秋燃ゆる山:横山岳
2022年11月10日(木)
伊吹山地:横山岳(1131.7m)
登山学校OBの方々6人と一緒に、湖北にある「横山岳」へ山行する。

【地形図】:美濃川上

【コースタイム】
白谷登山口(8:17)~林道出合(8:58/9:03)~常ノ滝(9:15)~五銚子ノ滝(10:00/07)~横山岳(11:42/12:20)~東峰(12:43)~金居原分岐(13:20)~東尾根登山口(14:08)~夜這いの水(14:12/17)~白谷登山口(14:43)
【天気】 晴れ
秋の移動性高気圧に覆われて、いい天気になりそうである。
朝6時半に集合し、名神、北陸道を走り、木之本ICを出る。
インターを出てR303を北上し、杉野の集落を抜けて網谷川に沿って走り、午前8時過ぎ白谷登山口の駐車場に着く。
先客が1台だけ駐まっている白谷小屋前に駐車する。

準備をして、8:17、横山岳に向けて歩き始める。

白谷に沿った林道をしばらく行き登山道に入る。
白谷を左右に渡り返しながら登っていく。
40分ほど登り林道に出て左折れし、赤い太鼓橋の所で少し休憩する。

太鼓橋手前から登山道に入り、徐々に急になる道を白谷に沿って登っていく。
橋から10分ほどで「常ノ滝」を横に見ながら高度を上げていく。

渡渉を繰り返しながらさらに登り、10:00、4段に分かれた落差40mの「五銚子の滝」に出て休憩する。
秋のこの時期は、滝の水量は普段に比べて少ないようだ。

休憩後、右岸を高巻きし、滑りやすい急坂をフィックスロープを頼りに滝の上部に出る。
この道は以前来た時よりもかなり崩ており、落ちないように細心の注意を払い通過する。
滝上部からは沢を外れて左側の尾根に取り付く。
ほぼ直線的につけられた急傾斜の道を必死に登っていく。
このあたりではブナなどの紅葉が進んでおりきれいである。

300mほど急坂を登り切り、稜線上に出て左折れし、11:42、二等三角点の横山岳山頂に出る。

他に誰もいない広い山頂の草の上で昼食を食べながらゆっくりと休憩する。
山頂からは、やや霞んではいるが、北の琵琶湖方面の眺望が広がる。
休憩後、12:20、横山岳東峰へと続く東尾根を歩いていく。

途中で南に余呉湖や琵琶湖方面が墨絵のように広がっているのが見える。

北には「奥美濃の槍ヶ岳」と言われる「蕎麦粒山(そむぎやま)」の三角錐の頂が聳えている。

20分ほど歩き、12:43、双耳峰の横山岳東峰を通過する。

東峰からはすでに葉を落とした明るいブナ林が続く気持ちのいい東尾根を下っていく。
このあたりは春になるとイワウチワなどの花が多い所である。

東峰から40分ほどで金居原コースへの分岐に出る。

分岐を右に折れて東尾根登山口に向けて下り出す。

下っていく途中、中腹あたりではまだ紅葉が美しい。

14:08、急坂を下り切り東尾根登山口に出て、林道を右折れして「夜這いの水」の水場で休憩する。
休憩後、網谷に沿った林道を下り、14:43、白谷登山口に戻る。
帰りに日帰り温泉に立ち寄った後、名神道を走り、午後5時過ぎ名古屋へ帰る。
久し振りに行った横山岳山行であったが、コロナ禍でなまってしまった身体には想像以上にきつい登りであった。
バテバテになりながら辿り着いた山頂から先では他の登山者とも出会わず、静かな山行を楽しめた。
すでに葉を落としたブナ林の続く尾根歩きは気持ちよく、秋の山を楽しめた山行であった。
伊吹山地:横山岳(1131.7m)
登山学校OBの方々6人と一緒に、湖北にある「横山岳」へ山行する。

【地形図】:美濃川上

【コースタイム】
白谷登山口(8:17)~林道出合(8:58/9:03)~常ノ滝(9:15)~五銚子ノ滝(10:00/07)~横山岳(11:42/12:20)~東峰(12:43)~金居原分岐(13:20)~東尾根登山口(14:08)~夜這いの水(14:12/17)~白谷登山口(14:43)
【天気】 晴れ
秋の移動性高気圧に覆われて、いい天気になりそうである。
朝6時半に集合し、名神、北陸道を走り、木之本ICを出る。
インターを出てR303を北上し、杉野の集落を抜けて網谷川に沿って走り、午前8時過ぎ白谷登山口の駐車場に着く。
先客が1台だけ駐まっている白谷小屋前に駐車する。

準備をして、8:17、横山岳に向けて歩き始める。

白谷に沿った林道をしばらく行き登山道に入る。
白谷を左右に渡り返しながら登っていく。
40分ほど登り林道に出て左折れし、赤い太鼓橋の所で少し休憩する。

太鼓橋手前から登山道に入り、徐々に急になる道を白谷に沿って登っていく。
橋から10分ほどで「常ノ滝」を横に見ながら高度を上げていく。

渡渉を繰り返しながらさらに登り、10:00、4段に分かれた落差40mの「五銚子の滝」に出て休憩する。
秋のこの時期は、滝の水量は普段に比べて少ないようだ。

休憩後、右岸を高巻きし、滑りやすい急坂をフィックスロープを頼りに滝の上部に出る。
この道は以前来た時よりもかなり崩ており、落ちないように細心の注意を払い通過する。
滝上部からは沢を外れて左側の尾根に取り付く。
ほぼ直線的につけられた急傾斜の道を必死に登っていく。
このあたりではブナなどの紅葉が進んでおりきれいである。

300mほど急坂を登り切り、稜線上に出て左折れし、11:42、二等三角点の横山岳山頂に出る。

他に誰もいない広い山頂の草の上で昼食を食べながらゆっくりと休憩する。
山頂からは、やや霞んではいるが、北の琵琶湖方面の眺望が広がる。
休憩後、12:20、横山岳東峰へと続く東尾根を歩いていく。

途中で南に余呉湖や琵琶湖方面が墨絵のように広がっているのが見える。

北には「奥美濃の槍ヶ岳」と言われる「蕎麦粒山(そむぎやま)」の三角錐の頂が聳えている。

20分ほど歩き、12:43、双耳峰の横山岳東峰を通過する。

東峰からはすでに葉を落とした明るいブナ林が続く気持ちのいい東尾根を下っていく。
このあたりは春になるとイワウチワなどの花が多い所である。

東峰から40分ほどで金居原コースへの分岐に出る。

分岐を右に折れて東尾根登山口に向けて下り出す。

下っていく途中、中腹あたりではまだ紅葉が美しい。

14:08、急坂を下り切り東尾根登山口に出て、林道を右折れして「夜這いの水」の水場で休憩する。
休憩後、網谷に沿った林道を下り、14:43、白谷登山口に戻る。
帰りに日帰り温泉に立ち寄った後、名神道を走り、午後5時過ぎ名古屋へ帰る。
久し振りに行った横山岳山行であったが、コロナ禍でなまってしまった身体には想像以上にきつい登りであった。
バテバテになりながら辿り着いた山頂から先では他の登山者とも出会わず、静かな山行を楽しめた。
すでに葉を落としたブナ林の続く尾根歩きは気持ちよく、秋の山を楽しめた山行であった。
山遊人
- 関連記事