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今年最後の山スキー:立山
2017/05/30(Tue)
5月26日(金)~29日(月)

北アルプス:立山(春山スキー)

山仲間2人と一緒に、北アルプスの立山へ山スキーに出かける。
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5月26日(金)
 雨のち曇り

最初の計画では、雷鳥沢にテントを張って過ごす予定であった。
しかし、事前の情報で、テン場のトイレが使えなく、携帯トイレを持参しなければならないということが分かる。
しかたがないので、直前になって近くの雷鳥荘を素泊まりで予約する。

今日は天気があまりかんばしくなく、午後3時過ぎまで雨の予報である。
朝6時半に集合し、東海北陸道、北陸道を走る。
立山ICを出て、玄関口の立山駅に午前10時過ぎに着く。
雨は降っていないが、曇りがちの天気である。
ケーブルカーは予想よりは空いており、すぐに乗ることが出来、美女平まで上がる。
美女平からバスに乗り換え、弥陀ヶ原を通って室堂へ昼前に着く。
途中の雪の大谷は、積雪がもうかなり減っており10m前後である。
たくさんの観光客が歩いている。
外国の団体客が多い。
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食糧等の入ったザックを担ぎ、ガスで何も見えない中、スキー板とブーツを手に持って雷鳥荘を目指す。
みくりが池はまだ雪の下である。
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30分ほど歩いて、午後1時過ぎ雷鳥荘に着く。
8畳の相部屋を我々3人で使うことが出来る。
部屋は温泉の湯で床暖房がしてあり、とても暖かい。
窓の外には立山連峰が広がるが、ガスで何も見えない。
外を覗いていると、ハイマツの間に雷鳥が飛来する。
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夕方まで奇麗なラウンジなどでのんびりと過ごす。
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地獄谷に近いため、温泉は豊富な湯が沸き気持ちのいい湯である。
夕方、地階の自炊室で夕食を作る。
蛇口からは熱いお湯も出るので、湯沸かしや洗い物が簡単である。
夕食を採っていると、窓の外で雨の音が強くなる。
部屋へ戻り、窓を開けると、外は土砂降りの雨である。
明日の天気を気にしながら、早めに床に入り就寝する。



5月27日(土) 晴れ

朝起きると一点の雲もない快晴である。
目の前の斜面が今日滑る雷鳥沢の斜面である。
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南西には奥大日岳も聳えているのが見える。
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朝食を済ませ、朝7時半ごろに宿の直ぐ前でスキーを履き、雷鳥沢のテン場まで滑り降りる。
(下に小さく5,6張張られたテン場が見えている)
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沢を渡り、シールを着け、いよいよこれから稜線上の剣御前小屋まで約500mの登りである。
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最初は別山と真砂岳との間のわりあいゆるやかな沢を詰めていく。
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徐々に急になり、雷鳥沢左岸の尾根へトラバースする。
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足下には谷までスッパリと切れ落ちており、絶対に落ちないように慎重にトラバースする。
途中のハイマツの中からライチョウ姿を現す。
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2時間以上登り、やっと夏道が通っている尾根に出る。
最後の稜線直下の雪が切れたところからはスキーを脱ぎ、午前11時前、剣御前の小屋に着く。
ボチボチとスキーヤーや登山者が登ってくる。
小屋の中で少し休憩をする。
他の二人は剣沢を少し滑り降りてみるというが、私は登り返しのことを考えて小屋で写真を撮ったりして待っていることにする。
2人は剣沢に向かって滑り降りる。
傾斜は雷鳥沢のような急傾斜ではなく滑りやすそうである。
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稜線上で少し待っていると、ガスが切れて剱岳が頭を現す。
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眼下には八峰の鋭鋒がそそり立っている。
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午後1時前、剣沢小屋手前まで滑り降りた仲間が返ってくる。
午後1時過ぎ、シールを外し、いよいよ雷鳥沢の滑降にかかる。
最初の雪面から下を覗くと急角度で落ちており、果たして自分の技術で滑り降りることが出来るのか心配になる。
華麗なスキーではないが、何とかリーダーの後をついて滑り降りる。
途中から尾根の上の滑りやすいコースを探しながら滑っていく。
残雪の時期のスキーは、コース取りが難しいことを実感する。
1,2度転んだが、30分とはかからず何とか雷鳥沢のテン場まで滑り降りることが出来る。
今までの山スキーでは最高の傾斜角度ではなかったかと思う。
下から振り仰ぎ、無事によく滑り下りたものと、我ながら感心する。
雷鳥沢のテン場から雷鳥荘までは100mの登りが待っており、スキーを脱いでザックに括り付けて急坂を登る。
午後2時前に宿へ戻り、今日一日のスキーを無事終える。
温泉へ入り、夕食を食べた後、疲れから午後7時過ぎには布団に入り眠ってしまう。



5月28日(日) 快晴

今朝も素晴らしいスキー日和になりそうである。
今日は、一の越から浄土山へ登り、山崎カールの側を滑り降りる予定である。
朝7時半過ぎ、小屋を出発し、みくりが池を過ぎてからシールを着けてスキーを履く。
途中近くのハイマツの中ではライチョウがポーズを取っている。
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一の越までは夏道に沿ったいいトレースがついており、ゆっくりと登っていく。
日曜日のためか、たくさんのスキーヤーや登山者が登っていく。
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1時間ほどで一の越のコルに着く。
コルからは北の方の展望が開け、槍ヶ岳や穂高連峰などもよく見える。
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黒部側の御山谷に向けて滑り降りていくスキーヤもいる。
一の越からはスキーを担ぎ、稜線上の夏道を登っていく。
午前11時前、観測所の建つ龍王岳と浄土山の間のコルに出る。
ここからの薬師岳や五色ヶ原の眺めも素晴らしい。
北には剱岳も大きく頭を出している。
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浄土山東側斜面を気持ちよく滑り降りる。
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30分もかからず夏道まで滑り降り、山崎カールに沿ったブルドーザーが除雪した道をまっすぐに滑り降りる。
みどり池下からスキーを脱ぎ、担いで雷鳥荘まで登り返す。
午後2時前には雷鳥荘へ戻る。
部屋へ戻り、温泉に入って休んでいると、窓の外の立山連峰が夕日に赤く染まって奇麗である。
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2日間のスキー滑降を終わり、明日は帰るだけである。
満足感に満たされて、午後8時過ぎに就寝する。



5月29日(月) 晴れのち薄曇り

週末の賑わいも去り、今日は旅館の中もお客の姿が少ない。
朝早く起き、最後の温泉につかり、窓から見える奥大日岳に段々と朝日が差してくるのを長いこと見ている。
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朝食を食べた後、荷造りをして、午前8時ごろ宿を出る。
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朝は晴れていたが、だんだんと薄雲がかかってくる。
30分ほどで観光客で賑わう室堂ターミナルに着く。
ターミナルの屋上から見ていると、次々と観光客がバスで来て、雪の大谷の方へ歩いていく。
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午前9時過ぎのバスに乗り、ケーブルを乗り継ぎ、駐車場へ戻る。
時間が早いので、高山まではR41を走り、高山から東海北陸道に乗り、午後4時過ぎ名古屋へ帰る。



今回の山行は、いつかは滑ってみたいと思っていた待望の立山での春山スキー山行であった。
下から見上げた時には、あんな急斜面を果たして滑り降りることが出来るのか心配であった。
しかし、Yさんのご指導の下、無事滑り入りることが出来、感動いっぱいであった。
歳を取ってから始めた山スキーであったが、難しさと同時に楽しさも少しづつ分かってきたこの頃である。
無謀なことは避けなければならないが、この年になっても新しい楽しみが見つかり、趣味の世界がまた広がった。
山遊人





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御高覧感謝!
2017/05/21(Sun)
5月21日(日)

写真展、御高覧感謝!

お陰様をもちまして、第15回「三人の写真展」も本日無事終了しました。
800名近くの多くの方々に御高覧いただき感謝申し上げます。
この場を借りてお礼申し上げます。

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春の彩り(鈴鹿:鎌ヶ岳)

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「新緑鮮やか」(高島トレイル:百里ヶ岳)

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「初夏の湿原」(奥越:赤兎山)

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「燧ヶ岳遥か」(尾瀬ヶ原)

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「イワブクロ咲く」(北海道:十勝岳)

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「雲わく稜線」(南アルプス:小河内岳)

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「装いの秋」(北アルプス:御嶽山)

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「新春の空に」(安倍東山稜:青笹山)

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「霧氷の尾根道」(鈴鹿:釈迦ヶ岳)

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「雪稜を行く」(湖北:貝月山)


山遊人
















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夏山トレーニング:小秀山
2017/05/19(Fri)
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第15回 「三人の写真展」開催
2017/05/13(Sat)
今年も「三人の写真展」を開催いたします。
時間と興味のある方はご高覧下さい。
山遊人

写真展29
写真展29-2
         (〇印の日は会場に行っております)
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霧にけむる湖北の山:金糞岳
2017/05/11(Thu)
5月10日(水)

湖北:金糞岳(1317m)

所属する会が指導する登山教室で、滋賀県と岐阜県の境にある湖北の金糞岳へ山行する。
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【天気】 曇り時々小雨(ガスかかる)

【コースタイム】
連状登山口(8:30/8:50)~鳥越峠分岐(9:47)~金糞岳(10:32/10:38)~白倉岳(11:07/11:32)~金糞岳(12:00/12:05)~鳥越峠分岐(12:40)~連状登山口(13:25)



前線が通過した後低気圧が近づき、昼過ぎからまた天気が崩れる予報である。
昨晩からの雨が上がった6時半過ぎ、受講生等13名、指導員4名の参加を得てマイクロバスで出発する。
岐阜県の坂内村からの鳥越林道がまだ開通していないという情報を得て、滋賀県側から入ることにする。
名神道の関ヶ原ICを出て、長浜市の草野川沿いの道を高山キャンプ場まで走る。
キャンプ場からは鳥越林道を上がる。
午前8時半ごろ中津尾根の途中にある連状登山口の駐車場に着く。
曇ってはいるが、雨は降っていない。
ストレッチをして準備をする。
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8:50、登山口から尾根を登っていく。
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雪解けしたばかりの尾根道には、タムシバの白い花がたくさん咲いている。
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9時半前小朝の頭のピークに着く。(標識の標高が間違っている)
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大朝の頭を過ぎ、鳥越峠への分岐に出る。
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分岐からは、ブナ林の中を金糞岳への登りにかかる。
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何本かに枝分かれしたおおきなブナも見られる。
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このあたりの道の両側にはイワウチワの花が満開である。
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登るにつれ今度はカタクリの花が多く咲いている。
残念ながら太陽が照っていないため花は開いていない。
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だんだんと濃くなるガスの中を登り、出発して2時間ほどかかり、10:32、金糞岳山頂に着く。
全員で記念撮影をする。
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まだ時間も早いので、少し先の白倉岳を目指す。
途中にはまだ雪が残る尾根道を行く。
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晴れていれば展望の良い尾根道を少し下る。
岩場を抜けて白倉岳への登りにかかる。
このあたりにはシャクナゲが多く、少し開花が始まっている。
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所々足元にはイワナシの花も咲いている。
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30分ほどかかり、11:07、二等三角点の白倉岳山頂に着く。
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山頂で昼食タイムをとる。
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昼食後、登ってきた道を下山にかかる。
途中小雨も振り出してきたので急いで下山する。
2時間ほどかかり、13:25、バスの待つ連状登山口に降り立つ。
駐車場広場からは、ガスの切れ間から琵琶湖方面が少し見える。
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山菜取りに来ていた地元の方から岐阜県側の林道も通れると聞き、帰りは鳥越峠を通り坂内村へ下る。
途中池田温泉に入った後名神道を走り、午後5時過ぎ名古屋へ帰る。



今日は雨を心配しながらの山行であった。
ガスはかかっていたが、山行中は何とか降られずに済んだ。
この時期の湖北の山々はどこも花が多く、今回の金糞岳でもカタクリやイワウチワなどを見ることが出来た。
天気のいい日には、伊吹山や奥美濃の山々、琵琶湖なども望むことが出来るいい山である。
山遊人

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