戦国の栄華の街を訪ねて:一乗城山
2022年6月21日(火)
福井県一乗谷:一乗城山(473m)
福井県にある戦国大名朝倉氏の城下町であった「一乗谷」背後にある「一条城山」へ山行する。

【地形図】:永平寺・河和田(1/25000)

【コースタイム】
レストラン前駐車場(9:58)~馬出ルート登山口(10:07)~千畳敷跡(11:04/09)~三の丸跡(11:26)~一乗城山(11:28/54)~英林塚ルート分岐(12:15)~英林塚ルート登山口(12:47)~朝倉氏遺跡(12:56)~レストラン前駐車場(13:15)
【天気】 曇り後一時雨

梅雨前線が北上し、午後からは天気が悪くなる予報が出ている。
当初の計画では若狭の山に登る予定で出かける。
朝7時前に集合し、名神道、北陸道を走る。
敦賀JCTから舞鶴若狭道を走るも、途中から雨が降り出す。
まだ雨は降っていないと予測し、急遽福井市の朝倉氏一乗遺跡近くの一乗城山に行き先を変更する。
Uターンして、北陸道を北上し、福井ICを出る。
福井地方の天気は、時々晴れ間も出る天気である。
足羽川に沿って東へ20分ほど走り、午前10時前一乗谷朝倉氏遺跡の駐車所に着く。

湿気が多く異常なくらいに蒸し暑い中、9:58、準備をし、橋を渡って馬出ルートを歩き始める。

八幡神社前を通っていく。

馬出ルート登山口から登り始める。

尾根道をジグザグを切りながら1時間近く登り、11:04、千畳敷跡の広場に着く。

そこからは一ノ丸、二の丸と、かつての一乗谷城址を巡り、新緑の中を歩いていく。

11:26、城址最後の三の丸跡を通過する。

三角点への分岐を過ぎ、11:28、すぐ先にある一乗城山の最高点に着く。

誰もいない静かな山頂で、昼食を食べて休憩する。

11:54、山頂を後に登ってきた道を下山にかかる。
途中から左に折れて、英林塚ルートを下る。
谷沿いのルートはジメジメしており滑りやすく歩きにくい。
1時間弱下り、朝倉遺跡の湯殿跡庭園横に出る。
そこから下っていくと、眼下に朝倉屋敷跡が俯瞰できる。

現在は礎石が残るだけだが、広大な屋敷跡が広がり往時を偲ばれる。

その先で唐門をくぐる。

街中を歩いて、13:15、駐車場に戻ってくる。
車で少し先にある「一乗谷朝倉氏遺跡復元街並み」に行き見学する。
この頃より小雨がぱらつき出す。
本来拝観料330円がいるが、なんと我々70歳以上は無料で拝観できる。
中は、城下町の町並みが復元されている。

途中にある中級の武士屋敷は、中庭に井戸があり、農機具などを置く大きな倉庫も備えた立派な屋敷である。

案内をしたくれた方の話では、最盛期にはこの城下町に1万から1万五千人ぐらいが住んでいたそうである。
現在も発掘調査が続けられているそうである。
見学後、午後2時過ぎ遺跡を後にする。
福井市内の日帰り温泉で汗を流した後、北陸道、工事で渋滞する名神道を走り、午後6時半ごろ名古屋へ帰ってくる。
今日の山行は、悪天のため急遽行き先を変えての山行であった。
一乗谷朝倉氏の一乗谷城があった一乗城山は、途中には千畳敷跡や三の丸などかつての城の遺跡が点在しており、歴史を偲びながら歩くことが出来た。
下山してから訪れた一乗谷朝倉氏遺跡は、朝倉氏5代、103年にわたる戦国時代の遺構が点在しており、歴史の栄枯盛衰を感じて感慨深かった。
織田信長によって滅ぼされ、400年近く歴史に埋もれていた遺跡が、昭和42年からの調査で、朝倉氏館跡をはじめ、武家屋敷や職人たちの町屋などが発掘され、現在もなお続けられている。
まるでイタリアポンペイ遺跡を見るようだった。
この頃は、歴史を訪ねながらの山行が続いている。
福井県一乗谷:一乗城山(473m)
福井県にある戦国大名朝倉氏の城下町であった「一乗谷」背後にある「一条城山」へ山行する。

【地形図】:永平寺・河和田(1/25000)

【コースタイム】
レストラン前駐車場(9:58)~馬出ルート登山口(10:07)~千畳敷跡(11:04/09)~三の丸跡(11:26)~一乗城山(11:28/54)~英林塚ルート分岐(12:15)~英林塚ルート登山口(12:47)~朝倉氏遺跡(12:56)~レストラン前駐車場(13:15)
【天気】 曇り後一時雨

梅雨前線が北上し、午後からは天気が悪くなる予報が出ている。
当初の計画では若狭の山に登る予定で出かける。
朝7時前に集合し、名神道、北陸道を走る。
敦賀JCTから舞鶴若狭道を走るも、途中から雨が降り出す。
まだ雨は降っていないと予測し、急遽福井市の朝倉氏一乗遺跡近くの一乗城山に行き先を変更する。
Uターンして、北陸道を北上し、福井ICを出る。
福井地方の天気は、時々晴れ間も出る天気である。
足羽川に沿って東へ20分ほど走り、午前10時前一乗谷朝倉氏遺跡の駐車所に着く。

湿気が多く異常なくらいに蒸し暑い中、9:58、準備をし、橋を渡って馬出ルートを歩き始める。

八幡神社前を通っていく。

馬出ルート登山口から登り始める。

尾根道をジグザグを切りながら1時間近く登り、11:04、千畳敷跡の広場に着く。

そこからは一ノ丸、二の丸と、かつての一乗谷城址を巡り、新緑の中を歩いていく。

11:26、城址最後の三の丸跡を通過する。

三角点への分岐を過ぎ、11:28、すぐ先にある一乗城山の最高点に着く。

誰もいない静かな山頂で、昼食を食べて休憩する。

11:54、山頂を後に登ってきた道を下山にかかる。
途中から左に折れて、英林塚ルートを下る。
谷沿いのルートはジメジメしており滑りやすく歩きにくい。
1時間弱下り、朝倉遺跡の湯殿跡庭園横に出る。
そこから下っていくと、眼下に朝倉屋敷跡が俯瞰できる。

現在は礎石が残るだけだが、広大な屋敷跡が広がり往時を偲ばれる。

その先で唐門をくぐる。

街中を歩いて、13:15、駐車場に戻ってくる。
車で少し先にある「一乗谷朝倉氏遺跡復元街並み」に行き見学する。
この頃より小雨がぱらつき出す。
本来拝観料330円がいるが、なんと我々70歳以上は無料で拝観できる。
中は、城下町の町並みが復元されている。

途中にある中級の武士屋敷は、中庭に井戸があり、農機具などを置く大きな倉庫も備えた立派な屋敷である。

案内をしたくれた方の話では、最盛期にはこの城下町に1万から1万五千人ぐらいが住んでいたそうである。
現在も発掘調査が続けられているそうである。
見学後、午後2時過ぎ遺跡を後にする。
福井市内の日帰り温泉で汗を流した後、北陸道、工事で渋滞する名神道を走り、午後6時半ごろ名古屋へ帰ってくる。
今日の山行は、悪天のため急遽行き先を変えての山行であった。
一乗谷朝倉氏の一乗谷城があった一乗城山は、途中には千畳敷跡や三の丸などかつての城の遺跡が点在しており、歴史を偲びながら歩くことが出来た。
下山してから訪れた一乗谷朝倉氏遺跡は、朝倉氏5代、103年にわたる戦国時代の遺構が点在しており、歴史の栄枯盛衰を感じて感慨深かった。
織田信長によって滅ぼされ、400年近く歴史に埋もれていた遺跡が、昭和42年からの調査で、朝倉氏館跡をはじめ、武家屋敷や職人たちの町屋などが発掘され、現在もなお続けられている。
まるでイタリアポンペイ遺跡を見るようだった。
この頃は、歴史を訪ねながらの山行が続いている。
山遊人
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