富士山展望の山
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2017/01/23(Mon)
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1月22日(日)
箱根外輪山:金時山(1212.4m) 登山教室の引率で、箱根外輪山の金時山へ山行する。 ![]() (GPS軌跡) ![]() 【天気】 快晴 【コースタイム】 公時神社(10:40)→金時隠れ岩(11:00)→金時山(12:05/12:50)→長尾山(13:33)→乙女峠((13:55/14:00)→国道(14:55) 受講生11名、指導員4名の参加で、朝7時前にマイクロバスで出発する。 冬型気圧配置であるが、富士地方は素晴らしい晴天で、途中の車の中からも富士山がくっきりと見える。 11時過ぎ新東名の御殿場ICを出る。 R138を走り、乙女トンネルを抜けた先の公時神社前の駐車場へ10時半前に着く。 20台ほど停められる駐車場はすでに満車状態で、路肩まで停まっており、この山の人気の高さがうかがわれる。 ![]() ストレッチをして、10:40、神社前を出発する。 ![]() ゴロゴロした溶岩が固まった岩の多い道を20分ほど登ると、金時宿り石と名付けられた大岩が現れる。 金太郎が真っ二つに割ったのではないかと思うような大きな割れ目がある。 ![]() 宿り石を過ぎるころから数日前に降った残雪が表れ始める。 ジグザグに急坂を登り、11時半過ぎ仙石原から登ってきた道と合流し、稜線上に出る。 ![]() 眼下には箱根山方面と芦ノ湖が見えている。 ![]() 山頂直下の稜線の道を登っていく。 ![]() 1時間半ほど登り、12:05、金時山山頂に立つ。 山頂からは目の前にさえぎるもののない絶景が広がる。 7合目あたりまで雪をいただいた富士山の雄姿が目に飛び込んでくる。 ![]() 有名な金時娘の小屋など2軒の小屋が建つ山頂は大勢の登山者で賑わっている。 ![]() 南東には芦ノ湖の湖面が逆光に輝いて見える。 10m前後の強い風が吹いていて寒いので、山頂を少し下がった風を避けられるところで昼食を食べる。 小屋で飼われているのかやぶの中から子猫が餌をねだりに出てくる。 ![]() 昼食を食べた後、12:50、乙女峠への道を下山にかかる。 滑りやすいので、下りでは軽アイゼンをつけさせる。 前に富士山を見ながら明るい尾根道を下る。 ![]() 小ピークを越し再び上り返して長尾山を越える。 ぬかるんだ道を下り、13:55、乙女峠に降り立つ。 ![]() 峠には展望台があり、そこに上ると梢の先に富士山が頭をのぞかせているのが見える。 ![]() 峠から左に折れ、急坂をジグザグに下る。 緩やかになった木の根の多い道を下り、午後3時前国道に飛び出す。 迎えに来たバスに乗り込み帰途につく。 帰りの時間がかかるので今日は日帰り温泉委には立ち寄らない。 名古屋へ近づくにつれ、途中から雨が降り出す。 4時間近くかかり、午後7時前に名古屋へ戻る。 以前から金時山には一度登ってみたいと思っていたが、山頂からの展望は期待にたがわず1級品であった。 特に遮るものがなく大きくすそ野を引いた富士山の姿は感動的であった。 登るのにもそんなに時間がかからず、人気の高い山であることが実感できた山行であった。 山遊人 |
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思わぬ霧氷の華を見て:釈迦ヶ岳
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2017/01/12(Thu)
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1月11日(水)
鈴鹿山系:釈迦ヶ岳(1091.9m) 登山教室の月例現地学習で、鈴鹿の釈迦ヶ岳へ山行する。 ![]() (GPS軌跡) ![]() 【天気】 曇り時々雪 【コースタイム】 朝明(8:20)~鳴滝コバ(9:25/9:30)~松尾尾根分岐(10:35)~最高点(11:00)~釈迦ヶ岳(11:09/11:13)~県境稜線分岐(11:20/11:40)(昼食)~猫岳(12:07)~羽鳥峰峠(13:18)~朝明(14:20) 今年最強の冬型配置が強まりそうな天気の中での実施である。 受講生等14名、指導員4名で、朝6時半過ぎにマイクロバスで出発する。 午前8時ごろ朝明の駐車場に着く。 乗用車が2,3台停まっているだけある。 今年も雪が少なく準備してきたワカンは必要なさそうなのでバスに置いていく。 寒いので入念にストレッチをする。 ![]() 準備を整えて、8:20、釈迦ヶ岳中尾根登山口へ向けて出発する。 ![]() 谷を渡り、すぐに中尾根登山口へ出て登りだす。 ![]() しばらく登り尾根上に出ると、少しづつ雪が現れ、岩の多い道を高度を上げていく。 ![]() 1時間ほど歩き、鳴滝コバの展望地に着く。 ![]() 登るにつれあたりの木々には思わぬ霧氷が着きだし、ガスの中できれいである。 ![]() 少し路面に雪が積もり、滑りやすくなってきたので途中でアイゼンを装着する。 急坂を登り松尾尾根との分岐に出ると、風が強く益々霧氷が多くなる。 ![]() ガスの中の霧氷で幻想的な風景の中を登る。 ![]() 左側が崩壊した大ガレの尾根道を強風に吹き飛ばされないよう注意して登る。 ![]() 稜線直下の急坂を登り、11:00、釈迦ヶ岳最高点に飛び出す。 ![]() 県境稜線を10分ほど北上し、11:09、三角点のある釈迦ヶ岳山頂へ着く。 山頂で記念撮影をする。 ![]() 山頂は風が強く寒いので、猫岳への分岐を少し行った風を避けられる林の中で昼食を食べる。 ![]() 昼食後、県境稜線を北上し、猫岳を目指す。 ![]() いったん下り、再び少し登り返す。 ![]() 12:07、猫岳山頂に着く。 ![]() 猫岳からは緩やかに下っていく。 途中ガスの切れ間から四日市方面が見下ろせる。 下界はよく晴れているようである。 ![]() 振り返ると霧氷の華が咲いた山肌がきれいである。 ![]() 途中でアイゼンを外し、徐々に下って午後1時過ぎ羽鳥峰へ着き、羽鳥峰峠へと下る。 ![]() 峠から猫谷を下り、14:20、バスの待つ朝明へ戻ってくる。 帰りに、湯の山の日帰り温泉に入り冷えた身体を温める。 東名阪道を走り、午後4時半過ぎ名古屋へ帰る。 今日の山行ではワカン歩行を期待していたが、まだ積雪が少なく使用することが出来なかった。 しかし、風や気温などの条件が重なり、思わぬ幻想的できれいな霧氷を堪能することが出来た。 寒い中での山行であったが、参加された皆さん新年最初の教室山行を楽しまれたのではないかと推察する。 山遊人 |
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