8月6日(土) 晴れ
五竜山荘~大黒岳~唐松岳~唐松山荘~八方尾根【コースタイム】五竜山荘(5:18)→大黒岳(6:13)→唐松山荘(7:42)→唐松岳(8:10/8:20)→唐松山荘(8:44/8:50)→丸山ケルン(9:23)→八方池(10:23/10:30)→リフト駅(12:00)
今日も晴天のいい天気である。
5時前に一番の朝食を食べ、5:18、小屋を出る。
目の前の五竜岳が朝日に赤く輝き始める。
小屋を出るとあたりの斜面には一面にお花畑が広がっている。
白岳で右に遠見尾根道を分け緩やかに下って行く。
大黒岳へ登り、振り返ると五竜岳が堂々として大きい。
牛首のあたりの岩場が続く登りでは、唐松山荘の方から来る多くの登山者とのすれ違いにだいぶ待たされる。
最後に長いクサリ場を登っていく。
唐松山荘のあたりもお花畑が広がっている。
小屋前に荷物を置いて、唐松岳を目指す。
途中から剱、立山連峰がはっきりと見える。
途中の道端にはコマクサが咲いている。
登りの道で振り返ると唐松山荘が小さい。
20分ほどで唐松岳山頂に着く。
山頂からは360度の大展望が広がる。
北には不帰のキレットを隔てて白馬方面も近い。
東には北信方面の山々が雲の間に墨絵のように浮かんでいる。
十分に眺望を堪能したのち下山にかかる。
唐松山荘に戻り、八方尾根を下る。
土曜日のためか続々と登山者が登ってくる。
途中ではお花畑が今を盛りときれいである。
1時間半ほどで八方池まで下る。
やや雲が出てきたが、池の向こうには白馬三山が聳えている。
12:00、リフト最上部の駅に着き、リフトを2本乗り継ぐ。
兎平からはゴンドラに乗り八方の街まで下る。
タクシーを待っている間に街の食堂で昼食を食べる。
午後1時半にタクシーに乗り、扇沢まで戻る。
扇沢の駐車場で車に乗り、途中の大町温泉郷の日帰り温泉で3日間の汗を流す。
安曇野ICで中央道に乗り、午後6時ごろ名古屋へ帰る。
今回の後立山連峰縦走は、最初の日こそやや曇りがちの天気であったが、後の2日間は絶好の晴天に恵まれた。
心配していた八峰キレットから五竜岳へ至る稜線歩きも、参加された皆さん全員元気で歩き通された。
2泊3日とややハードな日程で計画したが、全員無事歩き通すことができ満足感に満たされた山行であった。
山遊人