2021年10月29日(金)南信州:富士見台(1739m)山仲間2人と一緒に、眺望を楽しもうと、南信州の富士見台へ山行する。
【コースタイム】神坂神社(7:30)~分岐(8:35/40)~萬岳荘(9:25/35)~富士見台(10:03/38)~神坂山(11:07)~萬岳荘(11:20)~分岐(12:02/10)~林道出合(12:40)~神坂神社(13:03)
【天気】 快晴
朝6時に集合し、中央道を走る。
園原ICを出て、神坂神社への林道を上り、午前7時半前に神社前の駐車場に着く。
すでに先客の車が1台止まっている。
現地の天気は雲もない素晴らしい晴天である。
7:30、現地で待ち合わせた一人を加えて3人で、神坂神社境内から出発する。
境内を抜けて林道に上がり、富士見台への古代東山道カラマツコースを登り始める。
杉林の中の暗い道をジグザグに急登する。
50分ほど登って尾根上に出て少し下り、8:35、古代東山道ブナコースとの分岐に出て休憩する。
休憩後、やや黄色く色づき始めたカラマツ林が続くゆるやかな道を行く。
途中では紅葉がかなり進んでいるところもある。
旧牧場跡の池之平を過ぎ、西側の谷を隔てた斜面に朝日が当たり紅葉がきれいである。
分岐から50分ほど歩き、萬岳荘前に着いて少し休憩する。
萬岳荘からはコンクリートで舗装された道を上がり、恵那山へと続く笹原の稜線上に出る。
東の笹原の向こうに南アルプス南部の荒川三山、赤石岳、聖岳などが少し新雪を頂いて聳えているのが見える。
神坂避難小屋を過ぎ、富士見台へと続く尾根上に出る。
西北方面に、御嶽山や乗鞍岳が真っ青な空に浮かんでいるのが目に飛び込んでくる。
(御嶽山)
(乗鞍岳)
乗鞍岳の北には、雲の間から穂高連峰が頭を出している。
北の方には、中央アルプス方面も見えている。
東に目をやると、南アルプスの山々も一望できる。
(白根三山)
(荒川三山と赤石岳)
笹原の中の道を登って富士見台山頂を目指す。
10:03、誰もいない富士見台の山頂に立つ。
山頂からは360度の大展望が広がる。
(中央アルプス)
(白根三山)
(塩見岳)
(荒川岳、赤石岳、聖岳)
山頂で軽く食事をして休んでいると、神坂峠まで車やバスで来たハイカーが次々と登ってくる。
11:38、山頂が混んできたので早々に下山にかかる。
神坂山へと続く笹原の向こうに恵那山を見ながらのんびりと下っていく。
神坂避難小屋前で左折れして神坂山をめざす。
途中にはかつて地元の中学性が落雷に遭った遭難碑が建っている。
神坂山へ登る途中、左手に御嶽山や乗鞍岳がよく見える。
11:07、大きな岩田石のある神坂山山頂に着く。
神坂山からの下山の途中、前方に見える富士見台の笹原が美しい。
左手には、どっしりとした恵那山が聳えている。
15分ほどで萬岳荘手前に下り、左に折れて登ってきた道を下る。
12:02、東山道分岐に出て、下りは右手のブナコースをいく。
こちらの道から見える山肌の紅葉もかなり進んでいる。
赤や黄色のモミジの紅葉も美しい。
30分ほど下り、林道出合に飛び出す。
林道を30分弱下り、13:03、神坂神社駐車場に戻ってくる。
帰りに、日帰り温泉に立ち寄った後中央道を走り、午後4時過ぎ名古屋へ帰る。
今日は、一年に何度もないような、これ以上望めないほどの晴天に恵まれた山行であった。
一点の雲もない真っ青な青空の下、南、中央アルプスや御嶽山、乗鞍岳など、山頂に新雪を頂いた山々の絶景を堪能できた。
今年はどこの山も紅葉が少し遅れ気味だと聞いていたが、登る途中では結構美しい紅葉にも恵まれた楽しい山行であった。
山遊人