鈴鹿の春を楽しむ:鎌ヶ岳
2022年4月25日(月)
鈴鹿山脈:鎌ヶ岳(1161m)
鎌ヶ岳周辺のアカヤシオの花がぼちぼち咲き出していることを予想して、所属支部の山行で「鎌ヶ岳」へ登る。
当初は、馬の背尾根を登り、長石尾根を下る予定でいたが、近年馬の背尾根の登山口にある山嶽寺が私有地の通過を禁止しているという情報を得て、長石谷を詰めて鎌ヶ岳へ登ることに変更する。

【地形図(1/25000)】:御在所山

【コースタイム】
中道駐車場(7:28)~長石谷登山口(7:31)~犬星の滝(9:03)~岳峠上(10:25/35)~鎌ヶ岳(10:50/11:25)~三ツ口谷分岐(12:18)~弥一ヶ岳(12:58)~長石谷登山口(13:45)~中道登山口(13:50)
【天気】 晴れ

朝6時半過ぎに集合し、湾岸道、新名神道を走り、湯の山へ向かう。
現在鈴鹿スカイラインが蒼滝トンネルの工事が行われており、連休前まで通行止めになっている。
従って、湯の山温泉街の中の道を上り、午前7時15分頃中道駐車場まで行く。
空いているか心配したが、平日の早い時間だったので、まだ余裕を持って駐車できる。

現地の天気は、暑くなりそうではあるが、晴れていい天気である。
7:35、準備をして、車道を少し下り、長石(ながいし)谷登山口へ行く。

すぐに飛び石伝いに谷を渡り、登山道に取り付く。

右に長石尾根への道を分け、谷に沿った道を行く。
まだまだ鈴鹿名物の昼は出ないと思っていたが、2,3人が足元から這い上がってくる昼に遭遇した。
年々ヒルの出現範囲が広がり、時期も早まっている感じがする。
2ヶ所ほど大きな堰堤を巻くように登り、岩のゴロゴロする谷を何度か左右に渡り返しながら行く。

1時間ほど谷を詰めた左岸に小さいがイワザクラの群落がある。

鈴鹿でイワザクラを見るのは初めてである。
以前はもっとあったらしいが、現在残っているのは鈴鹿では貴重な花だそうで、大切にしたいものである。

歩き始めて、1時間半ほどたった、午前9時過ぎ、右手の谷から「犬星の滝」が流れ落ちている横を行く。

徐々に谷が浅くなり、明るい雑木林の中の道を行く。

益々傾斜がきつくなる谷を詰めて、午前10時半、岳峠の少し上の鎌ヶ岳北面の岩壁が見えるところで少し休憩する。
北には山腹に点々とアカヤシオが咲く鎌尾根が聳えている。

少し休んだ後、最期の急坂を15分ほど登り、10:55、鎌ヶ岳山頂に立つ。

スカイラインが通行止めのため、湯の山の方から武平峠を経ては登ってこられなく、山頂はそんなに混んでいない。
御在所岳や雨乞岳などが見える山頂から少し下がった所で、昼食を食べて休憩する。

ゆっくりと休んだ後、11:25、長石尾根を下山にかかる。
山頂にあるアカヤシオはまさに満開である。

アカヤシオが多く咲く急なザレ場の尾根道を下っていく。


足元には小さなタテヤマリンドウの花もたくさん咲いている。

我々が下り出す頃より頭上を警察の救助用ヘリコプターが何回も旋回している。

どこかで事故か遭難でもあったのではないかと思いながら下っていく。
家に帰ってネットでニュースを検索すると、やはり鎌ヶ岳近くで道迷い事故があったようです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/f6f3a0bdc6346e950b0422967e8bd4ec4f941326
途中で左手に三ツ口谷への道を分けて、アカヤシオのトンネルの尾根道を更に下っていく。


アカヤシオの花を透かして、御在所岳の山頂方面が見える、

下るにつれ、下の方では花はすでに散り始めており、ピンクの花がたくさん落ちている道を行く。

少し登り返して、午後1時前、弥一ヶ岳山頂に出る。

樹林帯に入り、急坂を下っていくと、道の両側にはコイワカガミが群れて咲いている。

急な尾根道を下り、登りに採った長石谷道と合流し、谷を渡って、13:45、長石谷登山口に着く。
5分ほど車道を歩き、13:50、中道駐車場へ戻ってくる。
帰りに湯の山の日帰り温泉で汗を流したのち、東名阪道を走り、午後4時前名古屋へ帰り解散する。
久し振りに登った長石谷道であったが、今朝まで雨が降っていて滑りやすかったこともあり、結構緊張しながら歩いた。
歩いている途中ではイワザクラやアカヤシオの他にもリンドウ、イワウチワ、イワカガミなど色々な花を楽しめた山行であった。
新緑真っ盛りの春本番の鈴鹿の山を楽しめた。
鈴鹿山脈:鎌ヶ岳(1161m)
鎌ヶ岳周辺のアカヤシオの花がぼちぼち咲き出していることを予想して、所属支部の山行で「鎌ヶ岳」へ登る。
当初は、馬の背尾根を登り、長石尾根を下る予定でいたが、近年馬の背尾根の登山口にある山嶽寺が私有地の通過を禁止しているという情報を得て、長石谷を詰めて鎌ヶ岳へ登ることに変更する。

【地形図(1/25000)】:御在所山

【コースタイム】
中道駐車場(7:28)~長石谷登山口(7:31)~犬星の滝(9:03)~岳峠上(10:25/35)~鎌ヶ岳(10:50/11:25)~三ツ口谷分岐(12:18)~弥一ヶ岳(12:58)~長石谷登山口(13:45)~中道登山口(13:50)
【天気】 晴れ

朝6時半過ぎに集合し、湾岸道、新名神道を走り、湯の山へ向かう。
現在鈴鹿スカイラインが蒼滝トンネルの工事が行われており、連休前まで通行止めになっている。
従って、湯の山温泉街の中の道を上り、午前7時15分頃中道駐車場まで行く。
空いているか心配したが、平日の早い時間だったので、まだ余裕を持って駐車できる。

現地の天気は、暑くなりそうではあるが、晴れていい天気である。
7:35、準備をして、車道を少し下り、長石(ながいし)谷登山口へ行く。

すぐに飛び石伝いに谷を渡り、登山道に取り付く。

右に長石尾根への道を分け、谷に沿った道を行く。
まだまだ鈴鹿名物の昼は出ないと思っていたが、2,3人が足元から這い上がってくる昼に遭遇した。
年々ヒルの出現範囲が広がり、時期も早まっている感じがする。
2ヶ所ほど大きな堰堤を巻くように登り、岩のゴロゴロする谷を何度か左右に渡り返しながら行く。

1時間ほど谷を詰めた左岸に小さいがイワザクラの群落がある。

鈴鹿でイワザクラを見るのは初めてである。
以前はもっとあったらしいが、現在残っているのは鈴鹿では貴重な花だそうで、大切にしたいものである。

歩き始めて、1時間半ほどたった、午前9時過ぎ、右手の谷から「犬星の滝」が流れ落ちている横を行く。

徐々に谷が浅くなり、明るい雑木林の中の道を行く。

益々傾斜がきつくなる谷を詰めて、午前10時半、岳峠の少し上の鎌ヶ岳北面の岩壁が見えるところで少し休憩する。
北には山腹に点々とアカヤシオが咲く鎌尾根が聳えている。

少し休んだ後、最期の急坂を15分ほど登り、10:55、鎌ヶ岳山頂に立つ。

スカイラインが通行止めのため、湯の山の方から武平峠を経ては登ってこられなく、山頂はそんなに混んでいない。
御在所岳や雨乞岳などが見える山頂から少し下がった所で、昼食を食べて休憩する。

ゆっくりと休んだ後、11:25、長石尾根を下山にかかる。
山頂にあるアカヤシオはまさに満開である。

アカヤシオが多く咲く急なザレ場の尾根道を下っていく。


足元には小さなタテヤマリンドウの花もたくさん咲いている。

我々が下り出す頃より頭上を警察の救助用ヘリコプターが何回も旋回している。

どこかで事故か遭難でもあったのではないかと思いながら下っていく。
家に帰ってネットでニュースを検索すると、やはり鎌ヶ岳近くで道迷い事故があったようです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/f6f3a0bdc6346e950b0422967e8bd4ec4f941326
途中で左手に三ツ口谷への道を分けて、アカヤシオのトンネルの尾根道を更に下っていく。


アカヤシオの花を透かして、御在所岳の山頂方面が見える、

下るにつれ、下の方では花はすでに散り始めており、ピンクの花がたくさん落ちている道を行く。

少し登り返して、午後1時前、弥一ヶ岳山頂に出る。

樹林帯に入り、急坂を下っていくと、道の両側にはコイワカガミが群れて咲いている。

急な尾根道を下り、登りに採った長石谷道と合流し、谷を渡って、13:45、長石谷登山口に着く。
5分ほど車道を歩き、13:50、中道駐車場へ戻ってくる。
帰りに湯の山の日帰り温泉で汗を流したのち、東名阪道を走り、午後4時前名古屋へ帰り解散する。
久し振りに登った長石谷道であったが、今朝まで雨が降っていて滑りやすかったこともあり、結構緊張しながら歩いた。
歩いている途中ではイワザクラやアカヤシオの他にもリンドウ、イワウチワ、イワカガミなど色々な花を楽しめた山行であった。
新緑真っ盛りの春本番の鈴鹿の山を楽しめた。
山遊人
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