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紅葉に染まる山肌:大川入山
2020/10/29(Thu)
2020年10月28日(水)

南信州:大川入山(1908.3m)

蛇峠山から2日前に見た大川入山の紅葉を見たくて急遽計画した山行である。
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地理院地図

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【天気】 薄曇り時々晴れ


【コースタイム】
大川入山登山口(8:25)~横岳(9:25/9:30)~P1684(10:10)~最低鞍部(10:35/10:40)~大川入山(11:18/11:50)~最低鞍部(12:22)~横岳(13:27/13:32)~登山口(14:15)



午後から曇りがちの天気になる予報が出ている。
朝6時半に集合し、中央道を走り、園原ICを出る。
昼神温泉からR153を南下し、治部坂へ8:15頃に着く。
車で5分ほど入った登山口に駐車する。
薄曇りの天気の中、8:25、横岳へ向けて出発する。
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沢を渡り尾根上に出て、木の根の露出した尾根をしばらく登る。
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紅葉が真っ盛りの横岳から出ている東尾根を登っていく。
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途中で木の間から北に大川入山がそびえているのが見える。
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1時間ほどかかり展望のない横岳山頂に着く。
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横岳からは大川入山へと続く尾根をアップダウン繰り返しながら歩いていく。
中腹には雲海が広がっているが、尾根上は天気がいい。
道の両側には真っ赤に色づいたドウダンツツジが多い。
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途中では赤や黄色に色づいた山腹がきれいである。
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20分ほど歩いて展望台まで出ると、南アルプス方面が薄っすらと見えている。
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小さなアップダウンを繰り返し、10:35、尾根の最低鞍部に着く。
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少し休んだ後、大川入山まで300m近くの最後の登りに取り付く。
しばらく樹林帯を登り、カラマツ林を抜けると、笹原の草原に出る。
期待していた笹原の中に点々と真っ赤なドウダンツツジが立つ景色(赤い羊)にはやや遅かった。
すでにドウダンツツジは葉を落としていた。
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最後の笹原の急登を登っていく。
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11:18、3組の登山者が憩う二等三角点の山頂に立つ。
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山頂の少し先からは恵那山も見える。
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東には飯田の街の向こうに仙丈ヶ岳などの南アルプスが霞んで見える。
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昼食を食べてゆっくりと休んだ後、11:50、登ってきた道を下山にかかる。
少しく下ると、悪沢岳、赤石岳、聖岳も見えてくる。
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笹原の尾根道を快適に下っていく。
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上から見下ろす紅葉風景も美しい。
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紅葉のカラマツ林の向こうには、2日前に登った蛇峠山もよく見える。
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30分ほどで最低鞍部まで下り、また少し登り返して紅葉の美しい尾根道を下っていく。
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横岳を過ぎて、紅葉の落ち葉が降り敷く尾根道を下る。
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紅葉を楽しみながら2時間半弱歩き、14:15、登山口に下り立つ。

中央道を走り、午後5時過ぎ名古屋へ帰る。



急に思いついて出かけた山行であったが、心配していた天気も何とか一日持ってくれた。
山頂付近の笹原の中のドウダンツツジの紅葉はすでに盛りを過ぎていたが、途中の山腹の色とりどりの紅葉は期待以上であった。
南信州の最後の紅葉の山を楽しめた山行であった。
山遊人

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南信州の大展望の山:蛇峠山・網掛山
2020/10/27(Tue)
2020年10月26日(月)

南信州:蛇峠山(1664.4m)・網掛山(1133.2m)

所属山岳会支部の山行で、南信州の「阿知セブンサミット」に選定されている蛇峠山と網掛山へ山行する。

【蛇峠山】
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地理院地図

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【天気】 快晴


【コースタイム】
馬の背(8:50/9:03)~蛇峠山(9:40/9/50)~狼煙台(9:50/10:05)~馬の背駐車場(10:30)



朝7時前に出発し、中央道を走って園原ICを出る。
昼神温泉を通り、R153を南下する。
ちょうど道路工事をやっており、何度も一方通行で止められる。
午前8時過ぎ治部坂スキー場駐車場に着き、スキー場横別荘地内の林道を走り、8:50、馬の背下の駐車場に着く。
素晴らしい晴天が広がっている。
電子基準点前を通り馬の背に上がる。
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馬の背からは、北東すぐ近くに三角錐の端正な形をした大川入山がそびえているのが見える。
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真北には中央アルプスが連なっているのが見える。
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北東には新雪の来た乗鞍岳や穂高方面も見えている。
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馬の背から林道に沿って付けられた登山道を登っていく。
周囲の紅葉はかなり進んでおり、赤や黄色に色づいた林がきれいである。
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30分ほど登って林道に出て、電波塔や雨量計が林立する山頂近くに出る。
一旦少し下り、再び登り返して、9:40、展望台の建つ蛇峠山に着く。
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ここの山頂は展望があまりよくないので、すぐに下って狼煙台の展望地に行く。
ここからは何も遮るもののない360度の大展望が広がる。
南には南アルプス連峰が一望出来る。
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白根三山は山頂近くが新雪で少し白くなっている。
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荒川三山や赤石岳、聖岳も立派である。
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遠く、御嶽山、乗鞍岳、穂高連峰なども見えている。
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(穂高連峰)

ここからの大川入山の姿も美しい。(後ろには恵那山山頂が少し見える)
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15分ほど眺望を堪能し、いつまでも去りがたい気持ちを後に下山にかかる。
道端にはリンドウの花がポチポチと咲いている。
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30分ほどで馬の背の駐車場に戻ってくる。



次の山「蛇峠山」へ向かいR153を戻る。
11時過ぎ、途中の「おにひら蕎麦」に立ち寄り、キノコのかき揚げ付きのざる蕎麦を食べる。
この辺りでは有名な蕎麦屋さんのためすでに満席状態で賑わっている。

【網掛山】
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地理院地図

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【コースタイム】
駐車地点(12:00)~登山口(12:10)~網掛峠(12:42/12:50)~網掛山(13:13)~東展望台(12:25/12:35)~大平神社(14:05)~駐車地点(14:11)



美味しく頂いたのち、R153を少し走り、網掛山登山口近くの路肩に駐車する。
準備をして、12:00、出発し、左折れして古代東山道となっている網掛峠への道に入る。
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すぐに登山口に着き、獣除けのゲートを抜けて林道をしばらく歩いていく。
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途中で林道から登山道に変わり、ジグザグの道を登り、12:42、網掛峠に着く。
峠上にある四阿で少し休憩する。
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峠から少し急になる尾根道を登り、13:13、展望のない網掛山山頂に着く。
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山頂から北東へ続く尾根を行き、少し下がった所にある手作りの東展望台に立ち寄る。
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東側が開けた展望台からは、眼下の伊那谷の向こうに南アルプスが一望できる。
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(仙丈ヶ岳、白根三山、塩見岳)

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(荒川三山、赤石岳、聖岳)

眺望を楽しんだ後、南東尾根を下山する。
落ち葉の降り敷く急なジグザグの道を30分ほど下る。
林道に出て、大平神社横を通り、14:11、駐車地点に戻ってくる。

中央道を走り、午後5時前に名古屋へ帰る。



「阿知セブンサミット」シリーズ登山の最後の山行であった。
一点の雲もない秋空のもと晴らしい晴天に恵まれて2山を登頂出来た。
両山とも1時間少しで登ることが出来る山であるが、山頂付近からの眺望に優れた山であった。
特に蛇峠山の狼煙台からの眺望は、この辺りの山々の中では超一級品であった。
紅葉の始まった中、眺望を楽しみながらのんびりと歩くことが出来た山行であった。


山遊人

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奥越の百名山:荒島岳
2020/10/22(Thu)
2020年10月20日(火)

奥越:荒島岳(1523.4m)

登山学校OBの皆さん6名と、福井県大野市にある日本百名山の荒島岳へ山行する。
今回は、『日本百名山』の著者、深田久弥氏が登った中出(なかんで)ルートから登る計画である。
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地理院地図

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【天気】 快晴


【コースタイム】
中出駐車場(8:54)~中出登山口(9:01)~小荒島岳(11:03/11:13)~シャクナゲ平(11:33)~中荒島岳(12:21)~荒島岳(12:38/13:10)~シャクナゲ平(13:55/14:00)~中出駐車場(15:48)



移動性高気圧に覆われていい天気になりそうである。
朝6時半に集合し、東海北陸道を走る。
白鳥ICから油阪峠道路を走り、九頭竜ダムに沿ってR158を西進する。
大野のまでは、現在中部縦貫道の工事が進んでおり、ダンプなどの工事用車両の通行が激しい。
各所で工事が行われており、何度も一方通行で止められる。
大野市に入り、蕨生の交差点で左折れする。
集落の中でまた左折れし、林道を5分ほど走り、午前8時半過ぎ中出駐車場に着く。
4,50台は止められそうなトイレも設置されたきれいな駐車場には先客の車が3台止まっている。
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(案内板)

準備をして、8:54、しばらくは林道を歩いていく。
5分ほどで荒島岳登山口の標識に従って左の細い林道に入る。
途中2,3回林道を横切り、50分ほどで本格的な登山道になる。
谷に沿った道を登り、1時間ほどで尾根上に乗り、ブナなどの明るい道を登っていく。
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P1040を巻いて山腹の登り、2時間ほどで小荒島岳への分岐に出る。
分岐を左へ2,3分登り登り、11:03、小荒島岳山頂に着く。
山頂からは360度の展望が広がる。
すぐ東には荒島岳が近く大きくそびえている。
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北には3日前の雪も消えた白山連峰がそびえているの。
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遠くには霞んでいるが、白い乗鞍岳?が見える。
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白山連峰の前には昨年秋に登った経ヶ岳が近い。
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南には大野盆地のはずれに、今年の残雪期に登った銀杏峯や部子山が緩やかに聳えている。
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展望を堪能した後分岐に戻り、その先やや色づき始めたブナの森を歩いていく。
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20分ほど歩き、11:33、勝原(かどはら)コースとの合流点のシャクナゲ平に着く。
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シャクナゲ平から少し下り、右に佐開(さびらき)コースを分け、「もちがかべ」の急登に取り付く。
あえぎながら急坂を登り切り、眺望の開けた尾根上に出る。
やや雲がかかり始めたが、白山連峰が見えてくる。
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途中で中荒島岳を越えて、最後の急坂を登り、12:38、荒島岳山頂に着く。
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一等三角点の山頂には大きな方向指示板が設置されている。
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山頂は、2,30人の登山者でいっぱいである。
中出コースでは一人しか登山者に会わなかったので、ほとんどは勝原からの登山者のようである。
我々も、山頂で眺望を楽しみながら昼食を食べて休憩する。
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眼下には大野盆地が広がっている。
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休憩後、13:10、登ってきた道を下山にかかる。
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前方に小荒島岳を見ながら下っていく。
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シャクナゲ平を過ぎ、紅葉のブナ林の中を快適に下っていく。
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途中一人の他の登山者と会うこともなく、2時間半ほどかかり、15:48、中出駐車場に戻ってくる。

帰りに日帰り温泉に立ち寄る予定でいたが、休業日で入ることをあきらめる。
白鳥ICから東海北陸道を走り、午後7時ごろ名古屋へ帰ってくる。



久し振りの中出からの荒島岳山行であった。
中出コースは、勝原コースと違って登山者が少なく、いつ来ても静かな山行が楽しめた。
(荒島岳山頂では密になるほど多くの登山者で賑わっていたが……?)
期待していた紅葉の時期にはまだ全体的に少し早かった。
久し振りに標高差1200m、4時間近い登りが続いたが、天気にも恵まれて充実した山行であった。
山遊人

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紅葉進む:大日ヶ岳
2020/10/19(Mon)
2020年10月18日(日)

両白山地:大日ヶ岳(1709m)

山仲間2人と、奥美濃にある日本二百名山の大日ヶ岳へ山行する。
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地理院地図

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【天気】 晴れのち時々曇り


【コースタイム】
ひるがの登山口(7:28)~いっぷく平(8:45/8:50)~展望台(9:48/9:55)~大日ヶ岳(10:10/10:47)~展望台(11:02)~いっぷく平(11:48/11:54)~ひるがの登山口(12:58)



前日に雨が降り、高い山ではボチボチと初雪の便りが聞こえ始めた。
朝6時前に出発し、東海北陸道を走り、ひるがのSICを出る。
R156に出て、少し先で右折し、午前7時過ぎ、ひるがの高原登山口の駐車場へ着く。
すでに20台近い車が止まっている。
2段になっている駐車場の下に駐車する。
現地は良く晴れてすがすがしい天気である。
7:28、準備をして大日ヶ岳へ向けて出発する。
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しばらくは緩やかに登っていき、送電線鉄塔を過ぎると、胸突き八丁と呼ばれる急坂に差しかかる。
100m程急坂を登り、P1273に出て左折れする。
少しずつ紅葉が始まり出した気持ちのいいブナ林の道を登っていく。
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緩やかな尾根道を登っていくと北側の木の間から白山連峰の別山方面が見えてくる。
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8:45、広くなった「いっぷく平」の休憩地に着く。
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いっぷく平からは紅葉の尾根道を気持ちよく歩いていく。
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少しずつ急になる道を登り、大日ヶ岳北東尾根に出て左折れする。
20分ほど尾根道を登り、9:48、眼前に大日ヶ岳がそびえる眺望の開けた展望台に出る。
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やや雲が出始めたが、展望台からは360℃の眺望が広がる。
北には、新雪の来た白山連峰が近い。
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東には、御嶽山から乗鞍岳、その北には槍穂高連峰、遠く剱岳まで北アルプス連峰が連なって見える。
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(御嶽山)

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(乗鞍岳)

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(槍穂高連峰)

眺望を楽しんだ後、最後の急坂を15分ほど登り、10:10、大日如来像が祀られている一等三角点の大日ヶ岳山頂に着く。
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山頂はすでに大勢の登山者で賑わっている。
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山頂からも白山連峰や槍穂高連峰がよく見える。
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(左から三ノ峰、別山、白山)

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(槍穂高連峰)

すぐ南には桧峠から登ってくる鎌ヶ峰が近い。
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山頂で、早めの昼食を食べてゆっくりと休憩する。
30分ほど休んだ後、10.47、登ってきた道を下山にかかる。
次々に登ってくる登山者とすれ違いながら、紅葉の広がる尾根を快適に下っていく。
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2時間ほど下り、午後1時前、ひるがの登山口に下り立つ。

東海北陸道を走り、午後3時前名古屋へ帰ってくる。



久し振りのひるがの高原からの大日岳山行であった。
雨後のすがすがしい天気に恵まれ、展望台や山頂からは白山連峰や北アルプス連峰などの眺望が堪能出来た。
さすがに人気が高い山で多くの登山者が登ってきていた。
ブナ林などの秋の紅葉の山を楽しめた山行であった。
山遊人

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紅葉の立山:雄山
2020/10/09(Fri)
2020年10月7日(水)~8日(木)

北アルプス:立山(雄山)(3003m)

登山教室OBの皆さん4人と、1泊2日の日程で北アルプスの立山へ山行する。
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地理院地図

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【天気】

 7日(水):晴れ   8日(木):雨


【コースタイム】
7日(水)
室堂(12:10)~一ノ越(13:00/13:10)~雄山(14:05/14:20)~一ノ越(14:55/15:00)~室堂山荘(15:37)~雷鳥荘(16:05)

8日(木)
雷鳥荘(8:00)~室堂(8:25)



7日(水) 下界は曇り、室堂に着くと晴れ

朝7時に集合し、車で東海北陸道を走る。
立山ICを出て、午前10時半ごろ立山駅に着く。
現地は曇りがちの天気である。
すでに一番上の駐車場は満車状態で、一段下の駐車場に車を止める。
10時半過ぎのケーブルに乗り、美女平まで上がる。
バスに乗り継ぎ室堂まで行く。
弥陀ヶ原のあたりからはガスがかかり周囲の景色は何も見えない。
弥陀ヶ原を過ぎ室堂が近くなると、突然周囲のガスが切れ始める。
青空も出始め、立山や剱岳が見えてくる。
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11時半過ぎ、室堂に着くと、紅葉の最盛期は過ぎているが、まだ所々にで少し残っている。
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駅の外に出ると三々五々に観光客が散策している。
遊歩道脇で立山を見ながら昼食を食べる。
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目の前には立山三山もよく見えている。
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事前の計画では今日は浄土山の方へ登り、明日立山三山を縦走する予定でいた。
しかし、明日は前線の接近で天気が崩れる予報が出ている。
計画を変更して今日中に立山に登ることにする。
12時過ぎ、一ノ越に向けて歩き始める。
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少し登って振り返ると、眼下に室堂が広がり、その向こうには大日岳がそびえている。
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13:00、一ノ越に着くと展望が開け、遠く槍ヶ岳や穂高方面が見える。
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薬師岳や黒部五郎岳、笠ヶ岳もよく見える。
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黒部川のむこうには後ろ立山連峰の針ノ木岳方面が近い。
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東側の斜面では紅葉がきれいである。
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13:10、少し休んだのち、雄山に向けて登り始める。
途中多くの登山者が下ってくるのと行き交う。
急な岩尾根を1時間ほど登り、14:05、雄山山頂に着く。
雄山神社の建つピークへ登るも、夏山のシーズンを過ぎているためか神主さんはいない。
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北へ向かう縦走路の先には、真砂岳や別山の後ろに「岩の殿堂」剱岳がそびえている。
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山頂で少し休んだ後、登ってきた道を下り、午後3時前、一ノ越へと下る。
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一ノ越から室堂へ下り、途中から右に折れて室堂山荘方面を通っていく。
途中で白い冬毛に変わりだした雷鳥の親子が遊んでいるのに出会う。
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みくりが池とミドリヶ池の間を抜け、みくりヶ池温泉を経て、雷鳥荘へと下っていく。
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途中、今日の宿泊宿「雷鳥荘」が眼下に見える。
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午後4時過ぎ雷鳥荘に着くと、眼前には剣御前から立山三山に向けての山が壁のように立ちはだかっている。
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受付を済ませて和室の個室2部屋に入る。
早速、夕食までの間に温泉に浸かり疲れを癒す。
午後6時から食堂で夕食を食べる。
他にも結構な登山者や観光客が泊っている。
夕方過ぎからガスが架かり、宿外をのぞくも山は隠れて見えない。
午後8時過ぎには床に入って就寝する。
夜中に雨音で目を覚ます。
明日は予報通り雨模様に転機のようである。



8日(木) 雨

午前5時前に起床する。
やはり今日は朝から雨の天気で、今日は登らずに下山することにする。
午前6時に朝食を食べた後、午前8時に宿を後にする。
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30分ほど歩いて室堂窓まで戻りバスに乗る。
午前10時過ぎ立山の駐車場へ戻り、車で15分ほど走り、落差350mの日本最長の滝「称名滝」を見に行く。
駐車場から滝直下にある滝見台まで30分ほど歩く。
滝の飛沫を浴びながら4段にかかる雄大な称名の滝を見る。
右隣には雪解けの後や大雨の後にだけ出現する幻の滝「ハンノキ滝」も流れ落ちている。
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滝見学後、帰途に就く。
富山の街で昼食を食べた後、東海北陸道を走り、午後5時半前に名古屋へ帰る。



久し振りの立山であったが、出発前から雨の予報が出ている中での山行となった。
予報通り2日目が雨になり、予定していた立山三山縦走は出来なかった。
しかし、1日目はいい天気に恵まれて雄山にだけは登ることが出来た。
室堂から上の紅葉はすでに最盛期を過ぎていたが、所々では名残のきれいな紅葉が見られ、秋の山を十分に楽しむことが出来た山行であった。
山遊人

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