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山遊人の徒然日記

山と写真をこよなく愛するおじさんのブログです。 山行記録や旅日記また花の写真などを中心によしなし事を載せていきます。 同好の方がみえましたらお立ち寄り下さい。
No  556

初夏の表大雪と十勝連峰を歩く(その2)

7月9日(土) 晴れ

望岳台~十勝岳~美瑛岳~望岳台

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朝起きると今日もいい天気である。
朝5時半に宿を出て、望岳台に向けて車で出発する。
10分ほどで駐車場に着くと、すでにたくさんの車が駐車している。
準備を整え、5:50、十勝岳に向けて出発する。
標高差は1100mほどある。
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目の前には噴煙を上げる十勝岳が大きく立ちはだかる。
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溶岩が流れた跡の道を緩やかに登り、30分ほどで白銀荘から登ってくる道との合流点に出る。
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更に歩みを進め、7:05、台地上に建つ避難小屋に着く。
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ここから大きく左に回り込み、だんだんと急になるガラガラの道を登っていく。
8:35、急坂を登り切ると、左側に昭和火口が大きく口を開けた台地に出る。
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火口内には残雪があり、その縁を回って緩やかに登っていく。
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大正火口のあたりからは、まだ盛んに噴煙が噴きあがっている。
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更に急な坂を100mほど登り、十勝岳北西尾根の上に出る。
最後に山頂が見えるガラガラの道を登る。
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10:10、大勢の登山者で賑わう十勝岳山頂に着く。
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山頂で少し休憩をした後北東にある美瑛岳を目指す。
一旦少し下り、草木のほとんどない広い平原を行く。
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火山岩が細かく砕かれたザクザクの道を急激に下り、山腹につけられた緩やかな道を登る。
振り返ると斜面に面白い形をした雪形が残っている。
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このあたりからはまたチングルマなどの植物が多くなる。
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少し登って美瑛岳の火口を巻いていく道の鞍部に着く。
ここからは大きな火口を覗くことが出来、その向こうに端正な三角錐の形をした十勝岳が望まれる。
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道は火口の縁を巻きながら高度を上げていく。
時々爆発で削り取られ切り立った谷を覗き見ることができる。
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最後の急坂を登り切り、12:14、美瑛岳山頂に着く。
他のパーティーが1組憩っているだけで、十勝岳とは違って静かな山頂である。
山頂からは辿ってきた岩尾根が荒々しく見える。
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昼食を食べてゆっくりと休憩をした後下山にかかる。
西に延びる急な道を一気に下り、右手に美瑛富士への道を分け、さらに樹林帯の中の急坂を下って、13:35、ポンピ沢出合に着く。
ここで冷たい雪解け水で顔を洗う。
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飛び石伝いに対岸に渡り、もう一つ雪の残る沢を越えると、道は山腹を巻きながら緩やかに登り返す。
登り切った雲の平と呼ばれるあたりは、一面にエゾコザクラ?などの花が咲き乱れており、まさに楽園である。
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何度も尾根を巻きながら、徐々に下り、小沢を渡り、14:40、十勝岳への登山道に合流する。
この頃から十勝岳の中腹より上には雲がかかり出す。
十勝岳から下山してくる登山者と混じって長い緩やかな道を下り、15:15、望岳台の駐車場に降り立つ。
車に乗り込み白銀荘へ帰り、温泉に入って今日一日の汗を流した後部屋で休憩する。
最後の晩は、富良野の街の店で夕食を食べて充実した二日間の山行を振り返る。



7月10日(日) 曇り時々雨

今日は名古屋へ帰る日である。
3日間お世話になった白銀荘を午前9時に出る。
帰りは夕方7時過ぎの飛行機なので、時間があり途中で観光地に立ち寄る。
最初に美瑛の「拓真館」に立ち寄る。
ここは、美瑛の丘を美しい写真で最初に紹介した写真家「前田真三」氏の作品を鑑賞できる記念館である。
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鑑賞後、国道を占冠まで走り、占冠ICから高速道路に乗り、帯広郊外の「十勝千年の森」へ行く。
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ここは広大な森の中に、いろいろな自然のエリアが広がっている。
途中の道にもたくさんの花が咲いている。
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園内の食堂で昼食を食べていると雷雲が通って豪雨となる。
しばらく雨をやり過ごした後車に戻り、高速で千歳空港まで走る。
空港手前でレンタカーを返した後千歳空港へ戻る。
飛行機の出発まで夕食を食べたりしながら時間を過ごす。
午後7時過ぎの飛行機に乗り、中部空港へ午後9時半ごろ到着し、無事帰名する。



今回は昨年の幌尻岳に続く北海道山行であった。
大雪山系の最高峰旭岳と十勝連峰の十勝岳の二つの百名山を巡る山旅であった。
天気にも恵まれ、北の大地北海道の雄大な山々とたくさんの花々に癒された山旅でもあった。
山遊人

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