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湖北の余呉湖めぐる山々周回山行
2017/11/27(Mon)
11月26日(日)

湖北:賤ヶ岳(421m)・大平良山(458m)

山仲間2人と一緒に、滋賀県の琵琶湖北にある賤ヶ岳へ山行する。
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【天気】 晴れ後薄曇り

【コースタイム】
余呉湖観光館(7:55)~大岩山(8:30)~猿ヶ馬場(8:48)~賤ヶ岳(9:25/9:46)~飯浦峠(10:05)~P340(10:38)~大平良山(11:05/11:40)~権現峠(12:04)~余呉湖ビジターセンター(12:41)~余呉湖観光館(13:05)



朝6時半前に出発し、北陸道の木之本ICを出て、JR余呉駅前にある余呉湖観光館の駐車場に午前7時半過ぎに着く。
現地の天候は、冷え込んだがまずまずの天気である。
駐車場にはまだ車はほとんど停まっていない。
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準備をして、午前8時前に登山口に向けて出発する。
江土集落を通り、5分ほどで賤ヶ岳登山口に着く。
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杉林の中を落ち葉を踏みしめながらまだ所々に紅葉が残って道を登っていく。
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8:30、大岩山山頂にある中川清秀の墓所に立ち寄る。
中川清秀は、羽柴秀吉と柴田勝家が賤ヶ岳で戦ったときの秀吉側の武将であり、初期の戦いで、柴田側の佐久間盛政軍に攻められてここで討ち死にしたということである。
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少し先の秀吉が一時陣を敷いていたという猿ヶ馬場を通過する。
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最後に雑木林の急坂を登り、9:25、賤ヶ岳山頂へ着く。
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山頂からは見下ろすと余呉湖が静かに佇んでいる。
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南には琵琶湖が横たわり、近江平野の向こうに伊吹山が見える。
賤ヶ岳七本槍の戦跡碑を示す像が建っている。
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眺望を楽しんだ後、余呉湖西側の大平良山を目指す。
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ここから先は始めて歩くコースである。
20分ほど急坂を下り、飯浦峠に出る。
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ここまでは「近江湖辺の道」の一部となっており、踏み跡もはっきりしている。
峠からは、イノシシの歩いた跡が残り、落ち葉が積もって分かりにくい急坂の道を登る。
このあたりの雑木林の紅葉も奇麗である。
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道の横には、イノシシのヌタ場があちこちに見られる。
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10時半過ぎ、P340を通る。
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尾根が広くなった所では道がわかりにくい。
方向を間違わないように地形図で確認しながら歩を進める。
11:05、眺望はあまりないが、落ち葉が降り積もった広い大平良山山頂に着く。
大平良山は賤ヶ岳より標高(458m)が少し高く四等三角点がある。
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だれもいない山頂でゆっくりと食事をとり休憩する。
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山頂にあるカエデの紅葉が素晴らしい。
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食事後、11:40、さらに北へと歩を進める。
途中には、枝が絡まり「首吊りの木」とでも名付けたくなりそうな面白い形をした木がある。
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杉林の中を下り、12:04、余呉と琵琶湖側の塩津を結ぶ権現峠に出る。
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峠から右に折れ、谷沿いの道を下っていく。
20分ほどで杉林を抜け、大きな堰堤を左手から乗り越えて林道に出る。
出口には余呉トレイルのシンボルか、熊の像が置かれている。
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林道を少し歩き、獣除けの柵を開けて川並の集落に出る。
余呉湖ビジターセンターから湖畔の遊歩道を歩く。
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湖畔にあった天女が羽衣を掛けたといわれる柳の木が秋の台風で倒れてしまっている。
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30分ほど湖畔を歩き、13:05、余呉湖観光館の駐車場に戻る。

帰りに、「あねがわ温泉」で身体を温めた後、関ケ原ICから名神道に乗り午後4時半頃に帰名する。



今日は、余呉湖を周回する山々を歩こうと計画した山行であった。
賤ヶ岳までは何度も歩いたことのある道であったが、余呉湖西側の大平良山への道は初めてコースであった。
飯浦峠から先はあまり歩かれていないようで、落ち葉で道もはっきりせず、地図読みの勉強になった山行であった。
賤ヶ岳から先は誰とも会うこともなく、散り残りの紅葉も楽しめた山行であった。
山遊人

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伊豆の山旅:天城山
2017/11/21(Tue)
11月19日(日)~20日(月)

天城山脈:万三郎岳(1406m)・万二郎岳(1299m)

登山教室の山仲間4人と一緒に、伊豆半島にある百名山の「天城山」へ山行する。
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【コースタイム】
登山者用駐車場(11:00)~四辻(11:20)~万二郎岳(12:20)~石楠立(13:05)~万三郎岳(13:35/14:45)~涸沢分岐(14:25)~101ポスト(15:10)~四辻(15:37)~登山者用駐車場(15:55)



11月19日(日) 晴れ

朝6時半に車で出発し、新東名高速道路を走る。
途中の富士市のあたりでは青空にスッキリと富士山が聳えているのが見える。
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長泉沼津ICを出て、R136を南下する。
修善寺から西に向かい、伊豆スカイラインを走る。
午前11時前に、遠笠山麓の天城高原ゴルフコースの登山者用駐車場へ着く。
平日にもかからわらず、駐車場は8分どおり埋まっている。
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駐車場のベンチで昼食を食べる。
11:30、天城縦走路登山口から出発する。
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あたりはアセビやヒメシャラの木が多い。
中には幹回りが1m近くはありそうなヒメシャラの巨木もある。
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緩やかな登りで森を抜け、四辻の分岐に出る。
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四辻から南へ進路を取り、少し傾斜がきつくなると間もなく、12:20、万二郎岳山頂に着く。
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山頂では、さすが百名山で人気が高く多くの登山者が憩っている。
少し先の木の間からは東海岸方面が見える。
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途中北方に富士山方面が見えるも、山頂には雲がかかっている。
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馬ノ背の尾根道を過ぎ、少し下ると石楠立の鞍部を通る。
徐々に傾斜が急になり万三郎岳の登りにかかる。
途中で相模灘に浮かぶ伊豆諸島の島々が見える。
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急坂を登り切り、13:35、一等三角点の建つ天城山脈最高峰の万三郎岳山頂に立つ。
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山頂からは、北方に大きくすそ野を広げた富士山が見えるが、中腹には雲がかかり山頂が少しだけ雲の間から見えるだけである。
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山頂で少し休み、下りにかかる。
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下りは、急傾斜の道を涸沢分岐まで下る。
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涸沢分岐からは山腹を大きく巻いていく。
まだ紅葉も少し残り静かな道である。
途中他の登山者とも会わず下っていくと、ヒメシャラの群落もある。
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101ポストを通り、15:37、登りに通った四辻に出る。
15:55、もう車も少なくなった登山者用駐車場に戻る。

車で東海岸に下り、伊豆大川温泉にある「踊り子の園」という旅館(民宿?)に宿泊する。
今日の宿泊客は我々5人だけである。
夕方6時半、舟盛りの新鮮なお刺身やキンメダイの煮つけなどおいしい夕食を頂く。
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明日は天気が今一なので観光することに決め、午後9時前に就寝する。



11月20日(月) 曇り

朝起きると、外は雲が多い天気である。
午前8時、女将さんに見送られて旅館を出る。
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東海岸の稲取から西へ伊豆半島を横断し、河津七滝(ななたる)を見に行く。
伊豆の踊子の像の前で記念撮影。
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遊歩道を歩き最奥の釜滝を見に行く。
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ちょうど秋の紅葉祭りが始まっており、踊り子の姿をしたキャンペーンガールもいる。
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入り口では猪鍋などの炊き出しもやっている。
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七滝一番奥の釜滝を見た後、伊豆の踊子の通った旧天城峠へと走る。
旧街道の道は狭く対向車との擦れ違いに苦労する。
重要文化財となっている天城隧道を抜ける。
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峠を下り浄蓮の滝を見に行く。
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滝の下には、石川さゆりの「天城越え」の歌碑が建っている。
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浄蓮の滝から北上し、修善寺温泉街にある人気の蕎麦屋で十割蕎麦を頂く。
40年数年振りに訪れた修善寺温泉街は、紅葉が盛りで観光客も多い。
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修善寺から帰途に着く途中、西伊豆スカイラインを走り、達磨山中腹の展望台からの富士山を見に行く。
残念ながら雲がかかり、駿河湾の向こうの富士山はすそ野が見えるだけである。
晴れていれば富士山の全貌が望める素晴らしいロケーションである。
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達磨山から下山し、三島の街を通り、新東名を走って、午後6時半ごろ名古屋へ帰る。



今回は初めての伊豆の天城山山行であった。
さすが百名山だけに人気があり、たくさんの登山者で賑わっていたが、縦走路をはずれると登山者も少なく意外に静かな山行を楽しめた。
2日目の伊豆半島観光も久し振りであり、いろいろ名所旧跡を廻ることが出来た楽しいものであった。
山遊人

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初冬の風吹く:大洞山・尼ヶ岳
2017/11/17(Fri)
11月16日(木)

室生山系:大洞山(1013m)・尼ヶ岳(957.4m)

登山教室有志山行で、三重県の大洞山と尼ヶ岳へ山行する。
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【天気】 晴れ、風強し

【コースタイム】
駐車地点(9:25)~登山口(9:35)~大洞山(10:13)~雄岳(10:34)~倉骨峠(11:14/11:20)~大タワ(11:30)~尼ヶ岳(12:07/12:37)~巻道分岐(13:27)~展望台(14:04/14:14)~桔梗平(14:22)~駐車地点(14:55)



今年初めての寒波襲来予報が出ている。
当初は奥越地方の山へ山行する予定でいたが、雪予報が出ており、南の三重県地方の山へ変更する。
13人の参加で、自家用車とレンタカーに分乗し、午前6時半前に出発する。
東名阪道、名阪国道を走り、上野ICを出て、名張の街を抜け、名張川に沿ってR368を南下する。
太郎生の集落で左折れし、倉骨峠を目指すも、林道を間違えたのか、途中で途切れてしまう。
仕方がないので、国道まで引き返し、少し先のスカイランドおおぼらキャンプ場への道を登る。
大洞山登山口の少し先で空き地を見つけ駐車する。
ストレッチをして準備する。
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9:25、少し林道を歩き、大洞山登山口から登り始める。
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いきなりの階段の急登が続く。
杉林が切れ落葉樹帯になると少し傾斜が緩くなる。
山頂近くのカヤトの中を歩き、10:13、三角点のある大洞山山頂(雌岳)に着く。
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山頂からは、北に高見山や三峰山が聳えているのが見える。
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冷たい風がかなり強い中を稜線を歩いて雄岳を目指す。
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雄岳から四ノ岳を経て林道を横切り、倉骨峠に下り少し休憩する。
倉骨峠からは一ノ岳を経て大タワに出る。
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大タワから尼ヶ岳への登りにかかり、まっすぐな階段の急坂を登ると途中で巻き道コースと直登コースに分岐する。
直登コースを取り、急な滑りやすい道を直登する。
最後の急登を過ぎ、カヤトの中を登って、12:07、広い眺望の開けた尼ヶ岳山頂に出る。
他に誰もいない伊賀富士とも呼ばれる尼ヶ岳山頂で記念撮影をする。
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風を避けてカヤトの中で昼食タイムをとる。
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山頂でゆっくりと過ごした後、12:37、下山にかかる。
下りは滑りやすいので巻き道を取る。
室生の山々を見下しながら下って行く。
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倉骨峠まで下り、少し先で東海自然歩道にもなっている大洞山山腹に付けられた巻き道を行く。
この道は岩に着いた緑の苔がきれいで、ほぼ水平な歩きやすい道である。
途中の紅葉と苔の緑が奇麗である。
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分岐から40分ほど歩き、展望デッキに出る。
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休憩後、少し歩き林道の通る桔梗平に出る。
桔梗平から廃道となった林道の巻き道を行き、分かりにくい道を下って、14:55、車を駐車した地点に下山する。

帰りに御杖道の駅にある「姫石の湯」で身体を温め、夕方のラッシュで渋滞する東名阪道を走り、午後7時半前に名古屋へ帰る。



初冬の風が強く寒い日であったが、名残の紅葉も見ることが出来、晴天にも恵まれて室生山系の2山を縦走山行出来た。
山行中一人の他の登山者と会うこともなく、我々だけで独占出来た晩秋の楽しい山行であった。
山遊人

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急登の尾根を登り下りして:イブネ・クラシ
2017/11/13(Mon)
11月12日(日)

鈴鹿山系:イブネ(1160m)・クラシ(1145m)

所属山岳会の主催する登山学校の山行で、鈴鹿の奥座敷イブネ・クラシに山行する。
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【天気】 快晴

【コースタイム】
朝明(7:33)~根の平峠(8:35/8:40)~愛知川出合(9:18/9:25)~小峠(9:50/9:55)~イブネ北端(11:00)~クラシ(11:12)~イブネシ(11:30/11:55)~千種街道出合(12:28)~コクイ谷出合(13:00/13:10)~根の平峠(14:00/14:05)~朝明(14:55)



移動性高気圧に覆われいい天気になりそうである。
朝6時20分ごろに集合し、8名の参加者を得て、レンタカーで出発する。
朝明の駐車場へ7時20分ごろに着くと、すでにたくさんの車が停まっている。
7:33、準備をして根の平峠に向けて歩き出す。
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朝明のあたりは丁度モミジの紅葉が盛りである。
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1時間ほど歩いて、8:35、根の平峠に着く。
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根の平峠からタケ谷を下り、名残の紅葉の林の中を歩いていく。
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上水晶谷出合の先で右に折れ、愛知川まで下り、飛び石伝いに対岸へ渡る。
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谷の入り口には小峠への小さな案内標識がある。
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荒れた谷の中を歩き、峠直下のⅤ字谷を手足を使って登っていく。
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最後に、垂れ下がったロープをつかんで狭い小峠へとよじ登る。
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峠から右に折れ、イブネの南東尾根を登っていく。
落ち葉で隠れて分かりにくい道を急登していく。
途中では左側が切れ落ちた岩場もあり、注意しながら登っていく。
シャクナゲが現れ始めるとやや傾斜が緩やかになり、高昌山を巻きながらブナ林の中をいく。
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小峠から1時間少し登り、11:00、イブネ北端に出る。
一気に視界が開け、360度の展望が広がる。
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釈迦ヶ岳の左肩には、遠く御嶽山や乗鞍岳も見えている。
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緑の苔の生えた台地をのんびりと歩いてクラシを目指す。
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11:12、樹林の中に小さなプレートのあるだけのクラシ山頂に着く。
クラシからイブネ北端に戻り、ゆるやかに登って、11:30、イブネ山頂に着く。
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山頂の木の陰で昼食タイムをとる。
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目の前には、御在所岳や雨乞岳が近い。
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昼食後、下山にかかる。
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急斜面のイブネ南尾根をまっすぐに下り、12時半ごろ千種街道に飛び出す。
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千種街道を下り、13:00、コクイ谷出合に出て谷を渡る。
根の平峠まで緩やかに登り返し、伊勢谷を下って、午後3時前朝明へ下りてくる。

帰りに、湯の山の日帰り温泉で汗を流した後、午後5時半ごろ名古屋へ帰る。



先週に引き続き最高の天気に恵まれ、晩秋の鈴鹿を楽しめた山行であった。
バリエーション的なルートも含まれていたが、参加された皆さん順調に歩き通され、計画よりもだいぶ早く下山出来た。
イブネ・クラシのあたりは、いつ行っても割合登山者も少なく、鈴鹿の奥深さを実感できる好きな山域である。
山遊人

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小雨に煙る紅葉を愛でながら:三池岳
2017/11/09(Thu)
11月8日(水)

鈴鹿山系:三池岳(974m)

指導する登山教室の現地学習山行で、鈴鹿山系の三池岳へ山行する。
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【天気】小雨

【コースタイム】
八風キャンプ場(8:55)~お菊池(10:42)~三池岳(11:05)~八風峠(11:22/11:42)~八風谷出合(12:40/12:45)~八風キャンプ場(13:18)



前線が接近し、雨の予報が出ている中での山行である。
朝から小雨がぱらついている中、受講生等16名、指導員4名の参加で、午前7時過ぎマイクロバスで出発する。
東名阪道四日市ICを出て、午前8時半過ぎ八風キャンプへ到着する。
現地でも小雨がぱらついており、すぐに雨具を着用する。
ストレッチをした後、8:55、三池岳を目指して出発する。
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5分ほど林道を歩いた後、右手の尾根の登山道に取りつく。
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あたりの木々の紅葉を見ながら尾根道を登っていく。
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途中からは岩尾根の急登になる。
2時間近くかかりやっと傾斜が緩やかになると、左手にお菊池が現れる。
しかし、今の時期は全く水がなく、池の中に落ち葉が積もっており、知らないと気づかずに通り過ぎてしまいそうである。
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少し歩いて右側が崩壊している個所を通過する。
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池から20分ぐらい歩き、三池岳の三角点を通過する。
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少し先の県境稜線上に最高点の標識があり、そこで集合写真を撮る。
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県境稜線を少し南下し、11:22、八風大明神の石碑が建つ八風峠に着く。
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傘を差し、風を避けて木陰で昼食を食べる。
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計画では、ここから中峠を越え段木尾根を下る予定でいたが、雨やガスの中大勢で下るのは少し危険なので峠から直接下ることにする。
昔の八風街道の道はよく手入れされており、途中には旅人の安全を祈って「坂中の地蔵」が祀られている。
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あたりの紅葉を愛でながらジグザグに下っていく。
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大きなカエデの紅葉がちょうど見頃である。
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峠から1時間ほど下り、八風谷を渡って堰堤上に出る。
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さらに谷を下り、しばらくで林道に出て、13.18、バスの待つキャンプ場登山口に着く。

帰りに湯の山の日帰り温泉で冷えた身体を温めた後、東名阪道を走り、午後3時半過ぎ名古屋へ帰る。



久し振りに雨の中の登山教室であったが、そんなにひどい雨にはならずガスに煙る紅葉を楽しみながらの山行になった。
下りのコースを変更したため時間的には余裕のある山行になった。
雨天時における歩き方や雨具のつけ方などを勉強するためには、雨の中での山行体験もいい経験になったのではないかと思う。
山遊人

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