11月9日(水)美濃:高賀山(1224.2m)登山教室の現地学習で、美濃の高賀山へ山行する。
【天気】 晴れ時々霰降る
【コースタイム】高賀の森(9:00)~東屋(9:23)~不動の岩屋(10:00/10:10)~御坂峠(10:40/10:50)~甲賀山(11:10/11:45)~御坂峠(12:03)~不動の岩屋(12:25/12:30)~高賀の森(13:25)
今日は今年一番の冬型配置になり、北陸方面は雪の予報が出ており寒い日になりそうである。
受講生等15名、指導員4名の参加で、マイクロバスで出発し、東海北陸道の美濃ICを出て板取川沿いを走る。
洞戸を経て、高賀神社を通り高賀の森駐車場へ午前9時前に着く。
あたりの木々は紅葉がきれいで、高賀山山頂方面も山肌が紅葉している。
ストレッチなどをして準備する。
9:00、広い登山道を登り始める。
林道を横切り、東屋のところから再び登山道に入り、紅葉の谷を登っていく。
降り敷く濡れた落ち葉に滑らないように注意して歩き、1時間ほどで不動の岩屋に着く。
ここにはかつて不動明王が祀られており、円空上人もここで修業したのかもしれない。
岩屋からさらに急になる谷を登っていく。
途中北から時々雪雲が流れ込み霰が舞い始める。
最後にジグザグに登り、10:40、稜線上の御坂峠に着く。
残念ながら今日は北の方の御嶽山などは雪雲に隠れている。
稜線上は風が冷たく防寒着を羽織る。
左に折れ紅葉真っ盛りの稜線を登る。
20分ほど登り、11:10、ほかに誰もいない高賀山山頂に着く。
山頂からは遠くの展望は利かないが、南の方には遠く伊勢湾が鈍く光っているのが見える。
最後の紅葉の先には山々が連なっている。
山頂や風を避けて少し下がったところで昼食タイムを取る。
出発前全員で記念撮影をする。
11:45、登ってきた道を下山にかかる。
1時間半ほどかかり、13:25、高賀の森に下山する。
帰りに少し先にある「モネの池」へ立ち寄る。
平日でも結構な人出である。
途中、美並にある「みなみ子宝温泉」で体を温める。
ここの温泉は長良川鉄道の駅が温泉になっており、直接プラットフォームから入ることが出来る。
入浴後、美並ICから東海北陸自動車道を走り、午後5時ごろ名古屋へ帰る。
今日は今年一番の寒い日であったが、予想よりは天気がよく、最後の紅葉の山を楽しむことが出来た。
登る途中では、今回の山行のテーマであった地図読み練習を行い、みな熱心に取り組んでいた。
安全登山のためにも是非とも習得に励んでほしいものである。
山遊人