのは少し残念であった。
しかし、初冬の澄んだ青空のもと眼下に広がる伊那谷を隔てた中央アルプスの展望は素晴らしかった。
また来年の残雪期にでも来てみたいものだ。
山遊人
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