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山遊人の徒然日記

山と写真をこよなく愛するおじさんのブログです。 山行記録や旅日記また花の写真などを中心によしなし事を載せていきます。 同好の方がみえましたらお立ち寄り下さい。
No  578

紅葉真っ盛り:鎮魂の御嶽山

9月30日(金)

御嶽山:摩利支天(2959.5m)

山仲間2人と、御岳山へ山行する。
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【天気】 快晴のち午後から曇り

【コースタイム】
飯森駅(8:48)→女人堂(9:45/9:50)→九合目覚明堂(11:10)→二ノ池(11:30)→避難小屋(11:50)→摩利支天(12:15)→避難小屋(12:30/13:00)→覚明堂(13:25)→女人堂(14:05/14:13)→飯森駅(14:55)



秋雨前線がやや南に下がり、束の間の晴天が予想されそうである。
死者行方不明者63人という最大の火山災害からちょうど2年が経った。
現場を確認し、鎮魂の祈りを捧げたいと以前から思っていたので急に出かけることにする。
朝5時に名古屋を出発し、中央道、R19を走り、木曽福島で木曽川を渡り、御嶽ロープウェイの鹿瀬駅へ午前7時半過ぎに着く。
絶好の秋晴れのもと御岳山が青空にそびえている。
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すでに10台以上の車がとまっており、始発のゴンドラを待っている。
6:30の始発のゴンドラに乗る。
上がるにつれ東に中央アルプスや八ヶ岳連峰が雲海の上にせりあがってくる。
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15分ほどで、飯森駅に着く。
樹林帯をしばらく登るとあたりのダケカンバなどの木々が色づいている。
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1時間ほどで女人堂に着く。
鳥居の前には献花が備えられている。
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このあたりはちょうど紅葉が真っ盛りである。
紅葉の山肌の向こうには乗鞍岳、槍穂高連峰も浮かんでいる。
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少し上がった展望地から見るハイマツの緑の中のナナカマドやダケカンバの紅葉が美しい。
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ガラガラの道を登っていくと背後には南アルプスも見えてくる。
塩見岳の肩からは富士山も少し頭を出している。
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急登をこなしやっと石室山荘に着くと、小屋前には献花が備えられている。
2年前の噴火の時には、この小屋へ逃げ込んで大勢の方が避難していたということである。
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さらに登り九合目の覚明堂を過ぎると間もなく稜線に出る。
強い風が吹いている稜線を二ノ池へ下る。
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かつては青い水をたたえていた二ノ池は火山灰で埋まってしまい、三分の一程度になってしまっている。
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二ノ池小屋も被害が大きく、現在修理中であった。
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少し下って賽の河原を通る。
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12時少し前、登り返して避難小屋に着く。
小屋に荷物を置いて摩利支天へ登りに行く。
鞍部まで登り、岩尾根を15分程辿り、12:15、摩利支天山頂に立つ。
ここからはいまだ登山禁止になっている剣ヶ峰がよく見える。
山頂で合掌し、噴火で犠牲になった方々を悼むと同時に、いまだ行方不明となっている方々が一刻も早く発見されることを願う。
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山頂には三等三角点が建っている。
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15分ほどで避難小屋へ戻り、昼食を食べる。
昼食後、午後1時に同じ道を下山にかかる。
午後からだんだんとガスが上がり始める。
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帰りも紅葉の山肌を見ながら快調に下る。
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途中でパラパラと雨が落ちてくる中、午後2時前に飯森駅に下山する。
だいぶ雲が厚くなってきたが、ゴンドラの中からガスの間に乗鞍や穂高が見えている。
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無事下山し、途中のホテルの日帰り温泉で汗を流し、R19、中央道を走って、午後7時半過ぎ雨が降り始めた名古屋へ帰る。



つかの間の秋晴れの中、今年初めて素晴らしい紅葉を見ることができた山行であった。
2年前の大災害の後初めて御岳山に登ったが、山頂付近は火山灰も所々に残っており、当時の爪痕が生々しい。
火山大国日本の宿命とは言え、今後このような災害が起こらないよう祈るばかりである。  合掌!
山遊人

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