12月1日(土)湖東:太郎坊山(350m)・箕作山(372m)下見を兼ねて、滋賀県の湖東にある里山、小脇山、箕作山と太郎坊山へ山行する。

【天気】 薄曇り
【コースタイム】十三仏登山口(8:05)~岩戸山(8:35)~小脇山(8:55/9:00)~箕作山(9:22/9:28)~瓦屋禅寺(9:45/10:00)~太郎坊山(10:13/10:40)~太郎坊宮(10:54/11:09)~十三仏登山口(11:40)
朝6時半前に出発し、名神道を走り、八日市ICを出る。
R421を走り、近江鉄道八日市線を渡り、午前8時前に岩戸山麓の十三仏登山口駐車場に着く。
立派な休憩所やトイがあり、10台ぐらいは止められそうである。

8:05、聖徳太子が自ら刻まれたという摩崖仏の十三仏がある岩戸山への登山口を出発する。

階段の続く道の両側には沢山の石仏が安置されている。

30分ほどで大岩のある十三仏を通過する、

8:35、岩戸山山頂に着く。

山頂からは近江平野が眼下に眺められる。

さらに20分ほど登り、8:55、かつて佐々木氏家臣の城のあった小脇山山頂に着く。

いったん少し下り、緩やかに登り返して、9:22、箕作山山頂に着く。

箕作山からは湖北の横山岳や伊吹山方面が眺められるそうであるが、今日は霞んで見えない。
少し休んだ後、15分ほど下り、聖徳太子が建立したという瓦屋禅寺に立ち寄る。

金色の大きな観音像が立っている。

境内は紅葉の名所らしく、観光案内所バスなどで沢山の観光客が訪れている。
少し最盛期は過ぎていたが、思わぬ素晴らしい紅葉に出合うことが出来た。




紅葉を堪能した後、少し引き返し、太郎防山への道を行く。
岩場の急坂を登り、10:13、太郎坊山(赤神山)山頂に着く。

岩の上の山頂からは登って来た小脇山や太郎坊方面がよく見える。


昼食を食べて少し休憩した後、太郎坊宮への下山にかかる。
15分ほどで、太郎坊宮の夫婦岩に出る。
御利益があるという夫婦岩の大きな岩の裂け目を通り抜け展望台に出る。

下りは長い階段を下っていく。

参道登り口まで下り、ピラミダルな太郎坊山を振り仰ぐ。

右に折れて住宅街を歩き車を止めた十三仏駐車場まで戻る。
途中から振り仰ぐと太郎坊山全体が紅葉に彩られいる。

30分ほど歩き、11:40、駐車場へ戻る。
帰りに日帰り温泉「蒲生野の湯」で汗を流した後、名神道を走り、午後3時頃帰宅する。
東近江市から近江八幡市、蒲生郡にかけての湖東には3,400mの里山が多く点在する。
いずれの山々も歴史的な遺跡や神社などが多く、歴史を訪ねて逍遥するには適した山々である。
岩戸山から箕作山、太郎坊山にかけて、冬ののんびりとした里山歩きを楽しめた山行であった。
山遊人