2022年2月26日(土)南信州:蛇峠山(1664.4m)コロナによる自粛規制を守り、1月からほぼ2か月間、山に行くのを自粛していた。
天気を見ていると、明日は晴天になることが予想される天気予報が出ている。
いてもたってもいられず、信州の雪山の山頂からアルプスを見ようと、比較的簡単に登れる「蛇峠山」へ、山仲間と出かける。

【1/25000 地形図】浪合
【コースタイム】治部坂スキー場駐車場(7:54)~蛇峠山登山口(8:18)~遊歩道分岐(8:38)~馬の背(9:05/10)~烽火台(9:54)~蛇峠山(10:10/15)~烽火台(10:20/50)~馬の背(11:34)~治部坂スキー場駐車場(12:15)
【天気】 快晴

2,3日続い冬型の気圧配置がやっと緩み、今日は風も弱い晴天が期待される。
朝6時前に名古屋を出発し、中央道を走って園原ICを出る。
昼神温泉を抜けてR153を南下する。
午前7時40分ごろ治部坂スキー場の駐車場に着く。
現地の天気は、気温はー7,8℃ほどと低いが、風もない素晴らしい晴天である。
時間がまだ早いためか、スキー客よりは登山者の車が多い。
多くの人が大川入山へ登る登山者のようである。
今日は、雪山を歩き、途中スノーシューなどで遊ぶつもりである。
準備をして、7:54、別荘地の中を通って蛇峠山を目指す。

少し別荘地内の林道を歩き、途中から登山道に入る。
そこからは道が踏み固められて滑りやすいので、軽アイゼンを装着する。
20分ほど急坂を登り、再び林道に出る。

そこから再び登山道が続いているが、我々はそのまま林道を上っていく。
午前9時頃、「馬の背」手前の駐車場広場に着き、少し登って馬の背に行く。

馬の背の展望台からは、乗鞍岳から穂高岳、中央アルプス方面が一望できる。

(乗鞍岳と穂高連峰)

(中央アルプス)

(南アルプス:仙丈ヶ岳)
端正なピラミダルな形をした大川入山が近い。

駐車場広場まで戻り、再び登山道を登っていく。
40分ほど急坂を登り、たくさんの電波塔横を通って、9:54、狼煙台に着く。
そこに荷物を置き、5分ほど登って蛇峠山山頂に着く。

山頂にある展望台に登ると、南アルプス連峰が一望できる。

気温が低いので、木の枝にはツララがぶら下がっている。

再び烽火台まで戻り、一点の雲もない青空の下、昼食を食べながら大展望を楽しむ。
御嶽山や乗鞍岳、北、中央、南アルプスなどの大パノラマが広がる。


(御嶽山、乗鞍岳、穂高連峰)

(乗鞍岳と穂高連峰)

(中央アルプス)

(南アルプス:白根三山と塩見岳)

(荒川岳、赤石岳、聖岳、光岳)
ゆっくりと休憩していると、ボチボチと他の登山者も登ってくる。
眺望を堪能した後、10:50、下山にかかる。
帰りは、スノーシューを履いて、雪山を楽しみながら下る。

登ってきた道を1時間半ほどで下り、12:15、駐車場へ戻る。
帰りに、昼神温泉で日帰り湯に入り、中央道を走って、午後3時過ぎに名古屋へ帰る。
今年初めての雪山山行であったが、素晴らしい晴天に恵まれて、山頂からの大展望を堪能できた。
蛇峠山は標高差もそんなになく、登りもきつくないので、アイゼンやスノーシューで雪山を遊ぶには適した山である。
ずっとたまっていたコロナ禍によるストレスが解消された楽しい山行であった。
山遊人