山頂からの大展望:天蓋山
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2018/04/21(Sat)
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4月20日(金)
奥飛騨:天蓋山(1527m) 登山教室の生徒さんたち11名と一緒に、岐阜県の神岡町にある天蓋山に山行する。 ![]() ![]() 【コースタイム】 山之村キャンプ(9:48)~登山口(9:55)~雀平(11:18)~天蓋山(11:58/12:35)~雀平(13:05)~登山口(13:58)~山之村キャンプ場(14:05) 【天気】 晴れ ![]() 高気圧が張り出し晴天が予想される。 朝6時半前にレンタカーと車に分乗して出発する。 東海北陸道の高山ICを出てR41を北上する。 飛騨古川を通り、神岡の町で高原川を渡って道の駅「スカイドーム」で休憩する。 神岡からダム湖畔を走り、曲がりくねった道を峠まで上がる。 山の村トンネルをくぐり、山之村牧場を通って、午前9時半頃山の村キャンプ場前の「夕顔の駅」駐車場に着く。 ここには中川与一の小説『天の夕顔』の資料館もある。 駐車場には富山県ナンバーの車が1台あるだけである。 やや霞んではいるが素晴らしい晴天である。 ストレッチなどをして準備をする。 ![]() 9:48、念のため軽アイゼンを持って出発する。 ![]() キャンプ場内を通り、登山口からカラマツやシラカバなどが多い道を緩やかに登っていく。 ![]() 明るい谷に沿って雪解け間近かな道を登っていく。 ![]() 足元にはエンレイソウやショウジョウバカマなどがチラホラと咲き始めている。 ![]() ![]() しばらくして尾根に取り付き、急な斜面を上がる。 残雪が現れる林の中をトレースを辿り登っていく。 ![]() 傾斜が緩やかになってくると、雀平という小ピークに着く。 ![]() 目の前には笠ヶ岳から双六岳方面へ続く北アルプスの稜線が一望できる。 ![]() まだ真っ白に残雪をいただいた笠ヶ岳が大きく見える。 ![]() 山頂近くの最後の急斜面を登る。 ![]() 11:58、故田部井淳子さんが揮毫された山頂標識のある天蓋山山頂に着く。 ![]() 山頂からは360度の大展望が広がる。 特に東にはアルプスの峰々が屏風のように連なっている。 ![]() (笠ヶ岳から槍ヶ岳方面) ![]() (薬師岳方面) 南東にはうっすらと乗鞍岳も見えている。 ![]() 残念ながら西の白山方面は靄の中である。 他に誰もいない我々だけの山頂で、眺望を楽しみながらゆっくりと昼食をとる。 ![]() 食事後、全員で記念撮影をする。 ![]() 12:35、名残惜しい山頂を後に下山にかかる。 ![]() 尻制動をしたりしながら急斜面を下る。 ![]() 途中キャンプ場付近ではフキノトウがたくさん出ており、それを摘みながらのんびりと下る。 14:05、「夕顔の駅」駐車場へ下りて来る。 帰りに流葉スキー場内にある日帰り温泉に立ち寄り汗を流す。 高山ICから東海北陸道を走り、午後7時半過ぎ名古屋へ帰る。 眺望抜群の天蓋山から残雪のアルプスを眺めようと企画した山行であった。 車で3時間以上かかりやや遠い道の里であった。 しかし、それを差し引いても、山頂からはあまりある素晴らしい眺めを得ることが出来た。 また残雪期の春の山を楽しめた山行であった。 山遊人 |
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