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大展望独り占め:吉田山・前高森山

2022年11月12日(土)

中央アルプス前衛:吉田山(1450.6m)・前高森山(1646m)

晴天が続く晩秋の一日、南アルプスの眺望を求めて、長野県高森町にある中央アルプス前衛の「吉田山」と「前高森山」へ山行する。
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【地形図】:飯田・安平路山

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【コースタイム】
吉田山登山口(7:40)~吉田山キャンプ場跡(8:53)~吉田山(9:34/49)~P1508(10:14)~前高森山(11:00/22)~吉田山(12:14/34)~吉田山登山口(13:46)

【天気】 快晴



朝5時半に出発し、中央道を走る。
座光寺SICを出て、高森町の簡易水道所前にある高森公園に午前7時半前に着く。
現地は風もない暖かな絶好の登山日和の天気である。
公園のもみじの紅葉が朝日を浴びて素晴らしい美しさだ。
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最初、公園前の空き地に駐車して歩きだすも、少し先の登山口に駐車場があるのが分かり、戻って車を取りに行く。
5台ぐらいは駐められそうな広場に駐車し、7:40、登山口から吉田山に向けて歩き出す。
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しばらく林道を歩いた後、登山道に入る。
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橋の架かる沢を渡り、沢に沿った溝状の道を少し登る。
すぐに尾根に取り付き、階段状の道をジグザグに高度を上げていく。
カラマツ林の黄葉がまだ残る道を緩やかに登っていく。
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落ち葉の降り敷く道を登り、8:53、元キャンプ場のあった台地に出る。
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木の間から東方に南アルプスが見える。
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落ち葉や落下した木の実(どんぐり)で滑りやすい道をジグザグに高度を上げていく。
山頂直下の急坂を登り切り、9:34、誰もいない二等三角点の吉田山山頂に着く。
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東側が切り開かれた山頂からは、眼下の伊那谷の向こうに南アルプス連峰の全山を見渡すことが出来る。
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(鋸岳と仙丈ヶ岳、甲斐駒ヶ岳もかすかに頭を出している)

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(白根三山)

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(塩見岳)

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(荒川三山、赤石岳方面)

北西には、中央アルプスの安平路山方面も少し見えている。
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15分ほど休んだ後、9:49、さらに先の前高森山を目指して歩き始める。
少し下った後再び登り返し、30分ほどで途中にあるP1508峰を通過する。
さらにほぼ水平な尾根道をいき、前高森山直下からは山腹に付けられた歩きにくい道を100mほど登る。
やっと本高森山への道との分岐に出て左折れし、前高森山への道を行く。
11:00、笹原の中に葉を落としたカラマツ林が広がる前高森山の最高点に出る。
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暖かな山頂で、昼食を食べながら休憩する。
11:22、登ってきた道を戻って下山にかかる。
下る途中、登りには見逃してしまったが、ほとんど道に埋もれた前高森山三角点を見つける。
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分岐点で、本高森山から来た登山者一人と出会う。
山腹道を注意して下り、吉田山への尾根道を歩き、12:14、再び吉田山山頂に立つ。
誰もいない山頂で、南アルプスを眼前にコーヒーを飲みながら休憩する。
午後の日差しを浴びてはっきりと見え出した南アルプスの雄姿は、いつまで眺めていても見飽きない。
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(鋸岳、仙丈ヶ岳)

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(白根三山)

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(塩見岳、荒川岳)

去り難い思いに後ろ髪を引かれるも、12:34、山頂を後にして下山にかかる。
歩きやすい道を快調に下っていくと、下山口近くでは紅葉が午後の陽を浴びて美しい。
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林道に出たあたりでは紅葉の落ち葉降り敷く道を下っていく。
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振り仰げば紅葉のトンネルである。
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13:46、無事登山口駐車場へと戻る。

帰りに日帰り温泉で汗を流した後、中央道を走り、午後5時半ごろ名古屋へ帰る。



今日登った吉田山は、地元では南アルプスの眺望の優れた山として知られた山である。
登山道はよく整備されており、2時間足らずで登ることが出来る里山的な山である。
辿り着いた山頂からの南アルプスの眺望は、期待に違わず素晴らしかった。
また、少し足を延ばして登った前高森山は、山頂からの眺望はないが、カラマツ林の中にひっそりと佇むいい山であった。
晩秋の秋空が広がるもとで、里の紅葉と山頂からの眺望を楽しむことが出来た静かな山旅であった。
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