12月15日(金)南信州:梨子野山(なしのやま)(1315m)・高鳥屋山(たかどやさん)(1398m)所属支部の仲間7人と一緒に、長野県阿智村にある「阿智7サミット」の一つの高鳥屋山と梨子野山へ山行する。

【天気】 晴れ
【コースタイム】清内路村広場(8:24)~林道終点(8:42)~梨子野峠(9:28/9:38)~梨子野山(10:06)~松沢道分岐(10:40)~高鳥屋山(11:20/12:00)~梨子野峠(13:05/13:13)~清内路村広場(13:50)
朝7時前に集合し、中央道園原ICを出て、R256を西へ走る。
清内路で右折れし、集落を抜けて林道を上がる。
前日までの雪が残り、林道終点までは入れず、右側の空き地に駐車する。
現地は晴れていい天気である。
準備をして、8:24、林道を梨子野峠に向けて歩き始める。

15分ほどで、林道終点のアンコ沢出合に着く。

出合の少し先から山道となり、沢に沿った道を上がっていく。

出発して1時間、9:28、四阿の建つ梨子野峠に着く。

東の伊那谷方面の雲の間から光がこぼれて奇麗である。

峠は御嶽山の遙拝所にもなっているが、残念ながら今日は雲の中である。

梨子野峠はかつては伊那街道が通じており、幕末には水戸浪士や赤報隊も通ったということである。

峠から左に折れ尾根道を30分ほど緩やかに登っていく。

右へ少し引き返し、展望のない梨子野山山頂に着く。

山頂から少し下がり三角点を探しに行く。
以前2回来たときは、三角点が土中に埋もれていて探すことができなかった。
現在は掘り出されて標識も立っており、容易に探すことができる。


分岐まで引き返し、カラマツ林の明るい尾根道を新雪を踏みしめながら行く。

いくつかピークを越え、10:40、松沢道との分岐に出る。

高鳥屋山への最後の急坂をジグザグに登り、11:20、山頂に立つ。

山頂からは東に南アルプス連峰が北の仙丈ヶ岳から南の聖岳まで一望できる。
ただ、手間の木立が邪魔になって北部の山々は木の間越しにしか見えないのが残念である。


眼下には飯田の街並みを見下ろすことができる。

山頂を少し下った避難小屋でゆっくりと昼食を食べる。

12:00、登ってきた道を下山にかかる、

振り返ると北に中央アルプス南端の山々が見えている。

1時間ほどで梨子野峠に下る。

梨子野峠から谷道を下っていく途中、面白い鳥の口ばしの形の岩がある。

13:50、車まで戻る。
帰りに、昼神温泉で身体を温めた後、中央度を走って午後5時ごろ名古屋へ戻る。
晴れて暖かな一日、今シーズン初めて新雪を踏んで楽しめた山行であった。
南アルプスの稜線もすっかり白くなり、いよいよ今年も冬山シーズンの始まりを感じさせる山行であった。
山遊人